磯山さやかさんが2022年11月11日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』の中で『鎌倉殿の13人』に出演したことについて、高田文夫さん、松村邦洋さんと話していました。
(松村邦洋)すごかったですよ。100万人、来てましたよ。岐阜羽島に。
(高田文夫)すごかったのは13人の磯山だよ! なんてったって。
(磯山さやか)ありがとうございます!
(高田文夫)信長もすごいけど。もういつ出るか、いつ出るかって問い合わせ殺到だもん。オープニングから、みんな待っていたんだから。
(磯山さやか)オープニングで名前を出していただいて。
(高田文夫)「出ないぞ、出ないぞ。磯山、磯山!」って。みんなもう「1週、ずれてるんじゃないか?」とか。
(松村邦洋)41分ぐらいまでドキドキしてましたよ。
(高田文夫)「違うんじゃないの? 出てるの、『イッテQ!』なんじゃないの?」みたいな。「裏番組?」みたいな。そしたら最後の最後に。
(磯山さやか)最後の最後で。
(高田文夫)あれはどういう役よ? もう「普段、やってることと変わらない」ってみんなに言われたぞ?
(磯山さやか)そうですね。要するにおじいちゃんを世話するっていう役でした(笑)。
(高田文夫)わかりやすいな(笑)。「おじいちゃんのお世話、介護すればいいんでしょう?」って。坂東彌十郎さんがさ、要するにあれ、膝が痛いんだよな?
(磯山さやか)時政パパが。しいさんがね。そのお世話を……しいさんがゆっくり過ごしているところに、実は世話をしていた女の人がいたというところで。
(高田文夫)ほんわかと。あたたかいライトで。あったかいシーンだったよ。
殺伐としたシーンが続く中でのほっこりシーン
磯山さやかちゃんの贅沢な使い方☺️#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/AoxtoeUjJp
— 弾正 (@naoejou) November 6, 2022
(磯山さやか)殺伐としたシーンが続く中で最後にほっこりと。里芋をふかして。「里芋、むいておいて」って言っておいたのに全然やってくれなくて。そしたら、里芋もすごい転がしていくし。あれ、本当はちょっとだったんですけども、「建物の外まで転がっている風にしよう」みたいなのをその場で決めて。
(高田文夫)そこまで演出するんだ? 「里芋にキュー!」みたいな? 「サトキュー」みたいな? サトキューだろ? 知ってる、知ってる……知ってるのかよ?(笑)。
(磯山さやか)サトキューをさせてもらって。ちょっとだけシーンを作っていただいたりとかして。最後、みんなで食べて。あれ、本当はもうちょっと食べあいっこしていたんですよ。「あーん」って。さつきとしいさんが。最初、私が食べちゃったじゃないですか。その後にもう1回、「あーん」みたいなのを何回もやっていたんですけども。オンエアーではカットされていて。いちゃいちゃしすぎたっていう(笑)。
(松村邦洋)そうか。あそこのシーン、よかったな。
(高田文夫)オーラスだからな。ポッとして終わったっていうことだろう?
(磯山さやか)パパも穏やかに生きたよっていう。
(松村邦洋)僕も先生も面倒を見てもらえそうですね。
(高田文夫)あれで安心だな。松村も俺もな。
(磯山さやか)でも本当、いろんないいお言葉というか、いただいて。りくさんの……。
(松村邦洋)宮沢りえちゃんね。
(磯山さやか)りくさんの後だったんで、もうプレッシャーが。
(高田文夫)ああ、りえちゃんはどこに行ったの?
(磯山さやか)京都に帰られて。
(高田文夫)「そうだ 京都、行こう」みたいな?
(磯山さやか)そうです。
(高田文夫)「そうです」?
(磯山さやか)そうです。あたすが……っていう(笑)。りくさん、京都に帰られてね。京都でまた違った方と……っていう。
(高田文夫)そうなの?
(松村邦洋)あの方、金持ちが好きで。あと、時政の葬式の仕切りもりくさんがやるんですよね。
(磯山さやか)そう書かれているみたいですね。
(高田文夫)そうなの? 大活躍するね!
(松村邦洋)本当の後妻業。
(高田文夫)お前、後妻好きだな(笑)。
(松村邦洋)大好き。抑えのピッチャーが大好きなんですよ。番組の最後に出てくる……。
(高田文夫)抑えのピッチャー、めった打ちみたいなのもあるんだぞ?
