星野源 グッチ裕三YouTubeでの『おげんさん』出演トークを語る

星野源 グッチ裕三YouTubeでの『おげんさん』出演トークを語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2021年12月7日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でグッチ裕三さんが自身のYouTubeチャンネルで『おげんさんといっしょ』出演について話していた件を紹介。「袖の下100万円」などについて話していました。

(星野源)メールが来ています。東京都の方。「源さん、YouTubeチャンネル『グッチ裕三のバイアスかかってます』で裕三さんが『おげんさんといっしょ』のお話をされていました。『スタジオがあの頃の雰囲気だったからすぐに戻れた。源さんがとてもいい人だった』と嬉しそうでした。源さんにプレゼントしたDVDとハッチポッチのパペットの中に100万円と300万円が入っていたそうですけども、ちゃんと下心を受け取られましたか? 『おげんさん』がきっかけで『ハッチポッチステーション』が復活することを期待しています。『サブスク堂』も一緒にね」ということで。ありがとうございます。

僕、これ拝見させていただきました。グッチさんのYouTubeチャンネルでね、歌を動画にしていたりとか、トークをしていたりするんですけども。それで、『おげんさん』の話もしてくださりまして。僕、前に話しましたけども。「江戸川サリバンショー」っていうグッチさんがすごい面白い番組を作られていたんですけども。そのDVDと『ハッチポッチステーション』の当時のちっちゃいパペットの人形のセットみたいなのを「家に置いてあったから」ってわざわざプレゼントしてくださって。あと、あれですよ。フライパンダね。フライパンダもプレゼントしてくださって。ありがとうございます。

(星野源)そのYouTubeチャンネルの中で「もちろんその中にね、下心もしのばせておきましたよ。100万円」って言ってまして(笑)。なんかさ、こういう冗談って昔は死ぬほどあったじゃん? テレビとかでもさ。当たり前にそんなの、ないんだけども。でも今は「そんなことありません」ってちゃんとテロップに書いてあってさ。「そうだよね。やっぱり注釈しなきゃいけないよね、今は」って思ってさ(笑)。

で、その話を聞いている作家さんがさ、グッチさんが「100万円ね」って言った時に「100万ペソですね」とか言っていて。その、なんていうか俺が中学の時に聞いていたラジオ的なノリっていうか。そうそう。「そんなわけないじゃないですか、グッチさん!」じゃなくて「100万ペソですね」ってすぐに乗せていく感じ。そういうのを見るとね、いいなっていう感じがしましたね。そうですね。私も100万ペリカ、いただきまして(笑)。

なのでね、本当に優しい方だったし。あと、そうそう。その「雰囲気がすぐにできた」っていうお話をグッチさんもおっしゃっていたんですけども。実際に本当にそうで。本当はリハーサルをやって、カメラテストをやって、それで本番で。カメラテストも最初から最後まで通すものなんですよ。なんだけど、リハをやった時点でもうちょっといい感じだったので「本番、行っていいですか?」ってなって、すぐに本番を撮ったっていう。

リハーサル後、すぐに本番を撮る

(星野源)で、そのグッチさんの出方、登場の仕方とかも全然予想もしていない登場の仕方をされたので。そういうのもあったし。あとはジャーニーの声をされている林家正蔵師匠が本当に面白くて。というか、全員を巻き込んで……本当にすごかったよね。で、アドリブもあったし、テンションも含めて当時のグッチさんとのやり取りみたいなのをもうガンガンに煽って盛り上げていくというスタイルで。だからもう、本当にグッチさんと正蔵さん……っていうか、『おげんさん』チームではあるから。

その当時のノリでやれるようになにかとフォローをしようというつもりではいたんですけども。それが全然必要ないぐらいっていうか。もうその空気で「よし、じゃあ本番に行きましょう」ってなって。あの感じでもう、本当に撮って出しで。編集もしていないですから。そういう瞬発力もそうだし。もう何年もやられていないチームの演者さんたちも含めたやり取りをあの一瞬で蘇らせるっていうのはかっこよかったですね。本当に。ぜひ、グッチさんのチャンネル、見てみてください。

「袖の下100万円と300万円」

<書き起こしおわり>

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