宮野真守 学生時代の自分を語る

宮野真守 学生時代の自分を語る 星野源のオールナイトニッポン

宮野真守さんが2022年11月1日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でリスナーからの「学生時代、どんな生徒でしたか?」という質問に回答をしていました。

(星野源)質問メールです。「宮野さんは学生時代、どんな生徒でしたか?」。ああ、たしかに。学生時代の宮野くんは……?

(宮野真守)源さんにあんまり話したこと、なかったっけ?

(星野源)なんか僕のもうイメージの一番最初っていうか、そのお声の仕事として役の宮野くんは前から知っていたけども。ビジュアルとして見たのは宮野くんが2億円当てるやつだから。

(宮野真守)フフフ(笑)。伝説のね。

(星野源)伝説の。あれ、2億円でいいんだっけ?

(宮野真守)2億円。宝くじ、2億円当てるっていう。

(星野源)フハハハハハハハハッ! 久しぶりにその顔、見た! すげえ久しぶりに見た!

(宮野真守)本物を今、お送りしました(笑)。

(星野源)うおー、嬉しい! フハハハハハハハハッ! 嬉しいー! ごめんね、みんな。ちょっとこれ、映像でお届けできなくて。ちょっと俺だけが今、楽しんでる(笑)。

(宮野真守)アリーナ席で(笑)。

(星野源)いや、すごいや! やっぱり、すぐできるんだね、その顔(笑)。

(宮野真守)そうなんですよ。得意な顔なんでね。

(星野源)それがね、よくわからないよ?っていう方は「2億円当てる」でちょっと調べてください。

(宮野真守)そうそう。すぐ出てくるから。

(星野源)で、それが第一印象なので。もういきなり今のアッパーな宮野真守なのよ。だからその、学生時代はどんな感じだったの?

(宮野真守)高校デビューに近いかな?

(星野源)ああ、高校生になってからは割と明るく楽しいイメージみたいな?

(宮野真守)学校では小中も明るかったんですけど、なんか家に帰るといつも1人だったんですよ。なんか友達に誘われたい待ちをして、誘われない人だったっていう。

(星野源)ああ、自分から声かけていくんじゃなくて、待っちゃっていたんだ。

(宮野真守)そう。誘われたい。カリスマになりたかったから。「カリスマって自分から声かけないじゃん」って勝手に子供の頃、思っていて(笑)。

(星野源)フハハハハハハハハッ! 面白いなー。

カリスマになりたかった

(宮野真守)そう。めちゃめちゃ誘われる子がいて。羨ましくて。「なんであの子は誘われるんだろう?」と思って。だから、授業中とかレクリエーションとか、めっちゃ張り切るんですよ。で、目立つようにして。マモちゃんアピールをするんですよ。でも、それがたぶんまずかったのかな? だから放課後は誰も俺のところに来ないっていう(笑)。

(星野源)まあ、みんなからしたら、みんなも待ってたのかもしれないね。

(宮野真守)ああ、そうか。マモちゃんが誘ってくれるのね。で、ちょっと待っちゃってて。そんなのがもう関係なくなったのが高校の時で。すげえ仲いい友達ができて。サッカー部だったんで。サッカー部の友達とすごい仲良くて。だからことあるごとに、文化祭とか体育祭とか、何かしらやってた。本当に目立つ生徒だった。

(星野源)もうイメージ通りよ。

(宮野真守)そうだと思う(笑)。バンドやって、ダンスやって、コントやって、お芝居やって……。

(星野源)本当にだからクラスの人気者だね。

(宮野真守)人気者になりたくて。カリスマになりたくて(笑)。その気持ちは変わってないっすよ? カリスマになりたくって。でも、高校になるとやっぱりいろいろアピールすると、それが伴ってきて。ちゃんと見てもらえて。

(星野源)うんうん。返ってくるよね。

(宮野真守)そう。だからちゃんと人気者になりましたね.

(星野源)いやー、面白いですね。なるほどね。

(宮野真守)で、高校3年生で初めて……それまでは舞台のお仕事とかはやってたけど。

(星野源)ああ、そうだよね。もうその時は仕事、やっていたんだもんね。

(宮野真守)で、18歳の時に初めて声優をやりました。

(星野源)若い時から劇団に入っていて。で、その後に、高校生の時に初めて声優を?

(宮野真守)18歳の時に。でも、高校生の時まで悩んでて。結構、うまくいかなくて。「舞台をやる」っつってもちょい役だったり。「テレビに出る」って言ってもエキストラだったりとかしたから。なんか「ああ、これはヤバいな」って。それで、歳だけ重ねちゃって。子役にはもうなれなくて。

(星野源)ああ、そうかそうか。

(宮野真守)そしたら、声優の仕事が救ってくれたっていう。すごいターニングポイントでしたね。

(星野源)いやー、いいですね。ちょっとイメージ通りすぎる。

(宮野真守)目立つ子供でしたね。

(星野源)たぶん僕が同じクラスにいたら、消えてたと思う。眩しすぎて(笑)。

(宮野真守)えっ、仲良くなってないですか?

(星野源)いや、どうだろうね?

(宮野真守)でもたぶん、無理やり行きますよ?

同じクラスだったら、仲良くなっていた?

(星野源)俺、でもめっちゃ暗いタイプだったけど、なぜかクラス1の人気者が声かけてくれるっていうタイプ。

(宮野真守)ああ、カリスマ!(笑)。

(星野源)声をかけてくれて。「源くん、曲を作ってくれよ」みたいなことを言ってくれるっていう。

(宮野真守)ああ、やっぱりその、技を持ってたっていうのもあって?

(星野源)なんか、そうね。日頃をやってたことに興味を持ってくれるみたいなことがあったから。じゃあ、仲良くなったかもね。

(宮野真守)仲良くなったかも。「一緒に何かやろう」って言ったのかもしれないですね。

(星野源)面白いね。

<書き起こしおわり>

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