安住紳一郎 新型コロナ感染後の鼻声で『白い巨塔』東野英治郎ものまねにハマった話

安住紳一郎 新型コロナ感染後の鼻声で『白い巨塔』東野英治郎ものまねにハマった話 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2023年1月15日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で新型コロナウイルスに感染し、自宅療養をしていたことについてトーク。まだ鼻声が残っており、それを利用して『白い巨塔』の東野英治郎さんものまねにハマっていると話していました。

(安住紳一郎)私は年明け早々、コロナウイルスに感染していることがわかりまして。8日間の自宅療養となりまして。先週はこの番組もお休みをいただきました。遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。私のようなものにも、過分なお見舞いのメールなども頂戴したようで。お礼を申し上げます。まだ少し、鼻声なもんですから。なんとなく昔の大映の『白い巨塔』に出ている東野英治郎さんみたいなしゃべり方になっていますが。若い方はイメージできませんかね?

(中澤有美子)東野英心さんのお父さん。

(安住紳一郎)そうですよね。(ものまねで)「財前くん」なんてね。「君は第1外科の教授に目されてはいるけれども、少しおごりが過ぎてるんじゃないかな?」なんてね(笑)。すいません。今、この東野英治郎のものまねがマイブームなんで。

(中澤有美子)なるほどね。期間限定限定で。

(安住紳一郎)こういうの、ありますよね。ちょっとね、声がかれてる時に『ダンシング・オールナイト』みたいな。やりたくなるっていう感じですよね。今、私は東野英治郎さんのものまねブームになっちゃってるんですよね。(ものまねで)第1外科部長として……」って。あんまり似てないんですけども。イメージでやってるだけなんですけど。

(中澤有美子)そう。検証できない(笑)。

(安住紳一郎)懐かしいですね。「懐かしい」って昭和41年ぐらいの映画ですけどもね。『白い巨塔』。

(中澤有美子)元祖『白い巨塔』ですね。

(安住紳一郎)元祖。田宮二郎さんのね。田宮二郎さんの上司にあたる……「財前くん」ってね。そうなんですよね。

(中澤有美子)フフフ(笑)。大変な状況もエンジョイしてらして。

(安住紳一郎)(ものまねで)「僕の第1外科部長の名前において、勝手な行動をしてもらっては困るんだな」って。いや、似てると思うんだけどな?

(中澤有美子)そうなんですね(笑)。ちょっとじゃあ、追いかけで見て、検証させていただきたいと思います。

(安住紳一郎)ぜひ。昭和41年かな? 大映……大阪映画の方ですよね。その『白い巨塔』のファンの方、いらっしゃったら「似てるぞ」っていうね、応援のメッセージがほしいなと思います。

(中澤有美子)そうですね。励みになりますね。

(安住紳一郎)なりますね。(ものまねで)「少しおごりが過ぎてるんじゃないかな?」って。ちょっと、似てなかった? 今、自分でも……(ものまねで)「私のようなものに過分なお見舞いのメールなども頂戴したようで、お礼を申し上げます」って。もうそっくりだと思うわ。

(中澤有美子)そうなんだー(笑)。

『白い巨塔』東野英治郎

(安住紳一郎)無症状など、個人差があると聞いていましたが。私はですね、かなり熱が上がりましてですね。39度台が2日ほど続きまして。味覚や呼吸のしづらさということはなかったんでまだ良かったんですが。病院にも特に行ってはいないんですが。ひたすら寝て、熱を下げるということをして過ごして。自宅療養の日々ということになりましたけれども。

ずいぶん最近はね、感染者の数が増えてますし。今はね、全数把握してませんから。届け出をしない人たちの数も相当いるだろうなんて言われてますけれどもね。また周りで私を含めてですが、かかった人の話などを聞きますと、後遺症とまでは言いませんけどもね。やはり咳が取れるまで1ヶ月くらいかかる。長い人だと3ヶ月とか。まあ、あとは鼻声ですよね。私もずいぶん治らないもんだなと思って。

未知のウイルスということでなかなかね、既存の咳止めなどでも、これといったものがないようなので。ゆっくり治すしかないようだということのようですが。少しまた、ラジオになりますと、鼻声が気になるとは思うんですが。しばらくご容赦いただきたいと思います。

(中澤有美子)鼻が苦しいということはないんですか?

(安住紳一郎)咳がねやっぱりね、寝る時とか出るんですよね。

(中澤有美子)鼻呼吸はできるんですか?

