オードリー若林 はじめての『おかあさんといっしょ』ライブを語る

オードリー若林 はじめての『おかあさんといっしょ』ライブを語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2023年4月1日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で妻・娘と一緒にはじめての『おかあさんといっしょ』ライブを見に行った話をしていました。

(若林正恭)うちの奥さんが、俺の母親とよくしょっちゅうお昼、ご飯とか食べに行っているんですよ。まあ、娘も連れて。

(春日俊彰)ああ、いいじゃない。

(若林正恭)それで金曜日ぐらいに、「日曜日のお昼、お母さんと一緒に行くけど、いい?」って言われて。「ああ、また母親と3人で飯を食うんだ」って思ってたの。で、俺もなんかが「ああ、いいよ」みたいなことを言って。それで土曜のラジオが終わって昼頃に起きることになるじゃん? そしたら「今から1時間で準備できる?」とか言われて。「えっ、そんなんすぐに母親と飯を食いに行くの?」って言ったら、「えっ、違うよ? 『おかあさんといっしょ』のライブに行くんだよ」っていう。なんか、嘘みたいな話なんだけど。

(春日俊彰)えっ、そっちの「おかあさん」っていうこと?

(若林正恭)そうそう。中野サンプラザの『おかあさんといっしょ』のライブを……だからたぶん俺もボーッと聞いてて。俺、そういうことがすごい多いんだけど。生返事っていうの? これ、よくないんだけども。その日は休みだったから。適当に「ああ、いいよ」って言ったら、『おかあさんといっしょ』だったっていう。本当にこれ、嘘みたいな話で。こんな寒い話はないなと思ったから。ここのくだり、しゃべるかどうか、迷ったんだけど。でも本当だから。

で、「母親とご飯を食べに行くんだったら、別に何時に行ってもいいじゃん」って思っていたら、「今から用意して、間に合う?」って言われて。「えっ、母親ってこんな時間厳守なの?」「えっ、なに言ってるの? 『おかあさんといっしょ』のライブだよ」「ああ、そういうこと?」って。でもね、その時にね、奥さんには「そうだよね」みたいなリアクションしたけどね。「ああ、そうだよね」って。

(春日俊彰)フフフ(笑)。それは、なに? 「えっ?」ってなったら……。

(若林正恭)生返事がバレるから。

(春日俊彰)ああ、そっちが怒られるからか。ちゃんと聞いたって。

(若林正恭)俺、本当にこの件だけじゃなくて。生まれてから今日まで、生返事男なのよ。あんまり人の話、ちゃんと聞いてないのよ。

(春日俊彰)もう、なんか上辺というか。

(若林正恭)別のことを考えているから。それで「ヤベえ!」って思って急いでお風呂に入って。で、「あれ? 俺、今から『おかあさんといっしょ』のライブに行くんだ」って思って。「これは2、3日、心の準備がないと、ちょっとタフだぜ」って思いながら。

(春日俊彰)いや、そうよ。あれってただ見ているだけじゃない感じでしょう? だって。あれ、でもなかなか当たらないんだよ?

(若林正恭)えっ、そうなの?

(春日俊彰)そうだよ! だってクミさん、すごい行きたがっていて。「どうにかならないのか?」って言われて。「なるわけないでしょ? Eテレ、出てないんだからさ」って。

(若林正恭)でも結構。空いてる席もあったけどな。ああ、そうだ! それ、行きの車で奥さんに聞いたわ。なんか、『おかあさんといっしょ』のライブでも、人気のキャラクターと、そうでもないキャラクターがいるらしいじゃない? 出てくるキャラクターによるんでしょう? なんかいろんなキャラクターがいて。それで、なんかうちの娘が、ルチータっていうライオンの男の子のことがめちゃくちゃ好きで。で、出てくると笑顔で拍手とか、たしかにしてるのよ。

で、なんかうちの奥さん曰く、そのルチータはなんかめちゃくちゃ一番人気ではないらしいんだよね。珍しい部類に入るらしいんだよね。うちの娘がルチータが好きっていうのは。で、ルチータが出るのって、あんまり人気ないらしいのよ。

(春日俊彰)ああ、回によって違うんだ。全員が出るわけじゃないのかな?

(若林正恭)いや、俺もわかんない。俺もそんな詳しくねえよ! ずっとドームライブのことを考えたいるんだから。

(春日俊彰)そうだね(笑)。まあ、だからその回は出る回で、比較的チケットが取りやすかったのかな?

(若林正恭)それで、取りやすいからルチータ好きであることも助かると。それで、すごい画面に出てくると喜ぶから。「娘も喜ぶぞ」ってことで中野サンプラザに行ったのよ。で、車を止めて……中野サンプラザもあれ、閉館するんだってね?

(春日俊彰)閉館するよ。

(若林正恭)なんか、変わっていくね。時代がね。中野サンプラザ閉館。八重洲ブックセンター閉館。で、山里の帯が始まるって、なんか時代を感じるね。変わっていくな。いろいろと。

(春日俊彰)そうね。いいのか悪いのか……(笑)。

(若林正恭)それで、中野サンプラザに入っていったら、あそこ、ロビーが広いじゃん? そこに本当にね、なんて言えばいいのかな? 深夜のサービスエリアの暴走族の集会並みに、ベビーカーが並んでいたんだよ。ズラーッ!ってもうベビーカーが、ブルンブルンブルンッ!って。

(春日俊彰)いや、吹かしてはいないでしょうよ?(笑)。

(若林正恭)概念ね(笑)。そういう風になってるんだと思って。それで、中に入っていって。そしたら、結構は若いパパママで、俺もいづらいだろうなと思ったら意外とそんなことがなくて。これ、難しいな。言葉を選ぶけど。こういうジャンルは……なんか奥さんが「『おかあさんといっしょ』のライブ、行くよ」って言ったら反論できないようなタイプの旦那さんが多いというか。見た目的にね。

(春日俊彰)ああ、おとなしそうなというか?

(若林正恭)いや、今の言い方はよくないな。「うん、行こうよ」って言うような感じのボーダーロンTの人が多くて。

(春日俊彰)なるへそ。おだやかなね。

(若林正恭)おだやかな。恥ずかしかったよ。俺以外にさ、スタジャン着てる人がいなかったからさ(笑)。

(春日俊彰)ああ、そういうタイプじゃないんだね。

(若林正恭)そうそう。ボーダーのロンT。白ベース、青ストライプのボーダーロンT。全員がそうだったから。

(春日俊彰)いやいや、そんなことはないでしょうよ?(笑)。

ボーダーロンTのパパばかり

(若林正恭)なんかね、ファニーファミリーみたいな感じ。あったかい、みんな笑顔っていう感じで。いやー、でも奥さんにはちょっと言えなかったから、ラジオを聞かれたらあれだけど。「どえらいとこ、来てもうたな!」と思って(笑)。

(春日俊彰)なんでよ? だって別にステージに上げられて、なんかさせられるわけでもないだろうし。

(若林正恭)だってこう、パパ、ママ、元気なかわいいお子さんばっかりだよ? みんなトリオで来ていて。「どえらいとこ、来てもうた! 日曜日、せっかくの休みに……」って。

(春日俊彰)でも自分のところだって……ねえ。1人で来てるわけじゃないじゃん。1人で来ちゃってたら「どえらいとこ、来てもうた!」ってなるだろうけど。自分もね、奥さんと子もね。その、ルチータが好きな……。

(若林正恭)だからうちの娘が……でも「ルチータが好き」ってあんだけ言われると、やっぱりルチータに腹が立ってくるね。嫉妬っていうか。「ルチータ? どこのどいつだ?」みたいな。なんか嫉妬で見てみて「いや、ライオンの男の子って言われても……」って思ったけどね(笑)。これがね、なんか男性アイドルの若い子だったら「まったく、しょうがねえな」って感じなんだけど。「ライオンの男の子が好きなんだ。まあ、でも俺の方が好きだろうけどな」とか思いながら。

(春日俊彰)まあまあ、好きのあれが違うだろうけどね。

(若林正恭)で、ギリギリに着いたからさ。もう、すぐに始まったよ。

(春日俊彰)ああ、間に合ったわけね。

(若林正恭)で、中野サンプラザと言えばね、『たりないふたり』でライブをやった劇場でもあって。客層は同じような感じだったけどね。

(春日俊彰)いや、いなかったでしょうがよ。ボーダーの水色のを着た?

(若林正恭)それで、すぐ始まって。いや、びっくりしたね。歌のお兄さんが2人、出てきて。あと、はいだしょうこさんね。

(春日俊彰)ああ、しょうこお姉さんも?

