安住紳一郎 中年男性の風疹予防接種を語る

安住紳一郎 中年男性の風疹予防接種を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で中年男性に風疹の予防接種を受けるようにお知らせが来ている件についてトーク。その理由や実際に予防接種を受けた際の模様などを話していました。

(安住紳一郎)インフルエンザの流行が今年は早くも始まったということで。統計開始以降2番目の早さでのインフルエンザの流行ということで。過去最速は2009年でこの時は夏からインフルエンザが世界的に流行した年でした。統計開始以降2番目の早さということです。周りで風邪を引いてらっしゃる方、たしかにいるんですよね。で、だいたいみんな「いや、インフルエンザではないんですけども・・」って言うんですけども。どうなんでしょうか? インフルエンザの予防接種なども盛んにいろいろと言われてますので。私たちはインフルエンザの予防接種についてはかなり詳しく、そして嫌がられるほどに内部情報を仕入れてきましたので。

安住紳一郎 2018年・独自のインフルエンザ予防接種学説を語る
安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中でインフルエンザの予防接種についてトーク。毎年わざわざ日テレの診療所で予防接種を受ける安住さんが独自のインフルエンザ予防接種学説を披露していました。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)みなさんはだいたい、日本人の半分ぐらいの人がインフルエンザの予防接種を受けるという。まあ、半分の人は受けないということなんですけどね。そしてだいたい、インフルエンザワクチンがみんながギャーギャー言うので足りなくなったりするんですけども。決して足りなくなることはないので、焦らないようにしていただきたいですし、また変に過剰に予約なんかをしますといけないので。過剰に予約をする病院なんかも「そういうような薬剤の予約はしません」なんて言われているみたいですよ。詳しいでしょう? 私、もう病院経営者みたいになっちゃっていてね。

(中澤有美子)ええーっ!

(安住紳一郎)大量のワクチンの業者からの注文は受け付けてないみたいですね。なんかね。病院さえも。

(中澤有美子)そうですか。

(安住紳一郎)そういう風に、まあみなさん、地震の時にコンビニから物がなくなる仕組みとかでおわかりですもんね。過剰にみんなが焦って多め多めに注文をすることによって流通が完全にパニックになってしまうということがありますもんね。なので……みたいですね。あと、私たち男性は風疹の予防接種をいま受けなくちゃいけないということになっているんですよね。たぶん関係ない人は知らないと思いますけども。昭和37年度……昭和37年の4月から昭和54年生まれの人。だからちょうどいま57歳から40歳のおじさんたちにいま、ホットな話題!

(中澤有美子)男性ですか?

(安住紳一郎)そう。おじさんの男性に限って、ちょっと「風疹の予防接種を受けてください」って言われていて。ちょうどこの世代はあんまりちやほやされていない世代だから。ちょっとね、国から声がかかって嬉しい感じ。

(中澤有美子)アハハハハハハハハハッ! まさかの、嬉しい……(笑)。

(安住紳一郎)うん。まさかね。「お、俺たち?」っていう。私もおじさんだから漏れなく入っているのですよね。

(中澤有美子)へー。なんかお便りとか来るんですか?

(安住紳一郎)来る来る! ひさしぶり! 小学校ぶりぐらいだから、ちょっと嬉しい。

(中澤有美子)そうですよね。予防接種のお知らせなんてね。

(安住紳一郎)予防接種のお知らせ、おじさん限定で続々ですよ。

(中澤有美子)「俺?」っていうことですよね。

(安住紳一郎)なかなか渋いでしょう? 40歳から57歳よ? ものすごく限定されている。

(中澤有美子)フフフ(笑)。なんかかわいいな。

おじさん限定の予防接種のお知らせ

(安住紳一郎)うん。で、気づいていない人も多いと思うんですよね。意外に。こんなおじさん限定の予防接種のお知らせなんてなかなかないですからね。「風疹の予防接種をおじさんたち、受けてください!」っていうことになっているんですね。

(中澤有美子)その世代だけ免疫がついてないんですね。

(安住紳一郎)ああ、免疫がついている人もいるんですけど、ちょうど過去に公的に予防接種がこの世代の男性だけ行われていないので。比較的免疫を持っている人たちが少ないっていうことなんですよね。なので、国なのかな? そこから予防接種……無料なんですけどもね。「受けてください」っていう案内が。正しくは免疫検査からしなきゃいけないんですけども。免疫検査をして、免疫がないと判定をされた人には風疹の予防接種ということですね。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)私もさっそくお知らせが来ちゃったりして。張り切ってますよ!

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)張り切ってます、張り切ってますー!

(中澤有美子)張り切っちゃってますか?

