ナイツ塙さんが2023年1月21日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中でナイツの漫才のテクノ性についてトーク。YMOから受けた影響を話していました。
(能町みね子)YMOのことに関して私、塙さんに聞いてみたいと思って。ナイツの漫才って、こういうテクノに影響されたという話を私は聞いたことがあるので。どういうことなんですか?
(塙宣之)子供の頃って、歌詞の意味ってあんまりわかんないじゃないですか。やっぱりリズムの気持ちよさだけが先に来ている感じがして。それで、要するにYMOって歌詞があまりないじゃないですか。『Rydeen』なんか特にそうですけども。あのリズムが気持ちいいっていうところで。だから、そのヤホー漫才に関しては、あれはもう掛け合いがないんですよね。1人が説明して、1人がただ突っ込むから。そのリズムがちょっとテクノっぽいというか。ポンポンポンポンポンポン……みたいな。
(能町みね子)へー! ああ、そうですね。
(塙宣之)それをなんかイメージして作ったっていうね。
(能町みね子)単調にできてはいるっていう。
説明とツッコミのリズムがテクノ的
(塙宣之)で、年を取ってくるとやっぱり、あれだけだとさすがにちょっと……っていうので。いろいろバリエーションも……っていうので、たぶんYMOのメンバーも、細野さんなんかもいろんな音楽が元々お好きで。その好きな中のひとつのテクノだったのでっていう。で、僕は中学生の頃、一番聞いてたのがYMOだったんで。
(能町みね子)ああ、そうなんですね。やっぱりこのぐらいの世代までは、頭にYMOってなんとなく入ってますよね。その、好き嫌いを超えて聞いたことがあるみたいな。高橋幸宏さん、私もちょっとびっくりしましたね。全然まだお若いのに。
(塙宣之)そうなんだよね。やっぱり曲なんかもね、また聞きたいですね。
<書き起こしおわり>