オードリー若林さんが2023年4月1日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』最終回のかっこよさについて話していました。
(若林正恭)いやー、そうだよなー。『タモリ倶楽部』が終わるんだもんなー。「出たいな」って、なんか思ってたんだよな。何ヶ月か前から。寂しいよね。阿佐ヶ谷姉妹も『ヒルナンデス!』を卒業したしな。
(春日俊彰)まあ、そうだね。
(若林正恭)Creepy Nutsもね、この間、オールナイトニッポン最終回になって。
(春日俊彰)ああ、そうか。
(若林正恭)でもさ、最近思うんだけどさ。Creepy Nutsの最終回がすごいよかったんだよな。2人らしいっていうか。なんか、あえての通常回っていうか。そのエモさとかを抜いた感じというか。
(春日俊彰)はいはいはい。
『タモリ倶楽部』最終回に通じる終わり方
(若林正恭)今さ、なんかさ、『タモリ倶楽部』の終わり方もそうだったじゃん? 「ここで普通だったら、なんかグッと来るようなことを言うんでしょうけど」とか言いながら、タモさんがスッと、いつもの感じで終わっていくっていうのが、かっこいいよな。
(春日俊彰)そもそもだって、やってることがさ、今までの総集編とかじゃないじゃない? 普通はさ、47年やってきたらさ、名場面とまでは言わないけどさ。「こんなのがあったな。あんなのがあったな」みたいなのを話して終わりそうなもんだけど。生姜焼きを作っているわけでしょう? そこがまず、いいよね。粋だよね。
(若林正恭)そうだよな。最後、生姜焼き作ってね。あとピーマンの醤油煮を作って終わっていくっていう。「ありがとうございました」って終わっていくっていう。それがかっこいいよな。Creepy Nutsもそんな感じだったのよ。最後の最後は。
(春日俊彰)ああ、それがいいね。やっぱり。来週もありそうな感じね。それがいいよね。「ありがとうございましたっ!」って幕を閉じるんじゃなくて。
(若林正恭)だから「エモい」っていう言葉が広まりすぎたせいで、そのエモくすることがちょっと、こすられてきちゃっている感じはあるな。
(春日俊彰)なるへそ。ああ、そういうのがあるのね。
(若林正恭)だからそっちの方がかっこよくなるんだろうな。反作用で。
(春日俊彰)いや、そうだろうね。
(若林正恭)お前、なんかそういうの、好きそうだな。そういう終わり方。
(春日俊彰)まあ、好きだけど(笑)。
(若林正恭)あえての無感情みたいな。お前、好きだろう? それでなんか、強く見せるだろう?
「あの人、動じてないな」
(春日俊彰)やっぱりね。「ああ、あの人、動じてないな」ってなるからね(笑)。かっこよさ、あるけどね。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ! お前、もうバレてるよ?(笑)。
(春日俊彰)「最終回なのに、動じてない」っていう。ただ、それも似合う人、似合わない人がいるからね。ちゃんとやった方がいい人もいるだろうし。
(若林正恭)でもな、エモさの押し付けっていうのはちょっと、あんまりだな。今は。
(春日俊彰)たしかに、そうかも。
Creepy Nutsのオールナイトニッポン
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— Creepy Nutsのオールナイトニッポン【毎週月曜25時〜】 (@creepynuts_ann) March 27, 2023
<書き起こしおわり>