オズワルド伊藤 秋元康をキャバクラに連れて行く約束をした話

オズワルド伊藤 秋元康をキャバクラに連れて行く約束をした話 ほら!ここがオズワルドさんち!

オズワルド伊藤さんが2022年10月5日放送のTBSラジオ『ほら!ここがオズワルドさんち!』の中で秋元康さんと対談をした際の模様を紹介。キャバクラに行ったことがないという秋元さんを近々、キャバクラに連れて行く約束をした話などをしていました。

(伊藤俊介)ちょっと今日の日中、秋元泰さんとお仕事させてもらったんですよ。

(畠中悠)あの秋元康さん? 俺らが知ってる秋元康さんに?

(伊藤俊介)はい。なんか知らんけど、ピンで行ってきたんですけど。ちょっと、すごく緊張して。なんか、会ったこともないし。

(畠中悠)なんか、お話の中だけの人っていう感じだよね。

(伊藤俊介)そうそう。本当、それぐらいの感じというか。で、「おはようございます」って。秋元康さんと2人で1時間、しゃべらせてもらったんですけど。お前、あると思う? 秋元康と2人で1時間しゃべる仕事。

(畠中悠)しゃべる仕事もないと思うし、しゃべる話題もないと思う。

(伊藤俊介)で、「俺は秋元康さんと何をしゃべるんだ?」と思って。もう、いろいろ聞きたいこともあったのよ。

(畠中悠)まあ我々、乃木坂の番組とかやってっていうのもあるし。

(伊藤俊介)あと、秋元康さんがさAKBとか坂グループのやつでファン投票というか、総選挙とかをやっていたシステムって、あれは無限大のAGE AGEのシステムを見て思いついたっていう説があって。

(畠中悠)えっ、誰が言っているの? マジで?

(伊藤俊介)それを見て「ああ、これはアイドルでやった方がいいな」って思ったんだって。という話を俺、誰に聞いたんだっけな? LLRさんとかに聞いたのかな?

(畠中悠)なんで秋元さんがそのシステムを知っているのよ? 見に来てたっていうこと?

(伊藤俊介)いや、当時めっちゃ話題になってたから。そういう話とかも聞こうかなと思ってたんだけど……始まってからもう3、4分したら「それで、伊藤くんはさ、キャバクラでずっとバイトしてたんでしょう? キャバクラって、どんなところなの?」って聞かれて。

(畠中悠)逆に知らないんだ?

(伊藤俊介)逆に知らないのよ。クラブで止まってるのよ。

(畠中悠)ああ、そうか。銀座のクラブとか、そっちの方に行くから、キャバクラって逆に知らないんだ?

(伊藤俊介)そう。だから、なんつーの? 昔はそれこそ、仕事終わりとかにクラブとか、よく行っていたらしいんだけども。「あの子たち、すごいよく笑ってくれるじゃない? 僕がね、いろんなお話をしてると女の子たち、すごく笑ってくれて。『やっぱり僕、面白いのかな?』って思ってたら、しゃべっている時に女の子がね、灰皿を変えたんだよ。『ああ、違う。この子たち、本当は聞いてないんだ』って思って。そこからちょっと、行くのをやめちゃったんだよね」って。

(畠中悠)っていうか、そんなことはさ、もう誰もが知ってることじゃん? 別に笑ってくれるし、伊藤がよく言うけど、みんなが王様、神様になれる。それを知った上で行くものだっていうイメージがあるけど、秋元さんぐらいになると、それも知らなかったんだね。

(伊藤俊介)いや、知らないというか、その女の子の動きみたいなので「結局、俺の話を聞いてなかったんだ」って思って、ちょっと冷めちゃったみたいな。知らなかったわけじゃないんだけど。

(畠中悠)でも、秋元さん、知らないこといっぱいあるかもな。

(伊藤俊介)そう。それで「キャバクラ、行ったことがないんだよ。どんなところなの?」って聞かれて俺、説明してさ。で、そのままたぶん30分ぐらいキャバクラの話して。「今度、連れていってよ」とかって言われてさ。それでラジオ中に「ああ、わかりました。お願いします」って言ってたら、終わってから「じゃあさ、いつ行く? LINE、交換しようよ」って言われて。「えっ、話がそんなにパンパン進むの?」って思って。

秋元康とLINE交換

(畠中悠)へー。秋元康とキャバクラに行くことになるんだ。マジで俺、いろんなことを教えてほしいわ。秋元さんに。

(伊藤俊介)俺も聞きたいことがいっぱいあるからさ。

(畠中悠)「ピンサロってさ……」って。

(伊藤俊介)お前、やめろよ!

(畠中悠)フハハハハハハハハッ!