(若林正恭)しょうこお姉さん、日曜日のこの昼から板の上、立っとるがな!って思って。

(春日俊彰)まあ、本職だからね(笑)。

(若林正恭)「これ、公演時間1時間か。でも、中野サンプラザだから1回まわしじゃねえだろうな」って思ってスマホで開演前に見たら、やっぱり2公演で。で、俺は楽屋を知ってるから。俺、山ちゃんに怒られたんだよな。中野サンプラザの前のライブでは。2日間、やったの。2デイズ。中野サンプラザ。で、1日目の出来が山ちゃん的に納得してなくて。2日目に、めちゃめちゃプレッシャーを感じて緊張してたんだよね。そしたらなんか、俺が本番前ギリギリギリギリまで机の上に足を乗っけて。日本の教育について文句を言っていたんだって(笑)。

(春日俊彰)どういう流れなの?

(若林正恭)山ちゃん、それにすげえムカついてたらしい。何年後かに聞いたけど(笑)。「あそこ、変えよう。あそこ、変えよう」って思っていたみたいなんだけども。で、「ああ、あの楽屋にはいだしょうこさん、いるのか。ルチータと一緒に。ルチータ、どうやって入ってきたんだろうな?」と思って。結構サイズがあるからさ。

(春日俊彰)まあまあ、そうだね。気にはなるね(笑)。

(若林正恭)で、はいだしょうこさんと歌のお兄さんが盛り上げるわけ。いきなり歌唱でもって。歌でもって。で、まだ出てきてなかったの。そしたらなんか3人組で、ルチータと、やころと、みももで出てきて。ルチータが出てきた瞬間、娘ガン泣きね。

(春日俊彰)えっ? ああ、そう? 「わーっ!」ってなるんじゃないの? 好きだったら。

(若林正恭)びっくりした顔をしてから、ガン泣き。デカいからね。しょうこお姉さんとか、歌のお兄さんとかとサイズが全然デカいのがめっちゃ、なんか動きながらワーッて出てきたから、ガン泣き。だから、画面で見るのと比べると、生ルチータってめっちゃデカくてリアルだから。

(春日俊彰)まあ、でもこういうキャラクターってたしかに、そういうの多いよね。目の前にしたらデカいっていう。

(若林正恭)で、生ルチータって、子供から見たらどういう感じかっていうと……俺もそういうの、記憶あるから。子供が結構ああいうデカい着ぐるみとかを怖いっていうのは。もう本当、なまはげみたいに見えてるからね。生ルチータって。怖いだよ。やっぱり。

(春日俊彰)まあ、迫力があるのか。大きさとかの。

(若林正恭)もうガン泣き。で、周りの人に迷惑になっちゃうと思って心細い中、抱っこして。「ルチータだよ!」とか言いながら。でも、なんか首振ってたね。「ルチータじゃない!」みたいな。で、子供ってわかんないぜ? それで1曲、歌い始めたらもう娘、寝てるんだから(笑)。

(春日俊彰)ああ、まあいいのか、悪いのか。

(若林正恭)で、ここからなんだよ。『おかあさんといっしょ』のライブ、中野サンプラザに私、座ってますよね? 娘が寝たらね、いよいよ何の時間かわかんないんですよ。

(春日俊彰)なるへそ。まあ、そうだよね。

(若林正恭)どう思う? 俺、すごいなんか時空のエアポケットに入ったような気持ちだったの。みももとやころとルチータが踊ってるんだけど、娘は寝てるんだよ。これ、何の時間なのかな?って。

(春日俊彰)まあ、しょうがないというか……なんだろうね? 帰るわけにもいかんでしょう? 来たばっかりなんだもんね? 起こすわけにもいかないしなー。

(若林正恭)泣いて、疲れてちょっと暗いから、すぐ寝て。始まって10分ぐらいよ? で、なんか「どうしよう?」と思って。みももとやころって、なんだ?って思って、膝の下でスマホで調べて。真っ暗とかじゃないから、迷惑にならないだろうと思って。そしたら、みももはカッパの女の子なのね。で、やころは……やころ、全然かわいくなかったな。やころは全然もう……ひょうたんの子供なんだよ。

で、「もっと3キャラの統一感ってなかったかな? じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりとかみたいに。カッパの女の子とライオンの男の子とひょうたんの子供って、ええっ?」って思っていたら、下の方をスクロールしていくとコンセプトが「多様性」で。「ああ、俺が古いんだな」と思って。

(春日俊彰)ああ、そういうことか。

ルチータ、みもも、やころの多様性3人衆

(若林正恭)なんか統一感があったけどなとか思うのが、ちょっと古いから。娘の教育のためにも、これはありなんだってことでしていかないとなって思って。それでさ、はいだしょうこさんがさ、やっぱり歌もうまいし、お芝居もうまいし、子供を盛り上げるのよ。で、ルチータ、やころ、みももの多様性3人衆は1回踊って、また引っ込んでいったのよ。

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