安住紳一郎 14年前に秋田のボウリング場で出会った女性に再会した話

安住紳一郎 14年前に秋田のボウリング場で出会った女性に再会した話 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2022年11月19日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で14年前、秋田のファンキーボウルで出会った女性と再会したという話をしていました。

(安住紳一郎)あ、また忘れてしまいそう。そう。元々のイベントの話! 赤坂サカスというこの放送センターの横にね、テニスコート3面、4面取れる広場がありまして。4面は取れないかな? いろいろ、イベント・催し物をやっているんですが。先週の土曜日、日曜日と東京港区にある大使館が集まって、それぞれのテントで自分の国の文化とか食べ物を紹介して販売するイベントが行われていたんですよね。15、6の大使館のブースが出ていたと思うんですけれども。その大使館で働いている人が出店の手伝いに赤坂に来ていたんですけども。実はその人から私、メールをね、前の日にもらっていたんですよね。

実はその方とは以前、私は会ったことがあって。「今週の土曜、日曜とイベントなんで赤坂に来ているんです」ということが書いてあったんですが。もうね、今から14年前なんです。で、その時のことをこの番組で実は私もね、話をしているので。長くこの番組を聞いてくださっているという方は、覚えているかもしれません。2008年3月なんですけども。その時の録音がありますので、お聞きいただきたいと思います。もう14年前、15年前なので、今の感覚で聞くとちょっとね、言葉が過ぎてるような感じに聞こえるかもしれませんが。当時の雰囲気を重視して、そのままの録音で用意してますので。どうぞ、そのあたりはご容赦ください。

秋田・ファンキーボウルでの出来事

<音源スタート>

(安住紳一郎)前も言ったかもしれませんが。秋田県はJNNのネット局がない県でもあるんですよね。TBS系列のテレビで私は仕事をしていますけれども。「全国ネット」と言いながら、実は秋田県にTBSの放送を流す地方局が存在していないという、ちょっとした空白区になっているんですよね。

秋田市では私のことはほぼ誰も知らないという、ちょっと特異な状況になるわけなんですよね。ということは私、いろいろ悪さができるっていうことなんですよ。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! そうですね。裏を返せば。

(安住紳一郎)下手の横好きではあるんですが、ボウリングを大変こよなく愛しておりまして。主な関東地方でのボウリングは、ホームグラウンドは新宿の歌舞伎町にあります、歌舞伎町1丁目20番地にあります、コパボウル新宿店なんですけども。そこでよく、深夜にボウリングをしたりしてるわけですけども。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)ボウリングはメンタルスポーツということはみなさんもお分かりだと思うんです。邪念があると、こうスコアがブレるんですね。これはまあ、ゴルフとかビリヤードでもそうですが。まあ、たいていのスポーツはそうだと思うんですけども。やはりこう、横からの視線とか、左後ろから、右後ろからの視線というものに対して大変敏感になってしまうというところがね、あるんですよ。お気持ち、わかりますか?

(中澤有美子)安住アナだ!っていうことでしょう?

(安住紳一郎)そういうことでもあるんですけども。当然、僕もやっぱり吉田照美さんとかが横で投げていたら、見ちゃうと思うんですよ。

(中澤有美子)そうですよ(笑)。もう、見逃さないよ。

(安住紳一郎)「あ、吉田照美さんだ! ボウリング、やってるわ」と思ってね。当然でも、吉田照美さんがボウリングやっているだけじゃ終わらないですよね。「吉田照美さんってどれぐらいの腕前なのか?」って見ちゃいますよね。

(中澤有美子)もちろんですよ。一挙一投足ですよ。

(安住紳一郎)見ますよね?で、どれぐらいのスコアを出してるのか?も見ますよね。

(中澤有美子)見ます(笑)。

(安住紳一郎)挙句、たぶん自分と比べますよね。きっとね。自分より下手だとうれしいし、やっぱりちょっと素人離れしてたら、「ああ、やっぱり吉田照美さんってすごいな」っていう風に思うし。森本毅郎さんだって、荒川強啓さんだって、やっぱり見ちゃいますよね。

(中澤有美子)見ちゃいます。その日の自分のスコアはどうでも良くなっちゃいます。プレイは。

(安住紳一郎)ですよね。「荒川強啓だ!」と思うよね。そこでやおら、特別な光を放ち始めるのが秋田県のボウリング場なわけですよ。「秋田県のボウリング場ならば、自分自身の、思い切りプレイができるんじゃないか?」という風に思って、毎回秋田県に行くとかならずボウリング場に行ってるんです。

(中澤有美子)ああ、そうなんですね。そういうことなんだー。

(安住紳一郎)場所は秋田市内の川反という繁華街から一本通りを外れました大町というところにあるんですが。名前はファンキー・ボウルといいます。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)それは失礼ですよ。笑ったら。そういう場所があるんですから。1ゲーム500円します。ボウリングは地方の方が若干割高な感じがしますが。都内ですと300円ぐらいでできるところもあるんですが。やはりなんかこう、開放感もありまして。大変調子がよかったんです。1ゲーム目でなんと168を出しました。1ゲーム目から平均アベレージを超えるというのはですね、なかなかないことなんですよね。慣れないレーンで、慣れない土地で、慣れないハウスボールで。そして2ゲーム目に185を出すんですね。そして3ゲーム目に203を出すんです。順調にきてるんです。203ピン倒してるんです。知らない町で。

(中澤有美子)フフフ(笑)。1人で、バンバン。

(安住紳一郎)「これは調子がいいな! こんなに調子がいい時は、1年に1度、あるかないかだぞ! もしかすると、自己ベストを更新できるのかな?」。そんなような気持ちもありまして、どんどんどんどんと私のボルテージは高まってくるわけであります。そして、脂の乗りました4ゲーム目。忘れもしません。1フレーム目が9ピン。スペアを取って2フレーム目も9ピン取ってスペア。

(中澤有美子)おお!