(安住紳一郎)鼻もね、通ってはいるんですよね。どうしたものかと思いますけれども。

(中澤有美子)おかわいそうです。

(安住紳一郎)いえいえ。あとはね、感染した具体的な例を知りたいということがよくあると思うので、私の話で参考になればというところですけど。私はワクチンは3回、打ってたんですが。3回目は3月の末なんで、ずいぶん時間が空いちゃって。4回目を打とうと思ってたんですけども、副反応を熱が出る予備日をね、どうしても作りたいということで。ずっと1日延ばしを繰り返してまして。打とう、打とうと思ってたんですけども、結局打てずじまいということで。3回、全てモデルナだったんですけども。打った状態だったということなんですが。

また、感染した日はね、皆さんレコード大賞だっていう風に勝手に思われてると思うんですけれども。おそらくレコード大賞の前の前の日じゃないかなと個人的には思ってます。想像なのでね、「何を言ってるんだ」っていうことなのかもしれませんが。その日はね、朝の番組が終わって、レコード大賞の会場で準備などしていて。夜の9時ぐらいまで立ちっぱなしになってましてね。自分でも「寒いな」と思ってたんです。

それで私、普段あんまり「寒いな」と思うことは少ないんですけど。その時は本当に「ああ、これは風邪ひくな」なんて思ってまして。「空き時間に家に戻ってお風呂に入りたいな」なんて思ってたぐらいだったんで、たぶんそのあたりに抵抗力が下がっていたんだろうなと今、思うんですけどもね。

やっぱり今はコロナにしろ、インフルエンザにしろ、外に出ますとね、ふわふわ飛んでるような状態ですので。皆様方におかれましては、体の抵抗力を万全にしてね、乗り切っていただきたいなという風に思います。ずいぶんと増えてますからね。

(中澤有美子)そうですよね。

(安住紳一郎)また江藤愛アナウンサーもほぼ同時に感染がわかりましてね。レコード大賞のスタッフがたくさんかかってるのかっていうと、実はそうでもなくて。あれだけスタッフがいたんですけども、あの後に調べましたらスタッフ男の人で、50代の男性1人だけということで、その3人ということなんですよね。

(中澤有美子)そうでしたか。

(安住紳一郎)江藤愛アナウンサーとは症状、ほぼ一緒なんですけどね。もしかしたら私がうつしちゃったのかもしれないな、なんて思って。江藤さんもね、「安住さん、私たち、付き合ってるなんて、そんな噂が出たらどうします?」なんて言ってね。「どうする?」なんて言ってたんですけど、誰もそんなこと言いやしませんでしたね(笑)。

(中澤有美子)そうですか(笑)。ちょっとね、考えないことはないと思いますよ。

(安住紳一郎)そうですか? いや、全然そういう話にならなかったよ。それで、2人でそんな話もしたんですよね。

(中澤有美子)そうですか? だって、楽しい想像じゃない?(笑)。

(安住紳一郎)「全然そんな話にならなかったね」なんて言って。「へー」なんて言って。それだけでしたけども。少し鼻声が続きますんで、申し訳なく思っております。

(中略)

(安住紳一郎)さて、途中から聞いているという方は、私がコロナの療養明けで、まだ鼻声が治っていませんので。今日のイメージは東野英治郎さんのイメージでやらせていただきます。「『水戸黄門』の方がいい」っていう方が多いんですが、私はあくまでも『白い巨塔』の東教授の方でやらせていただきます。

(中澤有美子)そうなんですね(笑)。

『白い巨塔』の東教授推し

(安住紳一郎)いかんともしがたく、昭和41年の映画なので。あまり知らないっていう方、多いかもしれませんが、断固これでやらせていただきたいと思います。私はね、あの映画が好きなんですよ。そのあと唐沢さんのね、『白い巨塔』なんかもありましたけども。あの田宮二郎さんの方の、浪速大学の方の『白い巨塔』が好きなものでございますからね。ええ。(ものまねで)「メンツが立つだけでは教授にはなれませんよ」なんていうね、こういう感じで。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)もう何回もやらせていただきますからね。

(中澤有美子)そうですか(笑)。お付き合いいただきたいですね。

(安住紳一郎)第1外科部長なんですけどもね。(ものまねで)「財前くん。君は仮にも国立大医療学部の全ての教授を敵に回す覚悟があるわけだね?」って。あ、すごく似ていると思います!

(中澤有美子)へー!(笑)。

(安住紳一郎)(ものまねで)「第1外科部長の名前において、勝手な真似は許しませんよ!」って。

(中澤有美子)ああ、そういう語尾?

(安住紳一郎)こういう語尾です。なんとなく、こういう語尾ですから。(ものまねで)「どういうことになっているんだね?」っていうね。

(中澤有美子)なるほどね。感情がこもるとそういう感じに……。

(安住紳一郎)嫌味なキャラクターなんですけども、インテリな感じが出つつ。全体の感情を爆発はさせないんだけども、嫌味たっぷりという。素晴らしい映画ですね。さて、と……。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)なんかさっき、赤荻歩アナウンサーも少し声、調子が悪かったね。なんか、井上貴博さんも声の調子が悪いって、お休みになってましたけども。なんだか、そういう時代に入りましたでしょうかね。うん。あら、ありがとうございます。「東野英治郎さん、似てる」という。ありがとうございます! ごめんなさいね(笑)。ちょっと3週ぶりなもんですから。(ものまねで)「少し何をやっていいのか、わからなくなってるところありますけれどもね」。

<書き起こしおわり>

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