ケラリーノ・サンドロヴィッチ ナゴムレコードで一番儲かったバンドを語る

ケラリーノ・サンドロヴィッチ ナゴムレコードで一番儲かったバンドを語る ナイツのちゃきちゃき大放送

ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが2023年3月4日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』に出演。ナゴムレコードの思い出を振り返っていました。

(塙宣之)ナゴムはどうして、これは?

(KERA)ナゴムもね、これも細かく話すと長くなっちゃうんですけど。当時、「インディーズ」なんて言葉はまだなかったんですよ。「自主制作レコード」っていう。で、自分たちのレコードをどこも出せなかったから。もう既に有頂天っていうバンドをやっていたんですけど。それで、自分たちのレコードを出すためにレーベルを作ったっていうのが最初なんですよ。で、そこに、せっかくレーベルを作ったので、なんか面白いバンドをって言って、大槻と既に筋肉少女帯の前のバンドをやってた……筋少の前にドテチンズっていうのをやっていて。中学生だった彼らが。

(土屋伸之)ええっ!

(KERA)で、中学生の時のデモテープを高校時代に、後輩の内田雄一郎っていう、筋肉少女帯のベーシストにもらって。で、大槻と知り合って……みたいな。なんかそんなようなことですね。で、最後はたまがデモテープを送ってきて。「すごいな!」と思って。それでたまが売れてね。

(塙宣之)いや、それすごくないですか?

(KERA)ちょうど、某コンテスト番組で5週勝ち抜きを……番組名って言っても大丈夫なんだっけ?

(塙宣之)大丈夫です。

(KERA)イカ天で。で、5週勝ち抜く時に最後のアルバムが出たんですよ。で、それが500枚プレスだったのが、追加で1万9500枚売れて。すごい儲かりましたよ。それで、儲かったお金を折半して。普通のレコード会社だと、そんな折半とかじゃないんですけど。ざっくり割って、半分が俺。半分がバンドみたいな。だから何千万単位で。

(塙宣之)うわっ、じゃあナゴムでたまと筋肉少女帯と……。

たまと何千万単位の利益を折半

(KERA)でも筋少はそんな、全然。当時はまだ。だからたまで売れたお金で俺は親父の墓を建てたんですけど。後で、ちょっと後悔して。墓石に「金返せ」って掘ろうと思って……。

(一同)フハハハハハハハハッ!

(土屋伸之)なんでですか(笑)。

(KERA)ちょっと使いすぎちゃって(笑)。

(出水麻衣)親孝行(笑)。

<書き起こしおわり>

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