(安住紳一郎)ただね、あれなんですよ。「この世代のおじさんたちの体を心配して予防接種を……」っていうことももちろんあるんですが、その側面よりもですね、「これから生まれてくる世代の子供を守るために」という。風疹っていうのはいちばん危険なのは成人がかかると症状が重くなるということはもちろんあるんですけども。妊娠初期の妊婦さんが感染してしまうと、生まれてくる赤ちゃんに大変に障害が起きることがあるということで。要はこの年代の男性がしっかりと抗体検査を受けて必要な予防接種を受けると、免疫を持っている人のパーセンテージがすごく上がるらしいんですよね。そうすると、その統計上っていうんですかね? 非常にマクロな学問から風疹の流行が日本からはほぼなくなると言われているらしいので。もう、「おじさんたちは社会のために受けよ!」っていうことのようですね。

(中澤有美子)そうですね(笑)。うんうん。そうですかー。

(安住紳一郎)1回、まず病院に行って抗体検査をするんですよね。血を抜かれるのかな? それで「風疹の抗体がありません」ってなるとまた後日、病院に行って風疹の予防の注射をチュッと打ってもらうことになるんですけども。

(中澤有美子)そうか。2回出向く可能性があるんですね。

(安住紳一郎)そうですね。2回ですね。それで過去に抗体検査を受けている人はその抗体検査の結果を持っていけば……抗体がある人は予防接種を受けなくていいし。自分が抗体がないことがわかっていれば、その抗体検査の紙を見せてすぐに予防接種っていうことになるのかな?

(中澤有美子)ああ、すぐ接種。

(安住紳一郎)でもね、過去の抗体検査の結果を持っている人なんてほとんどいないですよね。

(中澤有美子)そうでしょうね。たしかに。

(安住紳一郎)ところがおじさん、ほら。抗体マニアだから。私、自分の抗体を常に把握しているから。

(中澤有美子)ま、まさかの?

(安住紳一郎)風疹の抗体データも常備しているのよ。

(中澤有美子)持っていた?(笑)。

(安住紳一郎)持っているの。それを持って病院に行ったら、「こんな人ははじめてです!」って。

(中澤有美子)ああ、ちゃんと持っている人が?

(安住紳一郎)「抗体を持っていない」というデータを持っているっていうね。

(中澤有美子)フハハハハハハハッ!

「抗体を持っていない」というデータを持っている

(安住紳一郎)「なんですか、あなたは?」っていう感じで見られたけども。「はあ、このタイプははじめてですね!」って。「抗体を持っていない」というデータを持っているという。「すぐに接種に移りましょう!」って。

(中澤有美子)フハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)なんかすごく嬉しかった。

(中澤有美子)やってきたんですか。じゃあ。

(安住紳一郎)「抗体を持っていない」ということを持っているという。なかなかないですよね。

(中澤有美子)そうですよね。いつ、調べたんですかね?

(安住紳一郎)私はこれね、たしかね、スズメバチの取材かなんかに行った時に、そのスズメバチのアレルギー反応かなんかの抗体を持っているのかどうかっていうのを取材に行くスタッフ全員が……危ないからね。アナフィラキシーショックとかになったりするんで。それでいろんな抗体を全部ね、調べた時があったのかな? その時におたふく風邪やら水疱瘡やら、それもセットで全部出てきたのかな? まあ結構しっかりお金がかかるんですよ。

(中澤有美子)そうですよね。プラスマイナスを全部出して。へー!

(安住紳一郎)その時のデータがあったんでね、持っていきました。40歳から57歳のおじさん、風疹の予防接種のお知らせ、届いているはずです。

(中澤有美子)フフフ、ご確認ください(笑)。

(安住紳一郎)ご確認ください。なんとなくね、ちょっと国とか街から無視されたような状態がしばらく続きますでしょう?

(中澤有美子)ええっ? フフフフフ(笑)。

(安住紳一郎)いや、そうなのよ。税金を取られるだけ取られて、お知らせが来るとしたら税務署ぐらいからしか来ないっていう。まあ、あとは人間ドックのお知らせとかが来るのかな? ひさしぶりに国から前向きなお知らせ!

(中澤有美子)フハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)「積極的に関わります!」みたいな。「風疹の予防接種、やります!」って。受けるとすごくあれ。電車の中とかでベビーカーに乗っているキッズたちとかを見ても「こんにちは!」みたいな。

(中澤有美子)「僕、大丈夫!」みたいな?

(安住紳一郎)「おじさん、抗体を持っているよ!」みたいな。いや、結構だから意識の高い妊婦のみなさんなんかは40から57のオヤジを避けるわけですよ。風疹の抗体を持っていないから。

(中澤有美子)フハハハハハハハッ! うん、うん……そうですね(笑)。

(安住紳一郎)だから、「妊娠してます」みたいなタグ、あるでしょう? あれを俺もつけちゃおうかなと思って。「風疹の抗体、持っています」みたいな。気持ち悪い!

「風疹の抗体、持っています」


(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)昭和37年4月2日生まれから昭和54年4月1日生まれですね。難しいですね。この年度もやつもね。たしかに、4月1日生まれの人って後ろの学年に入れられていたわっていう。1日違うとね、学年が違いますもんね。詳しくはお住まいの市区町村や国のホームページなどでご確認ください。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました