オードリー若林 ベランダのひまわりから学んだ芸能界で生き残る道を語る

オードリー若林 ベランダのひまわりから学んだ芸能界で生き残る道を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2021年10月16日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でベランダで育てていたひまわりについてトーク。花を咲かせ終わり、枯れてしまったひまわりを見ながら考えた芸能界で生き残る道について話していました。

(若林正恭)そうそう。それで言われたんだ。そのよく行くカフェチェーンで同じ店員さんと何年も、何度も会っているから。で、あまりに熱中してたんで……その店員さん、ラジオを聞いてくれていて。「ライブが近いからかなと思って、言えませんでしたけど、さすがに……」って言われて(笑)。8時20分とかで。「本当、すいません! ごめんなさい!」って。聞こえなかったんで。閉店を。じゃあ、ジングルを打ってもらって……。

(春日俊彰)いやいやいや(笑)。

オードリー若林 AirPods Proの「外部音取り込み」モードを語る
オードリー若林さんが2021年10月16日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でAirPods Proの「外部音取り込み」モードについてトーク。使用していて気づいた意外なことを話していました。

(若林正恭)あの、ありがたいことにタトゥーシールを作ってくれて。付け焼き刃が。あれは400回記念の時でしたっけ?

(春日俊彰)いや、随分前の話だな!

(若林正恭)「400」って書いてあるタトゥーシールをね、作ってくれてね。

(春日俊彰)ついこの間の600回ですかね。

(若林正恭)ああ、そうですね。早いっすね、時が流れるっていうのは! 1年って……もう10月ですもんね!

(春日俊彰)「そう思わない」みたいなことをこの間、言ったばっかりじゃない? 「早いなとは思わない」って。

(若林正恭)で、いまだに「タトゥーシールって余っていますか?」って聞かれたりするのよ。

(春日俊彰)ああ、そうですか。ありがたいね。

(若林正恭)あとタレントさんのマネージャーさんとかがリトルトゥースで「『タトゥーシールってもうないですか?』って聞かれたんですけど、そういうの、あるんですか?」っていうの、結構いまだにあるのよ。

(春日俊彰)ああ、そう?

(若林正恭)「ああ、もう全部あげちゃったんです」って話をしていたから、もうちょっと作ってもよかったのかもね。だから次はキリがいいのが666回。オーメンの日ですかね? やっぱり。おでこに貼れる用の……。

(春日俊彰)ちょっとなんか不気味だなー。うん。

(若林正恭)オーメンなんてね、『浦安鉄筋家族』じゃないんだから。そんなの、言ってる場合じゃないんですけども。

(春日俊彰)そこも言ってるけど(笑)。本当は映画だからね。

(若林正恭)まあまあ、そんなこともあって嬉しいなって。だから、そういう風に聞いてくれている人のためにも頑張ってトークゾーンしゃべんなきゃいけないなと思ってます。それでは今からトークゾーン、行きます。聞いてください! この間ね……。

(春日俊彰)いやいや、そういう風に張らないのよ。逆に、よくないと思うよ? 歌とかだったらはまるけどね。エピソードトークの前だと……たぶん滑るぞ?(笑)。最終的に。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ! 嫌だねー。滑りたくないね。聞かれましたよ。『明日のたりないふたり』で救急搬送された時に救急隊員の方に「ライブ中、滑って転んで頭を打ったりはされましたか?」って。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

緊急搬送された時に思ったこと

(若林正恭)「失礼なこと、聞くなっ!」って倒れながらも思いましたけど。それはその意味とは違うから。実際に確認として頭を打ったかとか、いつから気分が悪かったですかとか聞かれた確認で。それで「滑って転んで頭を打ったりされましたか?」っていうのを本当に真剣な表情で聞かれて。「ああ、それはないです。それは滑ってはいないです」って。わかんなかったから。無観客だったからね。それで、救急隊員の方に聞かれて、搬送されて。病院にストレッチャーでガーッと入って。それでお医者様に来ていただいたときも第一声で聞かれました。

「あの、どういう状況だったんですか?」「お笑いライブをやってまして……」って説明して。「それでライブが終わって袖に戻った途端、足に力が入らなくて倒れちゃいました」って言ったら「ライブ中はなんか、滑って転んで頭を打ったりされましたか?」って聞かれて。「いや、それはないです」って言って。「失礼なこと、聞くなっ! 山ちゃんにも失礼だろっ!」って言いかけましたけども。