(安住紳一郎)まあストライクこそ取れなかったんですけど、スペア、スペアときて、その後にストライク、ストライク、ストライク、ストライク。4連続ストライクに。6フレーム目で概算で120は行ってるんです。「これはきてるな!」と。まあ、ボウリング詳しくない方もいらっしゃると思いますが。ボウリングっていうのはだいたい10フレーム目まで投げるんですけども。ということは、5フレーム目で概算で130ということは、10フレーム投げると260は行くんじゃないか?という。

しかし、思わぬ刺客がやってきたのです。ちょうどね、5分ぐらい前から自分の左側の1レーンあいた隣の隣に家族連れがやってきて遊んでるなっていうことを私、気づいてたんです。5才ぐらいのね、男の子。それから25・6才の若いパパとママ。それから60歳近辺の、たぶんその小さい男の子にとってみるとおじいちゃん・おばあちゃん。そして、もう1人いて、それはたぶん若いパパの妹。もしくは若いママの妹。

(中澤有美子)なるほど。

(安住紳一郎)しかしですね、誰が私の成績にストップをかけたと言いますとですね、そのおばさんですよね。刺客の名前は妹・マキちゃんっていうんですけど。

(中澤有美子)えっ、仮名?

(安住紳一郎)仮名じゃないです。

(中澤有美子)そうか。出てるのか。

(安住紳一郎)出てるの。ボウリングしてる時の名前が。マキちゃん。23歳。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! 年齢まで。

(安住紳一郎)秋田市内の駅前でなんか洋服を売ってそうな感じの、おしゃれなおばさんなんです。23歳。で、なにがマキちゃん、すごいかっていうとズバリ、パンツが見えるんですよ。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)最初はね、あまりにはっきり見えたんで、ショートパンツかなんかを履いてるんだろうなと思ってたんですけども。

(中澤有美子)下にね。見せパンを。はい。違うの?

(安住紳一郎)チュニックワンピみたいな……普通はジーパンの上に履く短いワンピーススカートみたいな。中にジーパンを履くだろうっていうようなぐらいの短い、短めのスカートっていうかワンピースっていうか。

(中澤有美子)ヒラヒラのですね。

(安住紳一郎)タオル生地っぽい感じのものを履いているわけですよ。その下にジーパンを履かずに、薄い紫のカラータイツを履いてるんですけど。それが、最初は『ええっ!?』って思うぐらい、はっきり後ろからパンツが見えるんですよ。

(中澤有美子)タイツで覆われてるんではないですか?

(安住紳一郎)そうなんですよ。タイツで覆われてるので本人は油断してるのか知らないが、自分が着替えたところが暗かったのかどうかわからないけれども、はっきり見えるんですよ。薄い紫のカラータイツの下に、履いているパンツがブリッて見えちゃうわけですよ。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)で、大事な一投ですよ。4連続ストライクの後。なんか、ボールが見たこともない角度で飛び出していきまして。

(中澤有美子)フハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)ボウリングの右半分のピンの方にスーッと行っちゃって。4ピンぐらいしか倒れなくて。で、右のピンだけ倒れたみたいな。真ん中に行かずに。で、もうグダグダですよ。

(中澤有美子)ああ、もう立て直せなかったですか?

グダグダになり、立て直せない

(安住紳一郎)で、1度落ち着こうと思って、自分の待合室っていうか控室っぽいところの椅子のところに戻ってきて。で、下を向いてブツブツブツブツ、言ってたんですよ。そしたら一緒に行った番組のスタッフの原田さんっていう、歳が僕と一緒なんですけども。ずっと一緒に仕事してるメンバーではあるんですけども。原田さんが、あんまりしゃべらないんだけども、突然、私の横に急に座って。ベンチで席を移動してきて。それで「安住さん、ダメです。ちゃんと、見るんです。パンツを!」って。

(中澤有美子)「正視しなさい」と?(笑)。

(安住紳一郎)まあ、そうそう。

(中澤有美子)チラチラじゃダメってこと?

(安住紳一郎)「チラチラ見るな。飽きるほど、1回じっくり見てみろ」とアドバイスをくれたわけですよ。

(中澤有美子)さすが(笑)。

(安住紳一郎)まあ、そんなことで、日々自分の仕事を自問自答している毎日です。なにが言いたかったかというと、「マキちゃんにもう1度会いたいな」という。

(中澤有美子)やっぱり会ってみたい。ねえ(笑)。

<音源おわり・BGM 番匠谷紗衣『笑えれば』スタート>

(安住紳一郎)2008年の放送ですね。ちょっとやっぱり、まだあれですね。当時の雰囲気が残っていて。少しやっぱりしゃべるスピードも速いし。中澤さんの声も高いしね。

(中澤有美子)そうですね(笑)。

(安住紳一郎)懐かしいなという感じがありますが。いただいたメールを読みたいと思います。「タグボート」さんです。ありがとうございます。「突然ですが2008年3月2日放送の秋田ファンキーボウルの話を覚えていらっしゃいますか? 14年前、TBSの放送のない秋田県で、周りの人が気づかないだろうことをいいことに、安住さんが羽を伸ばし、秋田市のファンキーボウルでボウリングをするも、隣の隣のレーンにいた女性マキちゃんのパンチラが気になってガターを連発したと嘆いたという今ではコンプライアンスに引っかかりそうな話ですが……」。オンエアしちゃったよ(笑)。

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