(松村邦洋)サファテみたいなね。
(高田文夫)それで、りえさんがいなくなって?
(磯山さやか)いなくなった後に磯山だったんで。
(高田文夫)どうやって彌十郎さんと知り合ったの?
(磯山さやか)ああ、「帰ってきてるらしいよ」っていうんで、「1回、世話しに行ったら?」みたいな感じで言われて。
(高田文夫)ああ、言われたんだ。「ちょっと彌十郎さん、帰ってきてるよ」みたいな?
(磯山さやか)親に言われて。それで「ちょっと行ってみますね」って行ってみたら、最初は「大きいし、なんかな……」って思っていたんですけども。あの笑顔がすごくかわいくって。
(高田文夫)情がちょっと移るんだね。
(磯山さやか)それで、そのうちにちょっとポッとなってしまったという。
(高田文夫)ああ、お二人はそういう仲なの?
(磯山さやか)そういう仲でございます(笑)。
(高田文夫)これだよ。「里芋、あーん」なんて。
(磯山さやか)厳しくしますけど、すごい愛情たっぷりの……。
(高田文夫)彌十郎さん、まだ男だった?
(磯山さやか)男でした(笑)。
(高田文夫)彌十郎さん?
(磯山さやか)彌十郎さん、本当に背が高いです。大きいです。あの、ほっそりされていますね。今までは結構重ね着というか、お着物を着ていて大きく……っていう感じだったんですけども、ほっそりとされていて。
(高田文夫)本当に。柔らかくなっていたもんな。
(磯山さやか)ねえ。素敵な笑顔で。よかったって思って。スタッフさんも和やかな雰囲気で。「こういうのは久しぶりだ」って。いつも、戦っていたりとか、誰かが裏切るとか、そういう悲しいシーンをずっと撮っていたんで。「久しぶりにほっこりと笑いました」みたいな。
(松村邦洋)いや、あのシーンのおかげでドラマが成立したね。
(高田文夫)出た。さすが大河評論家。大河博士だから!
あのシーンのおかげでドラマが成立した
(松村邦洋)この後、鶴岡八幡宮で……。
(高田文夫)これから、どうなっちゃうんですか?
(松村邦洋)公暁が来ますからね。頼家の息子の公暁がこれから帰ってきて……。
(高田文夫)大川興業?
(松村邦洋)大川興業じゃないです。それは三田の方にありますけども。大川豊さんの事務所ではなくて。公暁が頼家の息子で。
(磯山さやか)私のシーンの前に帰ってくるシーンがあって。
(松村邦洋)今回、実朝の後に公家の将軍をつけようっていう。政子とか実朝の意見で京都から、朝廷の親戚筋を将軍にしようっていう動きになったんで。「なんで嫡流の俺を将軍にさせないんだ?」っていうことで。ちょっといろいろ出てきますよね。それが鶴岡八幡宮で銀杏の木に隠れて実朝の暗殺に加わるっていう……。
(高田文夫)ああ、そこは有名な話だね。
(松村邦洋)これが結構鍵をにぎるシーンで。
(高田文夫)それから、どうなるの?
(松村邦洋)その後は後鳥羽上皇と……まあ、これは見てのお楽しみなんですけども。承久の乱っていう。
(高田文夫)もう終わっちゃうだろ? 12月まででしょう? じゃあ、巻きでストーリーやるの?
(松村邦洋)そうですね。ちょっと急ぎです。急ぎで作っているから、磯山ちゃんのところにちょっと余裕の枠があって。里芋のところでほっこりしたという。
(高田文夫)里芋シーン。
(松村邦洋)78まで生きたら、大往生ですよ。家康より3歳、長いんですから。時政の方が。
(高田文夫)4歳だよ。俺と家康、同い年だからね。言っておくけど。ラジオをお聞きの皆さん、びっくりしないでよ? 家康は74で死んでますから。今の私と同い年。家康。
(松村邦洋)元気ですねー! 家康、先週あたりで鯛の天ぷらを食べすぎて倒れるぐらいのところですよ。先生、元気ですよね。記憶力、全然いいですよね。
(高田文夫)清水の次郎長もそうじゃないかな? 74。たしか。
(磯山さやか)すごいですね(笑)。
(高田文夫)蜀山人とかもな。みんな、俺と同い年だよ(笑)。
<書き起こしおわり>