みうらじゅんと高田文夫 小説すばる『じゅんくどう書店へようこそ』を語る

みうらじゅんと高田文夫 小説すばる『じゅんくどう書店へようこそ』を語る ラジオビバリー昼ズ

みうらじゅんさんが2020年1月20日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』に出演。高田文夫さんと小説すばる『みうらじゅんと宮藤官九郎のじゅんくどう書店へようこそ』について話していました。

(高田文夫)まあまあ、みうらさんがね、毎年1月に「今年はこんな年になるよ」っていう。それを毎年、リスナーも楽しみにしているんですよ。「今年はみうらさん、どんなことを思ってるんだろう?」って。

(みうらじゅん)これを聞いておくと今年が送りやすいですよね。

(高田文夫)そう。地に足がついてね、1年間を過ごしやすいですよ。「これが来るんだから、こうしよう」って。

(みうらじゅん)不意ではなく。ここで聞いているわけだから。「ああ、やっぱり来たな」って。

(高田文夫)そう。予習だから。予め知っておくっていうことは大事ですよね。僕がすごいなと思うのは小説すばるで「みうらじゅん×宮藤官九郎、じゅんくどう」って……うまいことつけたな!って。あれを読んでいるのも……。

(みうらじゅん)担当編集者が付けたんですけどね。ジュンク堂の人だけが大喜びで。他の書店は全然宣伝にもならないので。

みうらじゅん×宮藤官九郎=じゅんくどう

(高田文夫)そうだよ。もう「この本は置かないよ」みたいな感じになるよね。見出しが「じゅんくどう」だから。宮藤さんとみうらさんが中身のない会話をしているのよ。ただ歩いて。もう「花園神社に行った」っていう証拠の写真だけ撮って、あとは適当にページを埋めているやつでしょう?

(みうらじゅん)言っておきますけども、歩きながらはしゃべってませんからね。その後、ちゃんと居酒屋とかで座ってしゃべっていますから。立ち話じゃないでしょう?

(高田文夫)ああ、そうなの? 境内の中を行って帰ってくるだけじゃない? その間のしゃべりだけじゃないんですか?

(みうらじゅん)違います。それ、写真を見たまんまじゃないですか。その後、座ってます。

(高田文夫)だって落ち着いたシーンが1枚もないんですけども。あのフォトを見ていると。

(みうらじゅん)いやいや、それは雑誌のマジックじゃないですか。そんなのは。歩いてるように見せかけてる写真は載せますけども。

(高田文夫)イエローマジックみたいなもんですね?

(みうらじゅん)はい。座ってます。落ち着いてしゃべってますから。

(高田文夫)落ち着いて……宮藤さん、元気でした? 大丈夫でした?

(みうらじゅん)宮藤さん、元気にしてます。

(高田文夫)今年になったら元気そうにさ、いろいろと活動始めてよかったなと思って。

(みうらじゅん)この番組では(『いだてん』の)視聴率のことを言われるからもう、聞くのはちょっとキツいって言ってましたよ。

(高田文夫)彼はかわいそうらしいよ。いつもこの番組、TBSに向かう車中で聞くらしいんだよ(笑)。月曜日だからね。そうそうそう。もう今日からは自由にね。宮藤さんにも元気になっていただいて。一番ですね。

<書き起こしおわり>

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