安住紳一郎 中国・臥龍パンダ保護センター周辺の筍の美味しさを語る

安住紳一郎 中国・臥龍パンダ保護センター周辺の筍の美味しさを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2021年5月2日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で筍についてトーク。取材で訪れた中国・臥龍パンダ保護センター周辺の筍の美味しさを話していました。

(安住紳一郎)さて、「私の小さな楽しみ」。市川県の43歳女性の方。ありがとうございます。「農家である我が家には広くはありませんが竹林があります。その竹林に春になると筍が生えてくるので、筍を取りに行くことが私の小さな楽しみです。以前は姑の知り合いも複数人取りに来るので、毎年争奪戦で、なぜ自分たちの土地なのに自由に筍が取れないのかとやきもきしていました。しかし近年、その知人たちも歳を取ったのか、筍を取りに来なくなったようで、竹林に筍がたくさんあります。今年は70本以上の筍を収穫しました。友達や親戚に配っても筍は下ごしらえが面倒ということもあり、あまり量はもらってもらえず、自宅で30本以上を消費することになりました。土佐煮、筍ごはん、チンジャオロースーなど私の筍レパートリーを駆使して6人家族で半月で食べきりました」。すごい。30本を半月で。

(中澤有美子)わあ!

(安住紳一郎)「こんなに食べても来年の収穫が楽しみです」ということで。筍、美味しいですからね!

(中澤有美子)そうですかー!

(安住紳一郎)筍ね。パンダはほら、笹を食べるじゃない? 竹を食べますでしょう? あれ、傍から見ていて「美味しいのかな?」って思いますよね。なんでそんな味気のない……。

(中澤有美子)筋筋したものを……。

(安住紳一郎)そう。筋っぽいのをずっとかじっていて。なにが楽しいんだろう?って思ったりしますけどね。私、ジャイアントパンダ、好きじゃないですか。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)「好きじゃないですか」っていう言い方、女子高生みたいでごめんなさいじゃないですか。すいません。ぶりっこしちゃって。本当に。私、ジャイアントパンダ、好きです!

(中澤有美子)フフフ、はい(笑)。

「私、ジャイアントパンダ、好きじゃないですか」

(安住紳一郎)なので、ジャイアントパンダが住んでいる臥龍っていう中国の山の中に取材で行った時に、そこの周りは筍が美味しいんですよ。

(安住紳一郎)で、日本で言うところの、なんですか? 長野とかに行くとりんご農家さんがドライブインみたいなのを自前でやっていて。なんか、産直みたいな。りんごとかぶどうとかを販売しているみたいな感じで沿線でずーっと農家の人たちが筍を売っているんですよね。それで、筍料理がね、とっても美味しい。そのあたりで食べる料理は筍以外は美味しくなかったから!

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)俺も最初、レストランとか行っても筍料理のオンパレードだから。「えっ、筍しかないのかな?」って思って。でも「筍、美味い、美味い!」ってバカバカ食べていて。テーブルを見たら自分のテーブルも筍がブワーッとなっていて。「パンダと一緒じゃねえか! 竹ばっかり食ってるわ!」って思って。だから、ちょっと固めの竹でも食べれるのがジャイアントパンダで。柔らかめの竹じゃないとダメなのが人間じゃない? だから「結局、竹じゃん! なんだ、なんだ。パンダは美味しいものを食べているんだ!」って思って。

(中澤有美子)そうか(笑)。

(安住紳一郎)スタッフと一緒に「うんうんうん!」ってなって。

(中澤有美子)気持ちがわかっちゃった(笑)。

パンダの気持ちがわかった

(安住紳一郎)「気持ち、わかるね! これからパンダを見て笹を食べていても、竹を食べていても、なにも不思議に思わないね!」なんて言って飛行機に乗って帰ってきました。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)終わり!

(中澤有美子)最高です(笑)。

<書き起こしおわり>

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