(伊藤俊介)お前、マジでやめろよ? 俺、本当に知らないよ? 俺、本当に知らないからな。もう、お前と会えないかもな。恐ろしいよ、お前は。

(畠中悠)それはさすがにあれだけど。でも本当、俺みたいなさ、ちょっと前までお金もなくて。いろいろと工夫をしながら生活してた人たちが楽しんでたものとかを教えたら、すごい楽しんでくるかもしれないね。

(伊藤俊介)でもね、意外と感覚的には、俺もなんかすごい、それこそトップ・オブ・トップの人じゃない? その世界の中で。めっちゃ、ザ・社長みたいな感じの人なのかな?って思っていたけども、めちゃくちゃこっち寄りというか。一般的なっていうか。それこそ、この世界に足を踏み入れたのも、最初はアルバイトで作家の仕事をしてたんだって。で、「もうこんな仕事、早く辞めなきゃな。何をやろうかな」みたいに考えたら、あれよあれよとこっちの世界で飯が食えるようになって。「そのままズルズル来ちゃったんだよね」ぐらいの感じで言ったんだから。

(畠中悠)でもさ、売れるのも早かったわけじゃない? おニャン子……おニャン子が最初なの?

(伊藤俊介)おニャン子が最初じゃない? ああいう風に有名になったのは。

(畠中悠)プロデュースするみたいな。

(伊藤俊介)だから、すごくしゃべりやすかったな。ただ俺、しゃべっててさ、「いくら何でもしゃべりやすすぎるな。まるで秋元康じゃない人としゃべってるみたいだ」ぐらいの感覚に陥ってたんだけど。で、終わった後に「なんでかな?」って考えていたら、秋元さん、途中から眼鏡を外したのよ。で、眼鏡外した顔を見ながら俺はしゃべってたんだよ。だから半分以上、なんかちょっとだけ知らないおじさんとしゃべってる感覚でしゃべっていたんだよ。眼鏡、外してたから。

(畠中悠)それも作戦なのかもね。「しゃべりにくいだろうな」って。

(伊藤俊介)秋元康じゃないみたいにしてくれたのかな?って。

(畠中悠)いや、それはさすがに無理だって(笑)。

(伊藤俊介)でも、途中でさ、秋元さんのやっているドラマの仕事のお話をいただいたことがあったのよ。でさ、M-1も始まるじゃん? で、ドラマって拘束時間もあるから。だから「ちょっと今回は」って思ってお断りさせていただいたんだけども。そしたら本当にそのラジオの最中に「まあ、ドラマの仕事もね、伊藤くんには断られちゃったんだけど」って言われて。マジでなんて言っていいかわからなかったよ。

(畠中悠)でもそれってさ、断られた側も気を遣うじゃん? 普通は。「この話はしない方がいい」とかさ。でも、それをフランクに言うっていうのがいいところかもしれないね。

(伊藤俊介)そうそう。本当に別に何も気にしてない感じで。その話をしてくれて。で、そのドラマを……ちょっと沙莉の話になったのよ。で、「あの子はすごいね」みたいな。「あの子って、黙っていても、黙ってた先のシナリオが見えてくるんだよね」みたいに言っていて。「この黙った先に、こっちが『何を考えてるんだろう?』って思わせるような空気があるんだよ」みたいなことを言っていてさ。「ああ、たしかに。そうなのかもしれないですね。まあ、天才ですから」「本当にすごい女優さんだと思う。ただね、伊藤くん。君にもその空気があるんだよ」って言われて。俺にそう言ったのよ。秋元さんが。

(畠中悠)プロデュース、するのかな? 伊藤家46みたいな。

「君はね、将来役者の仕事もやっていくと思うよ」

(伊藤俊介)「これ、もう断言してもいいけど。君はね、将来役者の仕事もやっていくと思うよ」って秋元さんが俺に言ったのよ。あの秋元さんが!

(畠中悠)いや、そんなに驚かないというか。別に現に何個か、やってるし(笑)。

(伊藤俊介)やってるんだけども。秋元さん、それ知らないから。それも言えなかったけど。

(畠中悠)すごい先見の明がある感が出てますけど……別にやりそうな気がするしっていうところ、あるよね。

(伊藤俊介)いや、違うんです。やるとかやらないじゃなくて、「そっちの大成功が見える」みたいなニュアンスだったと思う。俺は。「伊藤くんは黙ってその場に座ってるのが画になるんだよね」って。

(畠中悠)そうかなー? 俺が知っている伊藤はそんな感じ、しないけどな?(笑)。

(伊藤俊介)お前はお笑い芸人の俺しか知らないんだよ。

<書き起こしおわり>

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