星野源『タモリ倶楽部』曲名ダジャレBGMを語る

星野源『タモリ倶楽部』曲名ダジャレBGMを語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2023年3月28日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『タモリ倶楽部』についてトーク。説明VTRなどの内容に合わせて曲名がダジャレになっている曲がBGMとして選曲されていることが好きだと話していました。

(星野源)メール、来てます。オープニングトークのリアクションですね。「星野さん、2015年にもアンガールズ田中さんと『タモリ倶楽部』に出演されています。ちんこをファスナーに挟んでしまった時の対処法などを学んでいらっしゃいました。対処法、役に立ちましたか?」。いや、立ってないなー。そんなこと、やったっけ? 俺、田中さんが耳掃除で耳の中にカメラを入れるみたいなのを覚えていて。たしか。

で、なんかそこに水を入れて、耳垢を出すみたいな。で、田中さんにその耳垢がすごい出た水をピャッとかけられて、ギャーッ!って飛び上がったのはすごい覚えている。「やめろよーっ!」って(笑)。そしたら、なんかそのリアクションを収録終わった後に褒められるっていう。マネージャーさん経由で「すごいよかったです」っていう風に褒められて。2015年、その時、嬉しかったですね。ありがたいなって。あと、そうそう。ジャンガジャンガをね、オープニングで2人でやれたのがすごい嬉しかったな。ああ、懐かしい!

続いて、東京都の方。「私の思い出に残る『タモリ倶楽部』といえば、本屋さんが本に紙カバーをかけるそれぞれのやり方や速度を競う回です」。最高ですね、そんな企画! 「そんなことを地上波でやる番組、他にないですよね。番組はいつか終わるものなので仕方ないことだとは思いますが、終了してしまうのは残念です」という。そうですね。

あと、あれですよ。俺が好きなのは、BGMね。好きな人もめちゃめちゃ多いと思いますけど。その『タモリ倶楽部』のBGM、さっきかけたオープニングテーマじゃなくて、番組の中でかかるBGM。で、そのナレーションベースで何かを説明してる時に、2秒とか1.5秒とかだけ曲がかかるんですよ。BGMで。大抵、短いんですよ。

で、それが全部ダジャレになっているんだよね。あれがすごい好きで。たとえば、よく電車の回をやるじゃない? 鉄道の回とか、電車の回とか。その電車の回、説明してる時にマイケル・ジャクソンの『Dangerous』がかかるとかで。で、その「電車」と「デンジャラス」がかかってるとか(笑)。でも、僕がそれを楽しみにしてるのは、それをなるべく早く当てるっていう。

BGMがかかった瞬間にダジャレの意味を当てるのが好き

(星野源)番組を見ながら、それがかかった時にもう早押しぐらいの気持ちで。「デンジャラス! 電車だから!」みたいな(笑)。そう思って、この間の『タモリ倶楽部』を見ていたら、過去に収録して。実際に撮影したけどVTRがつまらないなと判断されて、撮り直したみたいな。あれ、すごい面白かったじゃない? 3回も撮り直した、みたいな。で、それを見る時の、それの企画説明の時に「リメイク作品を放送します。蔵出しです」っていう時に、そのBGMで何がかかっていたと思います?(笑)。皆さん、なんだと思います?

『戦場のメリークリスマス』なんですよ。坂本龍一さん。で、『戦場のメリークリスマス』がかかって「なんだ、なんだ?」って。頭の中で考えたら、「そうか。『リメイク』と『センメリ』だ!」って。でも「メリークリスマス」と「リメイク」だから「メ」と「リ」と「ク」しか合ってないのね。「イ」は特に合っていないんですよ。「これ、無理やりじゃないの?」って思って(笑)。

でも、それをブワーッと考えるのがすごい好きで。だから全然、企画の趣旨とは関係のないノリの曲がかかるんだよね。それがすごい好きで。あれは……でも、あの番組でしか聞かないよね。あのBGMのね。

(寺坂直毅)あと、ハウフルスですよね。ハウフルスの番組、『アド街』とかは……。

(星野源)ハウフルス。ああ、そうだ!

(寺坂直毅)『ケンミンSHOW』とかも全部、ダジャレなんですよ。

(星野源)ああ、そうか。『ケンミンSHOW』とかもダジャレ? へー! じゃあ、あれはハウフルススタイルなんだ。ヤバいね(笑)。

(寺坂直毅)すごいです。素晴らしいです(笑)。

制作会社ハウフルスのスタイル

(星野源)ああ、そうなんだ。へー! でも、あの1.5秒とかでさ、どんどん曲、変わったりする?

(寺坂直毅)そこまでではないです。

(星野源)やっぱり『タモリ倶楽部』、あれはそうなんだよね。

(寺坂直毅)で、演出は同じ方がされているんです。スガワラさんです。

(星野源)へー! 面白い。僕はね、あれが好きです(笑)。

<書き起こしおわり>

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