(春日俊彰)その「滑る」じゃないからね。

(若林正恭)「その『滑る』じゃないから」って言われちゃうからね。まあそれでね、ひまわりをずっと育てているっていう話をしていて。

(春日俊彰)ああ、どうなりましたか? 夏を過ぎて。

(若林正恭)夏を過ぎて10月16日ですよね。

(春日俊彰)「咲いた」ぐらいの話はいただいてるよね。

(若林正恭)そうなんですよ。で、咲いて、そこから話はしてないのかな? もしかして。でね、ひまわりっていうのをネットで調べますと、これは前にも言ったんだけど。咲くでしょう? 1輪。そしたらその下の枝分かれっていうの? してる葉っぱの茎と葉っぱの根本にまた新しい芽が出て……それが出ると、それがまた咲くという可能性もあるぐらいで言われていて。

(春日俊彰)ああ、絶対、かならずっていうわけじゃないんだね。

(若林正恭)ひとつのもので終わっていくのもいるし、次のが間から芽になって出てくることもあるっていうのを聞いて。で、3つ咲いてね、3つとも花は枯れて、本当にアメリカのアトランタで泊まったホテルのシャワーヘッドみたいになったのね。クターッと。まあ、なるでしょう? でもあれね、種を植えてから2ヶ月で咲いて。ばっちり咲いて「きれいだな」と思えたのは1週間半ぐらい。

(春日俊彰)ああ、そんなに短い?

(若林正恭)そう。だから『世界に一つだけの花』の話をするけど。花屋の店先に並んでる時点で……あれ、もう芸能界なんだよ。花屋って。

(春日俊彰)なるへそ。なかなかそこまでたどり着かない?

(若林正恭)そう。きれいに咲いて……その花びらの数が少なかったりとか、きれいじゃないやつはあそこで省かれて、テレビに出れないんだよ。テレビだけじゃないけどね、今の時代。

(春日俊彰)まあいろんなね、媒体があるけれども。

(若林正恭)芸能界。だから「その中で競い合って咲いてないでしょう」っていう歌詞なんだけど、あそこまで行った人ってもう競い合わないよ。そりゃあ。オンリーワンだから花屋の店先に立ててるんだもん。って、なんの話だ、これ?

(春日俊彰)うん。で、ひまわりはどうなったのよ?

(若林正恭)まあ、そうだよね。で、一番右側の花が枯れて、芽が分かれてるところは1個もなかったのよ。だから、それは抜きました。

(春日俊彰)なるへそ。もう全うしたと。

(若林正恭)一番右の子はね、咲いたんだけど花びらが全体に揃ってない、ちょっとたりないひまわりだったのよ。たりないひまわり。そういうかわいさもあるって話したでしょう? で、それは抜いた。で、2つ目の一番バチコン!ってきれいな、真ん中の一番きれいに咲いていたやつは1個ね、分かれてるところからちっちゃい2つの葉っぱが出ていたのよ。「えっ、これ、今から育つのかな? でも……」って。で、ネットで調べたら、枯れたひまわりのところの下を切って。剪定をして。そうすると、栄養がそこに、次のに行くから咲く可能性がありますよって。

(春日俊彰)なるへそ。集中をさせると。

(若林正恭)だから、その枯れたところを剪定して。「これ、育つのかな?」と思って水をそれでもあげてたけど、育たなくて。茎全体が枯れちゃいました。で、一番小さい、成長も虫に食われたり大変だったやつがさ、2つぐらいさ、次の芽が出ているのね。

(春日俊彰)あら、強いね。強かったんだ。

花が咲いているうちに次の芽を育てる

(若林正恭)そうだったのよ。それで、花を育てていろいろと学ぶね。だから咲くじゃん? 1個、咲くでしょう? 咲いてる間にちっちゃい芽を出しといて。で、咲いた花が枯れた頃にまた、その育ててたやつを咲かすことによって常に芸能界に残っていくというか。だから春日もそうだったじゃん? 最初、ピンクベストのね、異様なやつで出てきてさ。ああ、最初はあれだね。節約家だね。節約家の次の花を探してさ、その後は海外ロケ。で、海外ロケが枯れたら潜水を咲かせてね。潜水が枯れたらボディビルを咲かせて。だから胸張りのバカ野郎だだけだったら、もうとっくに芸能界にいないのよ。だから春日はその咲いてるうちに次の芽を育ててたんですよ。

(春日俊彰)なるへそ!

