マヂカルラブリーのお二人が2022年12月22日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中でM-1グランプリ2022でウエストランドが優勝したことについてトーク。井口さんに対して発生した悪口特需について話していました。
（村上）さあ、まずはM-1ですね。M-1、ウエストランドでございました。
（野田クリスタル）ウエストランドが。うん。悪口漫才でおなじみの。
（村上）おなじみになったんじゃないですか、これで。ねえ。
（野田クリスタル）毒舌とは違うんですか？
（村上）毒舌とは違います。
（野田クリスタル）悪口だ。
（村上）悪口です。ただの（笑）。
毒舌ではなく、悪口
（野田クリスタル）「人を傷つける」っていう意味合いでの、悪口だ。
（村上）ウィットに富んでいないっていうことですね。毒舌との違いは（笑）。
（野田クリスタル）そうですね。ただただ、人のことを考えずに傷つけるだけの漫才、悪口漫才。
（村上）ただただ恰幅のいい方を「デブ」って言うようなっていうことですね。
（野田クリスタル）ああ、悪口だ！
（村上）「ご飯、たくさん食べたんですか？」じゃなくて「おい、デブ！」っていう。これが悪口です。
（野田クリスタル）すごい漫才が優勝しましたね。やっぱりね。
（村上）悪口……でも、僕らもよく言われますけど。「転がってるだけで優勝できるなんて」みたいなね。「悪口を言うだけで優勝」なんて大したもんでございますね。
（野田クリスタル）これからもどんどん悪口、言っていってほしいですね。
（村上）ああ、いいですか？ 彼ら、その方向で。
（野田クリスタル）井口の台本にも書かれているんじゃないですか？
（村上）今日、『有吉の壁』のロケで一緒だったんですけども。やっぱり「ある」って言ってましたね。
（野田クリスタル）「（悪口）」って。
（村上）「一言、悪口をお願いします」って。取材とかでも「うちの雑誌にも、ちょっと悪口をひとつ、お願いします」みたいな……（笑）。「おい、つまんねえぞ、これ！ 読まねえよ！」「ありがとうございます！」みたいな（笑）。悪口として機能してないですけどね。まあ、そこまでいけばすごいことですよね？ 悪口が悪口として捉えられないっていうのはもう、最強の状態な気がします。
（野田クリスタル）まあこの時代と逆行していますからね。悪口っていうのはね。
（村上）だから今後、どういう出方というかね、芸人になっていくのか、すごい楽しみではありますよね。
（野田クリスタル）だからそのM-1パワーで悪口が許されるのか、通常通り許されず、もう全くテレビに出ないか。M-1チャンピオン史上、初めて。
（村上）全くテレビに出ないもありますからね。今後。でも、やっぱり井口くんのあのサイズ感とあの感じで言うから、まだ許せるっていうのはこれ、大きいことですよね。
（野田クリスタル）ちっちゃさと、歯の汚さと。
（村上）そうですね。歯がもうとにかく汚いですからね。
（野田クリスタル）「悪口言われるのは、お前だよ！」っていう。
（村上）そうそう（笑）。「お前、何様なんだよ？」っていう。
（野田クリスタル）「お前こそ、チビで歯が……」っていう。
（村上）そういうところがあるから、笑えるんでしょうね。
（野田クリスタル）そうですね。つけ入る隙がたくさんあるから、嫌に聞こえない……まあ、嫌に聞こえるけど。
（村上）本当に隙だらけなんですよ。彼は（笑）。やっぱり野田さんみたいなマッチョの大男が悪口を言うのとは訳が違いますし。
（野田クリスタル）チビの歯がガタガタで最悪の相方を持った男だから。
（村上）非常に不運な方ですから（笑）。
（野田クリスタル）「不運」（笑）。
チビで歯がガタガタで最悪の相方を持った不運な男
（村上）最悪、ワンパンで倒せるっていうのがこれね、いいんですよ。一撃ですから。あんなクソガキみたいなのは（笑）。
（野田クリスタル）いやー、いいものを手に入れましたよね。逆に言うと、それだからこそ生まれた皮肉というか。だからこそ生まれた悪口かもしれませんから。もう悪口ぐらいでしか戦えない。暴力には勝てませんから。誰にも。
（村上）なんか言うしかないっていうことですよね。
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18代目チャンピオンは…? #ウエストランド ?https://t.co/tUeUNIAmv3#M1 #M1グランプリ #M1GP2022#M1グランプリ決勝戦 pic.twitter.com/LRTwYF33Mr
— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) December 18, 2022
＜書き起こしおわり＞