星野源 土井善晴との深夜ラジオ生放送でやりたいことを語る

星野源 土井善晴との深夜ラジオ生放送でやりたいことを語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2022年12月6日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で2週後のゲストが料理研究家の土井善晴さんであることを発表。深夜ラジオの生放送で土井善晴さんと一緒にやりたいことなどを話していました。

(星野源)さあ、ここで再来週のお知らせです。再来週12月20日(火)の星野源のオールナイトニッポンはスペシャルゲストをお迎えします。発表します。なんと……これ、嬉しいなー! 料理研究家、土井善晴さんです! わーい! なんと、土井先生が生で来てくれます。ヤベえ! これは嬉しいです。あの、初めてお会いするんですけれども。以前、僕は味噌汁のお話をしたのを覚えていらっしゃいますでしょうか? ねえ。

「味噌汁を作るのにちょっとハマっておりまして。いろんな具を入れてね、フライドチキンを入れたりとか、いろんなのを入れて。すごい美味しいんですよ」なんていうお話をした時に「実はこの本を読みまして……」みたいな話をしたと思うんですが。それが土井さんの『一汁一菜でよいという提案』という本でして。これが本当に素敵な本で。

土井善晴『一汁一菜でよいという提案』

(星野源)毎日、生活をしてご飯を食べていく上で、やっぱり今、いろんなご飯の食べ方っていうか、あるじゃないですか。たとえば宅配がね、もう本当に日常的になったりとか。で、僕も結婚して、一緒にご飯を食べるっていう、そういう場に晩御飯がなったりとか。いろいろと変わっていく中で、その毎日の食っていうものになんか前よりもちゃんと向き合うようになったんですよね。

前はもう本当に「とりあえず仕事!」みたいな感じで、「とにかくなんか美味しいものを食べれればいいかな」みたいな感じだったんですけど。美味しいもの食べても、なんていうんですか? 胃に入るだけで、しみこんでいかないで、そのまま腸の方に行ってる感じがするみたいな日って、あるじゃん? そういうのって、なんでなんだろうな? とか思った時に……で、自炊とかをね、もちろんして。その中でいろいろ考えていく中で、この本と出会いまして。で、味噌汁の作り方を変えたんですよね。

もう書いてある通りに。で、僕がやってた味噌汁の作り方の100倍ぐらい簡単な作り方なんですよ。それで100倍ぐらい美味しかったんですよ。「すげえな!」と思って感動して。なんか、そんな食のお話を聞いたりとか。あと、個人的にちょっとしたいのが、リスナーのみんなで生でそれぞれでご飯を用意してもらって。あのさ、「深夜にご飯を食べちゃいけない」っていう、なんか呪いみたいなのって、あるじゃないですか。

みんなやっぱり「夜中にご飯を食べると太りますよ」っていうのを、もうみんな、知ってるじゃない? だいたいの人が。でも、改めて考えてみると、夜中食べるご飯って美味しいよねって思うんですよ。で、おそらく土井さんと話してると、ご飯を食べたくなるはずなんですよ。僕、聞いてみたいことがあって。たとえば「本当にすぐ買える食材だったりとか、物で今から作れるご飯、なんかありますか?」とか。そういうお話をちょっと聞きたいんですよね。で、そうなるとそのまま、聞きながら作ってみたくなる。それで聞きながら食べるみたいな。だから夜中にご飯を食べっちゃっても別に……たとえばね、ちょっと病気だったりとかして、夜中に食べちゃダメですみたいな人はダメだけど。

そういう制限が特になく、自分でなんとなくセーブしてる人はその日をチートデイにしていただいて。僕のその番組を聞いてる間は、もうとにかく美味しくご飯を食べましょうよ、みたいな。そういう時間にできたらな、なんて思います。

みんなで深夜にご飯を食べてみたい

(星野源)土井さんに聞きたいこととか、メッセージなどなどありましたらメールお待ちしております。またね、この深夜ラジオに出てくださるっていうのは、あんまりないんじゃないのかな?っていう感じがするんですけど。ねえ。土井さんのYouTubeとか、個人チャンネルの方とか見ても、なんかすごい素敵な場所で料理されてて。なんか朝日がもうピカーン! みたいな。だから夜中は大丈夫かな?って。それでオファーしたら、快諾いただけたということで。ありがとうございます。楽しみにしております。再来週の星野源のオールナイトニッポン、お楽しみに!

(中略)

(星野源)先ほど、再来週のスペシャルゲストは料理研究家の土井善晴さんということを発表したんですけども。メール来ました。岡山県の方。「まさかの土井善晴さん。ゲストに好きな味噌汁の具を聞き続けたこの番組、まさかその延長に土井さんがいるとは! これぞまさに伏線回収ですね」。まさに! 本当にそうですね。「土井さんに好きな味噌汁の具はなんですか?」っていうメールが来るんでしょうね。もう今更(笑)。あの味噌汁のプロフェッショナル中のプロフェッショナルというか。もう、ほぼ味噌汁である土井さん(笑)。もうほぼ味噌汁の一部である土井さんに対して、「好きな味噌汁の具はなんですか?」って聞けるって、ちょっとなかなかないですよ。

続いて。「土井善晴さんの『情熱大陸』を見ました。見てるだけでよだれが出てきて、あったかい気持ちになりました」。ああ、たしかに。そうなんだよね。なんかあったかい気持ちになるよね。「料理の撮影中にレシピと順番を間違えていたんですが、それを『そのまま間違えたということで放送しよう。その方がいい。うまくいくこともあるし。料理は偶然が生むものだから』という土井さんの言葉が素晴らしかったです」。

素晴らしいですね。土井さんって、本当にお話することが面白いし、ハッとするというか。ホッともするし。なんですかね? なんか「そのままでいいよ」みたいな安心させられ方って僕はあんまり好きじゃないんですよ。そうじゃなくて、そういう要素もあるんだけど。なんか安心する……「無理しなくていいんだ」と思うんだけど。でもなんか、なんかやりたくなってくるっていうか。その安心以上になんか、「ああ、これ、やってみようかな?」みたいな気持ちにかき立てられるみたいな。そういう部分が僕、好きです。

三重県の方。「源さん、土井善晴さんの本を読んで私は残った八宝菜を味噌汁にしました。そして味噌汁のポテンシャルのすごさに感動した1人です。スペシャルウィーク、めちゃめちゃ楽しみです」。わかる! そうなの! 残ったものを入れるだけで味噌汁がワンダーランドになるんですっていうね。いや、そうなんだよ。

それもね、フライドチキンもそうだったんですよ。いやー、そんなお話をね、いろいろできればと思っておりますので、再来週をお楽しみに。

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<書き起こしおわり>

星野源 土井善晴の本の影響でフライドチキン味噌汁を作った話
星野源さんが2022年9月20日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でUCCの新CM発表会に出演したことを紹介。その中でした味噌汁の具の話から、土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を読んでフライドチキン味噌汁を作ってみた話をしていました。
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