安住紳一郎さんが2022年8月21日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で、言い方がきつくなりがちなため、自分の中でキャラクターを作って言い方、印象を和らげる方法を紹介していました。
（安住紳一郎）成田市の26歳女性の方、ありがとうございます。「私は恋人に対して文句を言う際に、できるだけ赤ちゃん言葉を使うことを自分のルールとしています」。あら、26歳の方。よかったよ、26でね。これで58とかだったらちょっときついもんね。
（中澤有美子）詳しく知りたい！
（安住紳一郎）「私は口調がきついと自負しているため、思ったことをそのまま伝えると、雰囲気が悪くなりすぎてしまうことがあります。きつく聞こえない言い回しを考えたり、言いたい言葉を我慢することもありますが、繰り返すとストレスがたまり、いつか結局爆発してしまうのです。そこで編み出したのが、赤ちゃん言葉です。赤ちゃん言葉を使うと、『甘えている彼女』という姿勢を崩さずに、思い切り文句が言えるのです」。ああ、たしかにね。
「『この野郎！』と言いたい時、代わりに『バブーッ！』と怒鳴れば結構すっきりします。冷静になってから『あの時は言い過ぎたな』と後悔することもなくなりますし、赤ちゃん言葉を使うのが楽しくなって、怒りも鎮まるのです。このように大変便利な赤ちゃん言葉ですが、文句ばっかり言うベイビーに成り果てた自分にがっかりするのが唯一の欠点です」。きっとあれだね。テキパキ仕事のできる人なんだろうね。口調がきつい。そうね。思ったことをそのまま伝えると雰囲気が悪くなることがあるので、ちょっと赤ちゃんが使うような言葉をなるべく多用して、甘えている彼女という姿勢を崩さずに文句を言うというスタイルですね。うん、上手にやってますね。
（中澤有美子）そうですね。
（安住紳一郎）ただなんか、自分の中でキャラクターを少しね、2、3持っておくってのはいいかもしれませんよね。私も言葉が結構きつかったりするので、問題になる時があったりするんで。私の中でもキャラクターができてますよね。どちらかというと『タイムボカン』シリーズのグロッキーのキャラクター。私は周りに文句を言う時はそのキャラクターが自分の中にあって、それで言うと比較的、なんていうか他の人に迷惑をかけないっていう感じになってますよね。八奈見乗児さんですよね。声優の。
皆さんも知ってらっしゃると思いますけどね。グロッキーとか。『ヤッターマン』だとボヤッキーですか。セコビッチ、コスイネンっていう、『タイムボカン』シリーズの悪役3人組がいて。女王様が真ん中にいて。右側に顔の四角い泥棒ヒゲのおじさんがいて。右側に顔が逆三角形のずる賢い、メカに詳しい人、いらっしゃいますでしょう？ ボヤッキーとかセコビッチとか。ジュリー・コケマツとか言ったりするんですけどね。
（中澤有美子）そういう名前でしたか。
（安住紳一郎）あのしゃべり方のイメージって、なんかいいですよね。すごく厳しいことを言っていても、なにかファニーに聞こえるっていう感じ、ありますもんね。なので、ちょっと追い込まれた時とか、そのボヤッキーとかセコビッチとかコスイネンが私は入りますね。（モノマネで）「どぅして、そんなことばーっかり、おっしゃるんですか？」っていう（笑）。
（中澤有美子）フフフ（笑）。
グロッキー、ボヤッキー的な言い回しで伝える
拾い画だが、個人的に感動したのでw
みんな若い！んが、ちょとずつ違う年齢なのも、面白いw
個人的1番はやはりボヤッキーなのだが、ボヤッキーはそもそもグロッキーだと、ウィキ見て初めて知ったww pic.twitter.com/SAdKjOdKwh— 戴星?卓羅将 (@al_730) November 4, 2020
（安住紳一郎）（モノマネで）「私たち、ちっとも悪いことしてなーいでーすよー」っていう。（モノマネで）「じぇんこく2000万人の女子高校生ファンの皆さんが、黙ってませーんよー？」っていう。
（中澤有美子）アハハハハハハハハッ！ いい、いい（笑）。
（安住紳一郎）ちょっとね、中性的な言い回しなんですけどね。（モノマネで）「そうやっておっしゃったから、私たちだってやーったんですよー？ 急にそんなはしご外されても、困っちゃうなー？」って。
（中澤有美子）うん、いいですね（笑）。本音が言いやすくなる！
（安住紳一郎）結構言ってることはきついんですよ。（モノマネで）「どぅしてそうやって私たちばっかり、そういうことを言うーんですかー？ いやー、そっれは驚きまーしたー。ポチッとなー！」みたいな、そういうことですよ。でもね、本当にこれでずいぶん楽。
（中澤有美子）そうなんですね（笑）。
（安住紳一郎）こんなの、だって50男がさ。
（中澤有美子）本当だ。普通に言ったら大変だもの。
50男が普通に言ったら大変なことになる
（安住紳一郎）大変なことになるよ。「どうしてそんなことするんですか！ こっちばっかり！」ってね。そんなの、いけません。（モノマネで）「どうしてそんな風に、おっしゃるんでーすかー？ 私たちばーっかり、悪い子になっちゃって。どうしたらいいんですー？」なんていうことですね。ものまねの精度は低いけども、言いたいことはそういうことですよ。
（中澤有美子）本当ですね（笑）。うん！
（安住紳一郎）ちょっとやってみてください。いろんなね、ことがありますね。前向きにいきましょう。
（中澤有美子）いきましょう。
＜書き起こしおわり＞