安住紳一郎 ハロウィーンネイティブ世代とのギャップを語る

安住紳一郎 ハロウィーンネイティブ世代とのギャップを語る 安住紳一郎の日曜天国

(安住紳一郎)「来た来た来た! うわっ!」みたいな。風物詩的な。闘鶏の長い尻尾の鶏を見るみたいな感じで。「長いね! よくわかんないけど、ああ、長い!」なんていう。あるよね、なんかね。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)ああ、どうでもいい? なんかね、「しだり尾の 長々し夜を……」みたいな。そういう感じ? 「長い!」っていうのを笑っちゃう感じ? まあ、そういうのもあってね、私も何回か披露させていただいているんだけども。「ハロウィーーン」って言ってね。なかなかね、これも伸ばしすぎるとまたちょっと野暮だしね。なかなか難しいんですよ(笑)。いろんなことがあるよね。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)でもね、伸ばさなきゃいけないんだって。当局の指導によるとね。ちょっと、でも現実に即してないかなっていうところ、あるけれどね。

(中澤有美子)ちょうどよく伸ばすの、難しい。

(安住紳一郎)ちょうどよく伸ばすの、難しいですよね。ハロウィーンってね。もうハロウィーンでさえ、ちょっと伸ばし気味だもんね。ハロウィーン……でもね、難しいよね。自分で伸ばしてるなと思って「ハロウィーン」って言っても「ハロウィンって言ってましたよね?」って言って指摘されると困るから。やっぱり「ハロウィーーーン」ぐらいがいいよね?

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! 正真正銘、伸ばしてる(笑)。

(安住紳一郎)正真正銘のね、正統なね。いいと思う。ハロウィーーーンっていう感じがいいですよね。

(中澤有美子)長い、長い(笑)。

(安住紳一郎)本当に全く内容のない話は15分ほどいたしましたけども。フフフ(笑)。でもなんか、ハロウィーンに対するまとめがなんとなくできたような気がしますね。今現在、ハロウィーンに対してなにかね、感じること全てを言えたような気がします。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)どうかな? まあ若い人が聞いたらね、「何を言ってるんだ?」って話になるかもしれませんけれどもね。世代の代表として、言いたいことは言っておきたいと思います。

(中澤有美子)そうですね。網羅しました。

(安住紳一郎)網羅しましたね。いやー、そうね。ハロウィーーンデビュー、してみますか? どうですか? でも、急にしてみるのもいいよね。

(中澤有美子)ほう。

急なハロウィーンデビュー

(安住紳一郎)どこか、町に繰り出せばいいんでしょう? きっとね。なにかね。気合の入った仮装でね。

(中澤有美子)安住さん、番組でやってたウォーリーですとか、バカ殿ですとか、とてもとてもお似合いでしたよね。

(安住紳一郎)クオリティーがね。テレビのスタッフの皆さんの力を借りるんで、本気でやりましたよね。あれは何年前? あれも8年ぐらい前ですか? 番組でね、『ハロウィン音楽祭』っていうのをやったんですよね。そしたら、やっぱり当時まだあんまり定着してなかったのか、アーティストの皆さん方がね、そんなに……「やっぱり曲とのイメージが一致しないと仮装というのは違うんじゃないか?」っていうことで。あんまりね、歌手の皆さんが仮装して出演ということにはならなかったんですよね。

それでスタッフが少しね、ちょっと逡巡してしまいまして。「困ったな? 一応、『ハロウィン音楽祭』っていう名前つけたんだけど、あんまり仮装する人がいないとちょっと盛り上がらないな」っていうことで。「司会の人にもハロウィーンのコスプレしてもらおう」っていう話になって。私はハロウィーンに対してはあんまり積極的な気持ちじゃなかったから、その仕事を引き受ける時に「その司会の仕事はやりますけど、自分がコスプレとかする感じは嫌ですよ」って言ったんだけど、もう泣く泣く。当日、朝に行ったらバカ殿のメイクとカツラが置いてあって。「ええっ?」って思ったんですけども。「もうやるしかないな」と思ってやったんですけどね。

(中澤有美子)そうだったんですね。

(安住紳一郎)テレビのスタッフの皆さん方、特に美術さんとかね、床山さん。カツラを担当してる皆さん方ってのはもう、いわば年中仮装をやってる人たちなんで。技術はすごいんですよね。メイクさんとかね。「バカ殿の白はこの白じゃありません」とかね。「えっ、違うんだ?」っていう感じとかね。あと、これは前に話したと思いますけど。本物のカツラが来ててびっくりしちゃったっていう話はしましたよね。

(中澤有美子)聞きましたね! 志村さんのね。

(安住紳一郎)そう。志村さんね。どうやら現役じゃないと思うけども。かつて、志村さんが使っていたカツラっていうのが、どうやらその、カツラって大きなケースに入って届くんですけど。ちょっと送り状とかがそのまま残ってたりしまして。前にどこに送ったとか、返却されたみたいな、そういう、図書カードのなんか貸し出し履歴みたいなのがちょっとね、ケースに残ってたりするんですよ。

で、それ見るとどう見てもね、「ええっ? これ、本物の人たちの制作現場に1回、行ってる!」とか思ったりとかね。だからそれ、志村さんが使ったかどうかはわからないけども。誰かがバカ殿を真似した時に使ったのかもしれないけど。「どう見ても、このスタジオとこの制作会社、これは本物のバカ殿の制作会社じゃないか!」と思ってと。「ええっ? それはそれは名誉だわ」とか思ってね。超正統派バカ殿みたいな感じになっちゃって(笑)。

(中澤有美子)本当ですよ(笑)。

(安住紳一郎)ねえ。楽しかったなー。

(中澤有美子)楽しかったかー(笑)。

結果、楽しかった

(安住紳一郎)結果、楽しかったんじゃないか!っていう話なんですよね。やっぱりやった方がいいのかな?

(中澤有美子)フフフ(笑)。思い出になりますね(笑)。

(安住紳一郎)思い出になりますね。懐かしいなー。ええと、どうでもいい話が5分ほど延長してしまいました。すみません(笑)。

(中澤有美子)申し訳ございません(笑)。

<書き起こしおわり>

安住紳一郎 ハロウィンを「ハロウィーーン」と言う理由を語る
安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で「ハロウィン」を「ハロウィーーン」と伸ばして読む話など、局ごとのアナウンサーの読み方のルールの話をしていました。 (安住紳一郎)さて、10月30日で、明日が10月31日。ハロウィーーンですね。 ...
安住紳一郎 ハロウィン音楽祭と地味ハロウィンを語る
安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中でTBSの音楽特番『ハロウィン音楽祭』についてトーク。自身がすることになった過去の仮装やイベント・地味ハロウィン、そして「ハロウィーーン」と言い続ける意味などについて話していました。
タイトルとURLをコピーしました