(若林正恭)で、ボディビルの後はほら、朝から晩までヨーロッパサッカーを見るのにハマっているみたいな花を咲かせて。

(春日俊彰)いやいや、それは私じゃないよ。小柳ルミ子さんだから。私は全然サッカー詳しくないよ。

(若林正恭)で、その次にはほら、東大事件の花を咲かしてね。それは枯れましたけども(笑)。

(春日俊彰)すぐにね(笑)。

(若林正恭)で、その後に不倫っていう花を……(笑)。

(春日俊彰)いやいや、咲かせてないし、浮気だからね。花の種類が違うよ。

(若林正恭)それでは今は滑りキャラとしてね……。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! 滑りキャラの茎はずっとあったからね?

(若林正恭)太かった?(笑)。

(春日俊彰)太かった。もうぶっとい、もう幹だよね。御神木みたいな。

(若林正恭)ずっと咲いている(笑)。でもさ、『スクール革命!』とかさ、自分で思わなかった? 5年前ぐらいのVが流れたらさ、変な春日じゃない? 思わない? 自分で思わない?

(春日俊彰)いや、思う、思う。

(若林正恭)思うでしょう? なんか、滑るのを嫌がってるムーブの表情だよね?

(春日俊彰)なんかね、安定していない。フワフワ、ガタガタしている。

(若林正恭)だから今、すごい……もう何とも思わないでしょう? 滑っても。マジの話。なんかすごいもんね。それが逆に。

(春日俊彰)まあまあ、そうだね。

(若林正恭)バカリズムさんも言ってるけど。「もう滑る、ウケるのゾーンにいない芸人だ」って。バカリズムさん、おっしゃっていたよ?

(春日俊彰)ああ、そうですか。あら、うれしい。

「春日は滑る、ウケるのゾーンにはいない芸人」(バカリズム)

(若林正恭)たぶんそんな感じ、するもん。今。見てて。他の番組も。

(春日俊彰)ダメージはやっぱり何年か前よりはないよ。

(若林正恭)別に何とも思わない?

(春日俊彰)まあ、そうね。前よりはね。

(若林正恭)でも、何とも思ってた時期もあったわけでしょう?

(春日俊彰)「ヤバいな。どうしよう?」みたいな。思ってたね。

(若林正恭)それはなんで? やっぱり不倫があったからかな?

(春日俊彰)いや、浮気ね。

(若林正恭)それがあって、なんか随分鍛えられた?

(春日俊彰)そのせいじゃないけど……。

(若林正恭)モンクレールのダウンを六本木の社長にもらった花も咲かしたことがあったしね。

(春日俊彰)いや、あれは別に咲かせたわけじゃないから。

(若林正恭)ああ、あれは咲かせたわけじゃない?

(春日俊彰)だからなんか、まあ慣れたっていうのもあるし。あと、たぶんよく言うけども。諦めたみたいなね。期待をしないみたいな。無理なんだっていうところで。

(若林正恭)なんかあったんだ。そういうタイミングが。

(春日俊彰)なんかあったんだろうね。昔のVとかを見ると……。

(若林正恭)俺もなんか5年ぐらい前のVが『スクール革命!』で流れると「ああ、今の春日と違う」と思って。『ヒルナンデス!』とかも。5年前……なんか変だよね? なんか、今と違うよね。

(春日俊彰)なんかね、うん。顔が変(笑)。滑るは滑るで、そのクオリティーは変わっていないけども。その後もね。

(若林正恭)そういうのを見ると、俺もたぶんそうだと思うの。で、この間ほら、タカトシさんとさ……まだ情報解禁前だから言っちゃいけないけど。『あちこちオードリー』でしゃべれたじゃない?

(春日俊彰)なんだよ?(笑)。もう全部言っちゃってるじゃん(笑)。

(若林正恭)ちょっとダイスケが首をかしげていたけど(笑)。「どういうタレントなんだ?」っていうことなんだろうけどね。そしたら、なんかね、嬉しかったね。レギュラーをいただいたばっかりの頃、タカトシさんと一緒が多かったから。その頃の話をしたら「いや、でもあの時はさ……」っていう話をしていただいてね、すごい楽しかったね。

(春日俊彰)そうね。

(若林正恭)まあ来週のノンスタともそういう話もできたんで。だから、過渡期ってあって。でも過渡期の時に「過渡期」って思ってないじゃん? 人間って。でもやっぱり、あれだね。生きてみるもんだね!

