オズワルド畠中 ChatGPTに作らせた漫才ネタを語る

オズワルド畠中 ChatGPTに作らせた漫才ネタを語る ほら!ここがオズワルドさんち!

オズワルド畠中さんが2023年3月15日放送のTBSラジオ『ほら!ここがオズワルドさんち!』の中でChatGPTについてトーク。実際にChatGPTに作らせてみた漫才ネタを伊藤さんと実演していました。

(畠中悠)でもその500回目とかをやる時にはね、もう世界は変わってるのかもしれないね。

(伊藤俊介)なんか、しゃべりそうだな……。

(畠中悠)やっぱり世の中ってどんどん動いていっているし。ここ数年の目まぐるしい成長スピードったらね、ないんですよ。

(伊藤俊介)なんかその入りは別に何回も聞いてる気する。

(畠中悠)いや、でもこれはね、もう本当に目の前まで近づいていて。結構今、世間でも話題のAI。知ってる? ChatGPTってさ。

(伊藤俊介)あれ、エグいね。

(畠中悠)あれ、本当に今はまだ、完璧な状態ではないかもしんないけど。もう、そのさらに上のやつが出てるらしいんだよ。

(伊藤俊介)AVとか、作れるっていうね。

(畠中悠)ああ、物語とかも、「こういう感じの物語を作ってください」って言ったら一気にバーッてできたりとかね。

(伊藤俊介)自分の理想の女の子をAIで作れたりするみたいだね。

(畠中悠)だから、アメリカとかではもう禁止されてるんだって。大学の論文とかも作れちゃうから。

(伊藤俊介)ああ、なるほどね。替え玉どころの騒ぎじゃなくなってきちゃうんだ。

(畠中悠)もう本当にリアルな文章を作ってくれるし。

(伊藤俊介)へー。漫才もそうらしいね。

(畠中悠)だから漫才は俺、どんなもんかな?って思ってね。やってみたのよ。ChatGPTを登録して。ちょっとそれを今日、持ってきたんで。

(伊藤俊介)えっ、俺らの漫才ってこと?

(畠中悠)一応、タイトルというかね。どんな感じでやればいいのかわかんないけれども。「こういう感じで作ってください」っつって。

(伊藤俊介)ああ、俺らっぽいのとかっていうよりは……。

(畠中悠)そうそうそう。これ、2人でちょっとやってみよう。今、伊藤に送るんで。

(伊藤俊介)えっ?

(畠中悠)今後ね、その漫才台本も作られたらさ、俺ら人間が勝てない……それこそ、将棋で言う電王戦みたいなことになるかもしれないじゃん? M-1のファイナリストにAIとかがさ、入ってくる可能性もあるわけよ。

(伊藤俊介)うんうん。

AIがM-1ファイナリストに入ってくる可能性

(畠中悠)でね、一応どんなことを質問したかというと……まあChatGPTがわかんない人、まだいるかもしんないですけど。なんでもAIが質問に答えてくれるんですよ。本当にどんな質問でも……わからないこととかね、何でも答えてくれるんで。そこに僕が入力した質問は「ボケの方が友達がいないから、ツッコミに対して『あなたの友達を1人ちょうだい』というテーマで漫才のネタを作ってください」。

(伊藤俊介)ああ、なるほど。俺らがM-1でやった、既存のネタをっていうことね?

(畠中悠)「『友達はあげるものじゃない』と断るが、あの手この手で友達をもらおうとするという展開。ボケの提案が徐々に奇妙なものになって、ツッコミを翻弄していってください。ツッコミは徐々に強いツッコミになっていく。話のオチもつけてください」ということを質問しました。それで出来た台本があるんで。ちょっと今、伊藤と2人でやってます。

(伊藤俊介)はい。

<ChatGPT漫才スタート>

(畠中悠)「友達が、ほしいなあ。ツッコミ、あなたは友達いっぱいいるじゃないですか? 1人くらい私に貸してもらえませんか?」。

(伊藤俊介)「友達って、そんなに簡単に貸せるものじゃないでしょう? それに、私がいつも言っているでしょう? 友達は自分で作るものですよ」。

(畠中悠)「そうだけど、私にはそんな才能がありません。友達になりたい人には、何を言えばいいのかわからないし、どこに行けばいいのかもわかりません。だから、あなたに1人ぐらい友達を貸してもらえないかな?」。

(伊藤俊介)「いいえ、それは無理です。友達を貸すことはできません。それに私たちが友達なのは、お互いを尊重し合っているわけです。友達を貸すようなことは、それに反する行為だと思います」。

(畠中悠)「そうですか。じゃあ、友達ではなくて、ただの知り合いを貸してもらえませんか?」。

(伊藤俊介)「それでも、ダメです。友達や知り合いに対して、そんな風に扱うことはできません」。

(畠中悠)「じゃあ、仲間でもいいです。仲間を1人、貸してもらえませんか?」。

(伊藤俊介)「友達でも知り合いでも仲間でも、それらを貸すことはできません。人を貸すようなことは、あなたが思っているよりも深刻な問題なんですよ」。

(畠中悠)「あら、そうですか。でも、せっかくなので、私があなたに友達を作ってあげましょう」。

(伊藤俊介)「それは結構です。私には十分な友達がいますし、あなたが友達を作ることにエネルギーを注いだ方がいいですよ」。

(畠中悠)「じゃあ、私が作った友達と、あなたが友達になったら、私たちは3人で一緒に遊べますよね?」。

(伊藤俊介)「いいえ、それは違います。友達は自分で作るものであり、作られたものではありません。それに、あなたが作った友達と私が友達になる必要もないのです」。

<漫才終わり>

(畠中悠)これは、恐ろしいですよ?

(伊藤俊介)恐ろしくねえよ!(笑)。お前、どっちかっていったら俺の方が話になんないやつみたいになっているぞ?

(畠中悠)フフフ(笑)。

「これは恐ろしいことになる」(畠中)

(伊藤俊介)なんにもお前の言うことを……(笑)。

(畠中悠)最後、友達3人で遊ぶだけなのにさ。

(伊藤俊介)それは別にいいじゃん?(笑)。

(畠中悠)それを「いいえ、それは違います」とか言って(笑)。

(伊藤俊介)なんでそこまで突っぱねるんだよ?(笑)。

<書き起こしおわり>

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