東野幸治 天竜人・浜田雅功からの裏番組『ごぶごぶラジオ』への呼び出しを語る

東野幸治 浜田雅功『ごぶごぶラジオ』の衝撃を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2023年4月14日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で真裏で『ごぶごぶラジオ』という番組をスタートした「天竜人」ダウンタウン浜田雅功さんから「一緒に共演したらええやん」と呼び出しを受けたことについて話していました。

(東野幸治)いや、めちゃくちゃ面白い映画の話がありまして。どうしてもその話もしたいし。ちょっと久しぶりに、何年かぶりにG-SHOCKを買った話もしたい。BSで「なんちゅうテレビや」っていうテレビの話もしたいんですけど。全部、浜田さんのおかげでゾワゾワしてます(笑)。東野幸治の、ほ、ホンモノラジオ……(笑)。

(中略)

(東野幸治)久しぶりにつけたら、「ああ、G-SHOCKってええな」って思って。この話をしたいんですけど……先週から始まった『ごぶごぶラジオ』でネットニュースになっていて。俺も度肝を抜かれたんですけれども。なんか浜田さんが「裏で東野もやってんねやろ? 一緒に共演したらええやん」っていう……なんでしょうか? ほんまの天竜人のわがまま(笑)。

(渡辺あつむ)フフフ(笑)。

本物の天竜人・浜田雅功

(東野幸治)あつむさんはいつも、僕のことをね、言うたら「吉本に溺愛されてる」とか、「天竜人だ」とか言われてる時は、うっすら巨大な大きな影二つの影のことも意識しながら、「うーん、違う、違う」って振りはらって。天竜人……言うたら貴族のふりしてましたけど(笑)。裏番組で始まったラジオ、ダウンタウンの浜田さんの登場で、完全に俺は天竜人じゃないっていうのがわかって(笑)。

(渡辺あつむ)僕も「そうやったんや。違かったんや」って、反省してます。

(東野幸治)「東野さん、なんかかわいそうやな」って反省してますか?

(渡辺あつむ)いや、庶民でした……(笑)。

(東野幸治)フハハハハハハハッ! いや、浜田さんがね、『ごぶごぶラジオ』っていうのが毎日放送のラジオで始まったみたいな感じで。で、聞き役がどりあんずとか、ライセンスの井本だって聞いて。で、井本が聞き役って、もう嫌な予感しかないんですよ。上手にね……上手に天竜人の太鼓を持つから。あれやこれやとね、しゃべりはるから心配はしてたんですけども。俺もちゃんと聞くのが怖いんですけど。ネットニュースだけですけど。オープニングでいきなり「東野、裏やってんねやろ? ケケケケケッ!」って、もう完全にロックオンされて(笑)。

ほんならもう周りもね、そら芸人も、そら毎日放送のラジオのディレクターも「いや、いいですね。東野さんが来てくれたらいいですね!」ってもうね、むちゃくちゃ言うてるんですよ。あの、我々のラジオっていうのは本当、少数精鋭で。誰も……最低限の人数でやってるし(笑)。

(渡辺あつむ)フフフ(笑)。それはそうです(笑)。

(東野幸治)最低限の人数でやってて。なおかつ、そんなに巨大な力もないのに「一緒にやろう」みたいな時に、もうどう考えても、なんでしょうか? マウント取られて、パワハラやられて、ボロボロになって。「お互い、ちょっとずつ出たらええやん」みたいな……これ、たぶん僕の想像ですけど。最初の約束なんかどこ吹く風で。『ごぶごぶラジオ』で『ホンモノラジオ』の、言うたらメインパーソナリティーがお尻を蹴られたり、耳引っ張られたり。それをサンナミディレクターが泣きながら、口角を一生懸命上げているっていう(笑)。「ヘヘヘ、へへへ……」って(笑)。

(渡辺あつむ)「俺のダディが……」って(笑)。

(東野幸治)「へへへ、へへへ……」ってやっているのが想像できるんですよ(笑)。ほんで、機能かな? NHKの番組の収録の時にちょっとチーフのマネージャーがやってきて。「あの、『ごぶごぶラジオ』のことなんですけど……」みたいなことを言うた時に、もう俺が唯一できる抵抗は、なんのことかわからん芝居するだけでした(笑)。

(渡辺あつむ)フハハハハハハハッ!

(東野幸治)「ご、ごぶごぶ……?」って。もう全部、ネットニュースも見てるけど(笑)。いや、なんかそういう風にして浜田さんとか向こうのラジオは言うてるらしいですよっていう風に聞いたから。「まあまあ、でもこっちのABCラジオのこともあるし。俺の意見だけじゃなくて、やっぱりスタッフの気持ちもあるし。毎日放送とABCラジオっていうね。裏もかぶってるし。で、やっぱりなんか応援していただけるスポンサーの方もいらっしゃるから。いや、そのへんのところをちゃんと整理せんと。演者同士の気持ちだけじゃもう、なかなか共演って……したいけどな」って(笑)。誰も傷つかない。結果的には、誰の悪口でもない、「なんかそんな素敵なことがあったら、ええのにな。ちょっとスタッフさんと打ち合わせしたいから、呼んできて」って(笑)。なんとかね、まず第1の矢はかわしました(笑)。

(渡辺あつむ)吉本の?(笑)。

(東野幸治)あの、言うたら天竜人からの直の伝令みたいなのは、なんとかかわしました。なんかわからんけども。江戸幕府って黒船が来た時、こんな気持ちだったんでしょうね。「なんかでっかい船、来てるで?」「ど、どうする?」みたいな。ざわざわざわざわって。一応、こっちもね、徳川家の看板背負ってる将軍としては、ドンッ!って座ってるけどさ。言うたら老中がちょっと出て行ったら、もうウロウロしたりとか。爪噛んだりとか。

(渡辺あつむ)うわっ、ギリギリや(笑)。

(東野幸治)ギリギリ(笑)。「イイーッ!」って。腰元に当たったりとか(笑)。

(渡辺あつむ)腰元に悪口言われるやん(笑)。

黒船来航時の江戸幕府の気持ちがわかる

(東野幸治)いや、俺もだからやりたいけど。なかなかじゃあ、どっちのラジオ局に行くのか。そんなの、先輩のラジオ局に行かなあかんとかなってくるし。ややこしい問題もあるし。で、なんとなく僕の予想ですよ? 「じゃあ、こうしましょう」って。「僕、毎日放送のラジオ、『ごぶごぶラジオ』に行きますから。じゃあ浜田さん、ABCラジオに来てください」「わかった、わかった」ってなって。で、『ごぶごぶラジオ』が終わった後、音信不通になったりとか。で、折衷案で、どりあんずが来るっていう(笑)。そういうおそれもあるから。ちょっと待ってほしいというところ。

だから、いろいろ話を詰めて、両方の局がWin-Winにとかなったらいいのかなって、ちょっと思いながらも。万が一、もしかしたらどこかから出てくるんちゃうかっていう不安もあるし。心配なんですよ。とにかく、今週は全く出演することもないし。浜田さんも『ごぶごぶラジオ』からこの『ホンモノラジオ』に来ることもないし。とにかく1週間、今週だけは忘れよう! とにかく、そんな話はしたくないんですよ……。

(渡辺あつむ)「そんな話」って……(笑)。

(東野幸治)そんなドキドキ……もう55歳で。あと5年したら、普通の会社は定年ですよ?(笑)。

<書き起こし終わり>

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