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! そうね(笑)。

(若林正恭)なんなの、今日? 今日の回。安いこと言ってたわ、俺。薄いこと言ってたわ。「生きてみるもんだね」だって。

(春日俊彰)うん。「一生懸命、生きろ!」っていうね(笑)。メッセージラジオですよ。まあ、振り返るとね、「あの時はそうだったな」っていうね。その時はわからないけどね。

(若林正恭)そうそう。で、まあ今、不倫の花を咲かせているわけだから。

(春日俊彰)浮気ね。だからね。

(若林正恭)だから次の花も育てていますよ。春日は。

(春日俊彰)まあまあ、育つといいけど。花が咲くといいけどね。

(若林正恭)春日がね。だからなんか、咲いてるうちに次のを育てていくんだなってことを学んだりしながら、でも真ん中のも枯れちゃったから抜いて。だから1本だけ残っていて。それで、咲くまでに2ヶ月、かかるでしょう? で、咲いてる期間は1週間半よ。短いのよ。で、それが花屋に集められるからさ。それはさ……ってことなのよ。だから、次の花を咲かせる準備をしとけばいいっていうのも『世界に一つだけの花』に入れてほしいけどね? 歌詞としてね。

(春日俊彰)なるへそ。そのパターンもあるんだよっていうね。

(若林正恭)「咲いてるけども、枯れたら誰も見向きはしなくなるから、咲いてるうちに次の芽を育てとくのがいい♪」っていう歌詞を入れた方がいいよ(笑)。

(春日俊彰)まあまあ、それもたしかにね、花の咲かせ方としてね。

(若林正恭)「最後の方、なんだろうな?」ってなるだろうね(笑)。教訓教訓してるし。

(春日俊彰)ちょっと、そうだね。教訓の意味合いが強いよね(笑)。

(若林正恭)そうっすね。海外のラッパーも教訓じみてくると人気が落ちてきたりするのを見たりするからね。やっぱりあんまりその次の花っていうのは……。

(春日俊彰)エンターテイメントにしないといけないんだね。

(若林正恭)まあ、俺の見た感じだとね。次の花を……「でも、先輩方とかを見ると、なんかちょっとずつ変わっていったりしてるわ。そういえば」というのも思った。

(春日俊彰)なるへそ。

(若林正恭)でも、俺はもうずっと人見知り芸人だけでここまでやってきてね、なんか逆に不安になった。いまだにその、「いや、僕ちょっと初対面の人、苦手で……」っていう話をトーク番組でしちゃうことが多いから。ちょっと自分でも心配になっているところはあるんだけど(笑)。

(春日俊彰)いや、そんなことはないと思うけど(笑)。

(若林正恭)で、花を咲かせるまでに2ヶ月よ。で、咲いていてバチバチにきれいなのは1週間半ぐらいよ。ほいで、種になるまでって……花の首が下がるでしょう? で、枯れるじゃん。そしたら、2ヶ月かかるのよ。

(春日俊彰)ああ、そんなに? すぐできるものじゃないの? なんだったら、枯れたらすぐに種だと思ってましたわ。種をボロボロ落としてもう来年に備えるとかじゃないんだ。

(若林正恭)だからまだ、1本だけ水をあげてるのよ。種にしようと思って。種を取ろうと思ってるの、俺。で、それは枯れてから2ヶ月経ってから切って、それをまた2週間ぐらい干しとくんだって。ベランダに。で、カラカラに乾かしたら花を半分に割って、軍手で種を取るんだって。で、その中でもいい種とそうでもない種を分けて、次の夏まで取っておくのがいいでしょうっていう。だから、そのタトゥーシールを配れなくて申し訳ないなと思ったから、やっぱり種を取って、小さい紙袋にそうだな。3粒ぐらい入れて。クレヨンでなんかひまわりの絵とか書いて。ほしい人は言ってくれればタトゥーシールの代わりに渡そうかなと思って。

(春日俊彰)ひまわりの種を?(笑)。

(若林正恭)うん。ひまわりの種を配ろうかなと思って。グッズとして。

育てたひまわりの種を配りたい

(春日俊彰)ああ、しかも自家製のというか。若林さんが実際に育てて、収穫した種だもんね。

(若林正恭)だから、来るかもしれない。コンコンって楽屋に松田好花が。「あの、ひまわりの種を……」って(笑)。

(春日俊彰)変だろう? まあ、タトゥーシールも変だけど。

(若林正恭)そのね、ちっちゃい花に1個だけ芽が出て、つぼみっぽく……10月なのになっているのよ。それ、遅咲きだから「TAIGA」って名付けているんだよね(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

<書き起こしおわり>

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