安住紳一郎さんが2023年1月22日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で『ニュースキャスター』で共演中の三谷幸喜さんと繰り広げた『白い巨塔』の東教授ものまね合戦について話していました。
（安住紳一郎）年明け早々、コロナに感染して、もう3週間経つんですが。まだ咳が少し残ってまして。声は8割方、戻りました。先週は大変失礼いたしました。
（中澤有美子）とんでもないです。よかった。
（安住紳一郎）申し訳ございません。なんだかやっぱり、それぞれ個人差あるようなので、あまりね、自分の感想ばかり言っても違うなというところはあるんですが。やはり結構、症状が長引く方が多いようで。1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月っていう人もいるっていう話を聞きますね。
さらには少しやはり、後遺症的なものが……青森の放送局にお勤めになっている女性のアナウンサーで、やっぱり後遺症が少し残って仕事がどうもうまくいかないっていうことで。8ヶ月ぐらい休業をされていたっていう方がいらっしゃって。先日戻られたって聞きました。私もね、同じ仕事をしてるんで。やっぱりそういう方もいるんだな、なんて思ってね。他人事じゃないな、なんてそういう気持ちにもなりましたが。私の方はいたって、まもなく完治する見込みで本人はおります。
（中澤有美子）そうですか。
（安住紳一郎）ただね、鼻声が少しもう、8割方戻ってしまいましたので。先週、評判に評判を呼んだ東野英治郎さんのものまではもう、封印するしかないということで。本当に、私は残念でならない。
（中澤有美子）ああ、そうですか（笑）。ちょっとね、名残惜しいところもありつつ。でも、よかったですね。
鼻声が治って東野英治郎ものまねができなくなる
（安住紳一郎）そうですね。やっぱり、その時だけなれるっていうこと、ありますよね。鼻声だと東野英治郎さん。声がかれていたら、バービーボーイズ。もしくはもんたよしのり&ブラザースっていう感じですか？
（中澤有美子）フフフ（笑）。
（安住紳一郎）「ダンシンオールナイッ！」っていうね。
（中澤有美子）ねえ。言いたい、言いたい（笑）。
（安住紳一郎）言いたいよね。全員が全員、言いたい。「知らない」なんて言わせない。うん。まあ、ちょっとね、東野英治郎さんは古いなっていうところ、ありますね。もう20代、30代、40代……私の同世代も「安住さん、歳いくつなの？」って話になるんだけども。生まれる前の映画の話をしてますからね。私、好きなんですよね。昭和40年の『白い巨塔』映画版。大日本映画、大映。東野英治郎さんですよね。
で、この話を先週しましたらね、土曜日の夜に『ニュースキャスター』という番組をやってるんですが。脚本家の三谷幸喜さんと今、一緒なんですよね。そしたら三谷幸喜さんが会うなり開口一番、「安住さん、東野英治郎のものまね、好きなんですか？」「ちょっと先週、鼻声だったんでラジオでそんな話をしたんですよ」って言ったら三谷さんが「私はね、ほとんどものまねはしないんですけども。『白い巨塔』のドラマ版の東教授。中村伸郎のものまねが大好きなんです」って言って。
ドラマ版ね。全31話、あったんですけど。私は映画版の方の……同じ人物なんですよね。その後、石坂浩二さんとか寺尾聰さんがそれぞれね、唐沢寿明さんとか岡田准一さんの時の『白い巨塔』でやるんですけども。なぜか私と三谷さん、同じ東教授に夢中なんだよね。お互い、似てないものまでずっと打ち合わせをするっていう。
（中澤有美子）楽しそう（笑）。
（安住紳一郎）お互いに似てないっていうね。私なんか中村伸郎さんの印象がないから。もう何が何だかよくわかんないんで。三谷さんがただ「財前くん、財前くん」って言ってるだけみたいな（笑）。
（中澤有美子）アハハハハハハハハッ！
いまいちよくわからない中村伸郎ものまね
（安住紳一郎）ねえ。東野英治郎のものまねがもうできないなんて、残念ですよね。（ものまねをしようとして）「私のようなものにまで、お見舞いのメールなどをお送りくださいまして、お礼を申し上げます」って、全然似てないもんね？
（中澤有美子）アハハハハハハハハッ！ あれ？ なんだ？（笑）。
（安住紳一郎）うーん。なんか違うな。（ものまねをしようとして）「仮にも私は浪速大の……」。全然似てないよね？ ただのゆっくりしゃべってるおっさんになっちゃった。つらい！ ねえ（笑）。
安住「遅くなりましたが今年もよろしくお願いします」
三谷「安住さんがいないから安住タッチにしてみました」#Nキャス pic.twitter.com/XqoaSpq5oA— のびたん (@nobitan1x) January 14, 2023
＜書き起こしおわり＞
