安住紳一郎さんが2023年2月12日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で春が近づき、暖かくなると出てくるものについて話していました。
(安住紳一郎)いやー、でも今日、東京・横浜・熊谷で最高気温16度。いいですねー。東京の降水確率は午後0%。夜10%。ねえ。
(中澤有美子)のびのびしますね。
(安住紳一郎)そうですね。昨日もね、雪の反動もあって暖かくなりましたんで。本当にね、こういう言い方はよくないんですけども。毎年、思ってしまうのは、やっぱり暖かくなると出てくるのは虫も人も一緒って感じでね。人がワーッと出てきましたよね?
(中澤有美子)多かったですよね。
(安住紳一郎)すごくなんかこう……普段、出てないっていうような人まで出てきちゃうっていう感じがね、いいですよね。言い方がほら、誰かを傷つけてるのかもしれないけど、私はいっつも思う。「出てるなー!」ってね。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)だって、そうでしょう? 普段、出てこない人も出てきてるから、普段より出てるんだよね? 毎日出てる人だけだと、そんなに変わらないもんね。
(中澤有美子)本当だ、本当だ。そうだなー。
(安住紳一郎)真冬日と変わらないはずなんだけど。普段は出てこない人も出てきてるから「うわっ、出てる!」っていう感じなんだよね。
(中澤有美子)言われてみればそうよね(笑)。
(安住紳一郎)まあ、自分もその中の1人なんだけどさ。うん。なんかほら、あるじゃない? 動物らしいそういう、温度に応じて動いちゃうって感じの。
(中澤有美子)そうですよね(笑)。
温度に応じて動いてしまう
(安住紳一郎)意味ないのに家から出てきちゃって。「ああーっ!」なんつって。で、戻るみたいな。「暖かい!」なんつって。いや、用事がないからさ。ほら。出てくるのは出てきたけど、用事がないってことに気づいて。「ああ、出てくる意味、なかったな」と思って戻っちゃったりとかさ、するじゃん? ねえ。「公園まで散歩に行こう」なんてさ、行ったりとか。いいことですよね。
(中澤有美子)いいことですよね。
(安住紳一郎)やっぱり暖かくなるとね、人が出るね。
(中澤有美子)今日も出るね(笑)。
(安住紳一郎)今日も出るね。っていうことで、でもやっぱりほら、虫とかね、動物とかがほら、春になって出てくる……森に出てきたりとかするのを見てると、なんか地球上に住む一員として嬉しい気持ちになるわけだから。他の動物たちもなんか「うわっ、人が出てるな!」っていう風に思ってるかもしれないよね。
(中澤有美子)そうかー。そうね。「出てきたな」って。
(安住紳一郎)「出てるねー!」なんてね。たぶんね、わかんないけど。カラスとかさ、ハトとかがさ。「出てますねえ!」なんて。「やっぱり! 気温が14度超えると、出ますね」なんて言って。シューッ!ってね、カラスが飛んで。
(中澤有美子)そうか。よく見えるでしょうねー。
(安住紳一郎)よく見えるね。「ああ、出てますねー。うわーっ!」なんて。「どうでした?」「うん。ちょっと今、俺錦糸町の方を回ってきたけど、出てる」なんて言って(笑)。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)「出るね。八重洲口でいっつも止まってるところ、止まれなかったわ」なんて。「こんにちはー」なんて。ヒューッて……ああ、今私、カラスになった気持ちでしゃべってますけど。でも、そういう風に見てるだろうね。きっとね。
(中澤有美子)楽しい!
(安住紳一郎)ねえ。「失礼しまーす」なんて言って。「いいなー」なんて言ってね。
(中澤有美子)いくらでも行ける(笑)。
「今、カラスになった気持ちでしゃべっています」(安住)
(安住紳一郎)いくらでも行けるよね。なんかね。「赤坂御苑は変わらない。ここはほら、人が入れないから……」「さすが! お目が高い!」なんてカラス仲間に言われてね。「ここは変わらず、いつもの静寂。赤坂御所です」なんて言って。
(中澤有美子)目の付け所(笑)。
(安住紳一郎)「違うなー。目の付け所がシャープだね!」「うんうん!」なんつって。あ、今カラスの気持ちになってしゃべり続けてますけど。ごめんなさい。なにをやってるんだ?っていう感じですけど。でも、そう思うよね?
(中澤有美子)そうですね(笑)。
<書き起こしおわり>