ゆってぃ 洋楽との出会いを語る

ゆってぃ 洋楽との出会いを語る 東野幸治のホンモノラジオ

ゆってぃさんが2022年12月30日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオSP~俺たちの洋楽紅白歌合戦~』に出演。東野幸治さんと洋楽との出会いについて話していました。

(東野幸治)いや、ゆってぃも洋楽大好きだっていうのを『東野VS』っていうYouTubeに出演していただいた時に……「ぜひぜひお願いします。洋楽紅白歌合戦」っていうことで。

(ゆってぃ)本当に僕、去年これを聞いていて、「ちょっとこれは出たいな」と。

(東野幸治)ゆってぃはかなりの音楽通、洋楽通で。なおかつ、おしゃれなんですよ。ゆってぃは。正直、ビビる大木さんはもうダサすぎるんですよ!(笑)。ダサいんですよ(笑)。こんだけギタリストばっかり……(笑)。

(ゆってぃ)本当にそうっすね(笑)。

(東野幸治)ダサいんですよ(笑)。

(ゆってぃ)「こんなに昔の曲、流すんだ」って思いましたよ(笑)。

(東野幸治)いや、申し訳ない(笑)。だから俺もよくFM事情はわからないけど。やっぱりギターソロとか、あとはハードロックとかヘビメタとかはかけてはいけないっていう流れがあるんですって。

(ゆってぃ)ああ、そうなんですね。

(東野幸治)だから大木さんはすごく喜んで。「ここしかない!」っていうところで満を持してかけてきてましたけども。そもそもゆってぃは洋楽はどこで?

(ゆってぃ)僕はそれこそ本当、小学校6年生の時にXとブルーハーツに出会ったんですよ。それを聞いてたら、友達のお姉ちゃんがバンドをやってて。「だったらお前たち、これを聞け」って、スレイヤーとセックス・ピストルズを渡されたんですよ。で、そこで初めて洋楽というものに触れるんですよ。

(東野幸治)へー! もうセックス・ピストルズ。すごいね!

中2でスレイヤーとセックス・ピストルズを渡される

(ゆってぃ)だから、なんだかわかんないけど初めて聞いた時に、初期衝動っていうですかね? なんか「怖い人たちの音楽だ」って。

(東野幸治)俺もよくセックス・ピストルズ、聞いてたから。正直、「なんやねん? この下手くそなやつら。めちゃくちゃやん!」とか思っていて。

東野幸治 Sex Pistolsとパンク・ニュー・ウェイヴを語る
東野幸治さんが2021年4月30日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でセックス・ピストルズやザ・クラッシュなどパンク、ニュー・ウェイヴのムーブメントについて話していました。

(ゆってぃ)だからブルーハーツとかを最初に聞いてたので。英語だし。なんか主旋律、適当に歌ってるし。なんか言ってること怖そうだし。なんかハチャメチャな人だなっていうイメージだけはわいたんですよ。

(東野幸治)ほんで俺が知った頃にはもう、その何年か前に死んだっていう。だからシド&ナンシーが死んだっていう話で。その当時、ドラッグ漬けだったとか、演奏もろくにできなかったみたいなのとかね。そういうのを聞いたりもしたし。

(ゆってぃ)そうです、そうです。だからそういう噂……情報もまだ、そんなネットとかないから。

(東野幸治)ないから、音楽雑誌とか。

(ゆってぃ)そうです、そうです。あとは先輩から聞いたり。

(東野幸治)それは小6とか中1?

(ゆってぃ)それが中学2年生ぐらいの時で。

(東野幸治)じゃあ、一緒ぐらいや。

(ゆってぃ)それでなんか、僕は東京だったので。下北沢SHELTERというライブハウスがあるんですけど……。

(東野幸治)かっこええな! めちゃめちゃかっこええやんけ!

(ゆってぃ)で、近所だったので。初めてバンドのライブみたいなのを見に行くんですよ。

(東野幸治)誰のに行くの?

(ゆってぃ)これが日本のパンクバンドのNUKEY PIKESっていうバンドがいまして。

(東野幸治)知らん。けど、かっこええな!

(ゆってぃ)で、初めてお客さんが暴れているっていう。

(東野幸治)だからみんなで楽しく盛り上がるんじゃなくて、みんなの怒りの衝動みたいなんも、やっていいっていう。

(ゆってぃ)なんかお客さん同士が体をぶつけ合って。ステージから人が飛んできて……みたいなのを中学2年生で初めて、この目の前で起きるんですよ。で、なんか怖いけど、こういう世界があるんだ。これがパンクロックなんだっていう、初めてちゃんと生物に触れたというか。

下北沢SHELTERでパンクロックを体感

(東野幸治)そうか。俺ら、その前の世代やから、俺は行けへんかったけど。その本を読む限りは当時、ザ・スターリンとかアナーキーとかいうバンドの人らがライブハウスで、ライブ前にホルモン買ったりとか。臓物を買って。タンクに入れて。で、それをライブ中に投げたりとか……「恐ろしい! こんなところ、絶対に行かれへんな」っていうのはあったけども。「行ってみたい」とちょっと思ったりもするっていう?

(ゆってぃ)そうです。それがだから近所にあったので。それでそれに触れてしまって、そこにどっぷりになっていくっていう。

(東野幸治)じゃあ、もう中学、高校はそういう、ちょっと最先端というか。なんとなくテレビでは流れないような?

(ゆってぃ)本当に僕、高校時代……高校を卒業してからパッと振り返った時に、高校3年の時に流行ってた曲を1曲も知らなかったんですよ。

(東野幸治)テレビで流行っている曲を?

(ゆってぃ)全くわかんなかったんですよ。

(東野幸治)で、仲間内でそういう流行りの音楽とか、ライブに行くとかっていうを?

(ゆってぃ)パンクロックとか、ハードコアとかをずっと聞いてて(笑)。

(東野幸治)いや、これはこれで厄介やな(笑)。

(ゆってぃ)厄介なんですよ。

(東野幸治)だから芸人、誰とも話が合わないでしょ?

(ゆってぃ)全く合わないです!

(東野幸治)人力舎なんて、そんなやつは誰1人、いないでしょう?

(ゆってぃ)誰もいないです。人力舎はそれこそ、先ほど言っていたユニコーンとか。児嶋さんとかはユニコーン大好きだとか。

(東野幸治)ミスチル大好きとか。

(ゆってぃ)人力舎はやっぱり静かな人たちが多いので。僕が「パンクロックが好きだ」みたいに言っても……。

(東野幸治)だからたぶんその情報も1個、乗っかってるから。「ゆってぃはワカチコワカチコやってるけど、ほんまはチーマーや」とか……(笑)。

(ゆってぃ)いや、チーマーじゃないですよ(笑)。

<書き起こしおわり>

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