安住紳一郎 熊本・天草で見た見事すぎる鯉のぼりを語る

安住紳一郎 熊本・天草で見た見事すぎる鯉のぼりを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2024年5月19日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で熊本県についてトーク。かつて、熊本・天草で見た見事すぎる鯉のぼりについて話していました。

(安住紳一郎)熊本市の「橋本あかんな」さん。45歳女性の方、ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます(笑)。

(安住紳一郎)いいね。橋本環奈さんを真似してるだろうけど。「橋本あかんな」っていう(笑)。橋本あかんな……いいね(笑)。熊本は本当に明るい人が多いから、好き。暗い人もいるんだろうけれど。たぶん明るい人が多いと思う。本当、熊本はいいところ! とにかく明るい。ねえ。前も話、しましたよね。もうね、みんな、声も大きいしね。街中、みんな元気で話してる。素晴らしい。鯉のぼりとかね、話をしましたもんね? もう、やっぱりなんていうの? 土地なりもいいし。熊本はね、火の国で。とにかくなんでも……魚でも野菜でもなんでも取れるし。鯉のぼりが大きいんだから!

(中澤有美子)そうですね(笑)。いい話ですよね!

(安住紳一郎)あれ、びっくりしましたよ。熊本のちょっとね、街の真ん中はそんなに今、鯉のぼりは上がってないんですが。10何年前ですか? 天草の方、三角の方に行った時ですけど。いや、もう本当にびっくりした! 「えっ、万田酵素、飲ませたの?」みたいな、すごい鯉のぼり!

(中澤有美子)成長の仕方が、もう(笑)。

成長しすぎている鯉のぼり

(安住紳一郎)成長の仕方が巨大化していて。「えっ?」って思った。本当……関東でっていうか、そうね。私の知ってる鯉のぼりの2倍ぐらいの大きさ。バタリローン!って。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! バタリロリロ!(笑)。

(安住紳一郎)バタリロリロン!っていう感じで。うん。なんかちょっと、近くを飛んでる鳥とかがもう瞬殺されるみたいな。叩き落とされるみたいな。いや、本当。いや、かっこよかったなー! また真っ青な空にね、かっこよかったね。皆さん、あっ、急に鯉のぼりの話になっていますけども。鯉のぼりって何連をイメージします?

(中澤有美子)5。

(安住紳一郎)5? 5でも贅沢でしょう?

(中澤有美子)贅沢ですよ。フルセットで5。

(安住紳一郎)そうでしょう? 普通は3じゃない?

(中澤有美子)そうね。

(安住紳一郎)3とかさ。2でも、よくあるでしょう? 1っていうのもあるわけだから。黒と朱? 赤? で、3番目に青でしょう? で、あったとしても緑、黄の4連、5連でしょう? 5連でも「ああ、立派だな」と思うでしょう。

(中澤有美子)もうマックスですよ。

(安住紳一郎)私、熊本で見たの、何連だと思いますか? 一般家庭ですよ? イベントじゃないですよ? もう本当に3連、5連っていうんじゃない。私が見たの、12連ですよ? 「うわーっ!」って思った。でも12連でさ、普通、一番最初の真鯉の設定から考えるとさ、バランスがあるからさ。やっぱり、そんな、メザシみたいなのを入れてもしょうがないわけだから。だから一番最初の真鯉が大きいのよ。だから12連が成立するんですよ。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)「ああっ! 12連!」と思った。びっくりした。「スケールが違う!」って思った。危なかった。ちょうど私、天草に行くためにレンタカーに乗っていたんだけど。あれだもん。もう車を運転していて、わき見をしちゃってるんだけどさ。危ないから、あんまりおすすめできないけど。「うわっ、すごい!」と思うじゃん? で、数えるじゃん? 「1、2、3……」って。それで数えきれなかったの。通りすぎちゃって。で、近くの脇道に入れてUターンしたんだから。「数えきれなかった」って。それで今度、Uターンして数えようと思ったら、あまりにも近すぎて数えられないから。今度はまたUターンして、ちょっと離れたんだから。至近距離すぎると、また数えられないじゃん。仰ぎ見すぎちゃって。

(中澤有美子)そうですか!

鯉のぼりを見るために車をUターンさせる

(安住紳一郎)ああ、熊本の話、途中になってます。すいません。熊本の橋本あかんなさん。「自分が注目を集めた話」です(笑)。「私は高校の教師をしています。3年前のこと、転勤してすぐ1年生の担任となりバタバタと迎えた入学式。会場の体育館へはクラス一列。担任を先頭に後方の扉から進んで入場します」。そうだよね。先生が先頭で。緊張感が伝わってきますね。「保護者の席の横を通る時に、少しだけざわついていましたが、新顔の私のことをあれこれと噂しているのだろうと思い、それならば余計に堂々と歩いてみせようと私は一層、背筋を伸ばし1歩1歩、つま先の角度を意識しながら、ゆっくりと席の先頭まで歩きました」。堂々とね。なめられちゃいけないから。

「体育館の一番前で振り向いた私は一瞬、何が起こったのかわかりませんでした。私の後ろをついてきているはずの生徒が誰1人、いないのです。目に入るのはただ、体育館の後方で慌てふためいている先生方と、ざわついたままの保護者たち。そして、隣のクラスの生徒の列がごちゃごちゃと乱れています。そうなのです。私のクラスの生徒たちは緊張のあまり私を見失い、もうひとつのクラスの担任についていってしまったのです。そんなことも知らず、まっすぐにさっそうと半ばノリノリで歩きぬいた私はその後しばらく学校中から『ランウェイ』と呼ばれることになりました。これまでの人生で最も注目を集めた春の思い出です」という。

(中澤有美子)いいあだ名ですね(笑)。

(安住紳一郎)そうね。ランウェイ。ランウェイ先生(笑)。「ランウェイせんせーい!」って(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)わかる。ちょっとね、たぶんパパッと行っちゃったから、生徒がわからなくなっちゃって。「ああ、先生、見失った。こっちにいる!」って思ったら、クラス一列なのに、隣のクラスが合流しちゃったからもうグチャグチャになっちゃって。隊列が乱れて。モニョモニョして。「えっ、A組ですか? B組ですか? ここ、B組ですよ?」みたいな。「先生!」っていうね(笑)。

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<書き起こしおわり>

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