永野さんが2022年12月30日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオSP~俺たちの洋楽紅白歌合戦~』の中で洋楽との出会いやハマったきっかけについて話していました。
(東野幸治)大木くんにも、ゆってぃにも聞きましたけども。改めて、永野くんが洋楽と出会ったきっかけ。いくつの時にどういう出会いがあったんですか?
(永野)僕は6個上の兄貴がいるんで。出会ったのは結構早いんですよ。もう9歳ぐらいで。
(東野幸治)じゃあ中2中3ぐらいの兄貴が聞いてて。部屋で流れてた?
(永野)僕が小学校ぐらいですね。それで見ていたんですけど。意識的に「洋楽がかっこいい」と思ったのは、13歳ぐらいですね。
(東野幸治)13歳ぐらいで。誰を聞いて?
(永野)その時はU2とか。
(東野幸治)ああー。ボノや。
(永野)ボノとか、ブライアン・アダムスとか。あと、カナダのコリー・ハートとか、いたんですよ。『夜のヒットスタジオ』に出ていて。で、そういうのを見て「かっこいい!」って思ったんですけど。90年代に入って、音楽の価値が真っ暗になったというか。オルタナティブの……それは、ニルヴァーナで。それでもう、衝撃を受けまして。「俺、なんでスティングとか聞いてたんだろう?」って恥ずかしかって。
Nirvanaの衝撃
(東野幸治)いや、全然ええのに(笑)。そんな、スティングはスティングでよろしいから。
(永野)よろしいんですけど。それがもう、最初ですね。一番最初に食らったのはU2なんですけど、心にバーン!って来たのはニルヴァーナ。
(東野幸治)じゃあ、もう英語の歌詞と、それを和訳したやつを見ながらとか?
(永野)そうですね。そこは輸入盤で……とかじゃなくて。
(東野幸治)で、周りの友達とかもニルヴァーナ、聞いてたの?
(永野)聞いてましたね。でも結局、結構自分が「いいらしいよ?」とか言うというか。
(東野幸治)ああ、それでみんなに「これ、聞いたら?」って。
(永野)はい。ちょっと上から目線というか。周りがBOØWYとか、聞いてるんで。「大丈夫?」みたいな顔をして、僕が現れて。イギリスの知り合いがいるような顔で。「BOØWYとか、聞いてんの? ああ、ブルーハーツとか?」って。
(東野幸治)いや、聞くでしょう(笑)。
(永野)「大丈夫?」っつって。
「BOØWYとかブルーハーツ聞いてんの? 大丈夫?」
(東野幸治)いや、大丈夫ですよ。だって、それをやってる方が……みんな聞いてるし。日本語やし、意味がわかるし。
(永野)でも、ブルーハーツを聞いて「学校が……」とか。あとは尾崎豊を聞いてっていう人たちに「いや、アメリカの現実って違うんだよ」って。僕は……。
(東野幸治)フハハハハハハハハッ! 宮崎の田舎で?
(永野)宮崎の片田舎で教えてました。「ドラッグ問題とか、大変で。尾崎豊は恵まれてるんだよ」とかいう話をして「すげえ!」とか言われてました。
(東野幸治)ああ、なるほど。だから、「たしかに尾崎とか、ブルーハーツとかもすごいけど。海外にはもっといろんなアーティストいるんだ」っていう?
(永野)そう言ってましたね。レッチリとか。
(東野幸治)はいっていうのを、宮崎で聞いて。で、東京にやってきても、洋楽でいろいろ救われたり、考えたりっていうところですね。
(永野)もちろんです。
【俺たちの洋楽紅白歌合戦】
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<書き起こしおわり>