星野源さんが2022年10月11日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で「モニカ(突発性肛門痛)」について話していました。
(星野源)あ、3連休だったんだ。3連休だったんですね。もう本当に、前から言ってますけど。この職業になってから休みの日っていうのがちょっとよくわかんなくなってますね。そうか。皆さん、昨日まで3連休で。お仕事の方は仕事に行かれて。学生の方は学校に行ってっていう日の深夜なわけですね。なるほどね。
あのですね、そんな日に僕、今日ね、朝寝たんですよ。6時に寝たんですよ。またなんか、いろいろ作業とかをやっていて。で、6時に寝て。ここのところ、割とぐっすり寝れる感じだったんで。「またいっぱい寝れそうだな」なんて思ってたんですけど。今日はもう、ラジオしかなかったんで。
そしたらね、8時ぐらいに目が覚めたんですよ。なんでかっていうと、久しぶりに「モニカ」になりましてね。あの、モニカって皆さん、わかります?(笑)。僕が大ブレークしたきっかけの……(笑)。『笑っていいとも!』でこのな話をして、大ブレーク……まあ、全然してないんですけど(笑)。『笑っていいとも!』で話したね、この話。タモリさんの前で。懐かしいね。俺、そういえば『笑っていいとも!』に出てるんだよ? ねえ。
だから『笑っていいとも!』に出てる人って今、ちょっと貴重ですよね。貴重っていうか、あの『笑っていいとも!』のテレホンショッキングで、あのプレートね。「星野源」って書いてある『笑っていいとも!』のプレートをもらって。というか、作ってもらって。ゲストに出してもらって。そこで、モニカの話をして。それは、寝ている間。一番眠りが深い時にお尻のあたりが急に痛くなって。もう痛すぎて、もう歩き回るしかないみたいな。でも、その解決法が全然見つからなくて。その時……あれは何年前だろう? 10何年前かしらね? 結構前だと思うんだけど。
それの時は……今はね、「突発性肛門痛」みたいな名前があるんですよ。それは主に、割と女性がよくなるみたいな。でも僕、前からなることがよくあって。その時はまだ、名前がたしかあんまり確立してなくて。「痛え!」って歩いている、そのクネクネしている動きが僕が大好きな吉川晃司さんの『モニカ』っていう曲。それを吉川晃司さんが歌ってる時の動きに似てるからっていうので、「モニカ」っていう名前をつけてその話をしたんですよ。
『笑っていいとも!』で「モニカ」について話す
(星野源)そしたらもう「私もです」とか「僕もです」みたいなメールがすごい来て。その頃、まだ全然それを共有できる……「なんでこれが痛いのか、わからない」っていう風に抱えていた人がいっぱいいると思うんだけど。そこでメディアでたぶん僕が初めて……メディアっていうか、そういう広い場所で初めて言ったからってことだと思うんだけど。そこかいろんな人に言われて。そうそう。だからあの時、あれだね。『笑っていいとも!』でタモリさんと一緒に『スーダラ節』を歌ったね。
ギターで僕が『スーダラ節』のカバーを前からやってたんですけど。自分のコードに変えてね。それをタモリさんと歌う。目の前で歌う。一緒に歌うっていうのはかなり歴史的なことだなと思って。それで「やりたいです」って言ったら、『笑っていいとも!』のスタッフさんが「いいよ」って言ってくれてね。でも、それはもちろんタモリさんには伝えないわけじゃん? 「本番で、もちろんやってもいいですよ。でも、タモリさんが歌うかどうかわかりません」みたいな。そういうヒリッとした感じっていうか。でも、そういう場面で歌ったら、ちょっと一緒に歌ってくれたりとかして。最高に楽しい思い出なんですよね。
で、あれだよ。そうそう。大木さんがテレフォンショッキングでさ、繋ぐじゃない? で、なんかのテレビで……『ラヴィット!』かな? 忘れたけど。この間、あれはテレフォンショッキングで「友達」っていう流れで繋ぐじゃない? でも、そのこの間のテレビで……僕はちょっとそれ、見れてないんだけど。話で聞いただけなんで。「大木さんの後に星野さんで行きたい。そういうことで」って言われて。その、「友達じゃないけど友達ということにしてください」みたいな感じで言われたっていうのを言っていて。
「ああ、そういえばそんなこともあったな」って思ったんだけど。でもそれ、ちゃんと思い返したら、僕から大木さんに繋いでいて。違うんだよね。かつ、その時はもう友達システムはなくなっている時だったのよ。だから友達じゃなくて、全然違う人が毎回、知り合いじゃない人が来るっていう流れの時だから。「あ、大木さん、盛ったな?」って思って(笑)。「嘘&盛ったな?」と思って、ちょっと面白かった。
でもその時に大木さん、全然知らないけど。でも、そこで繋ぐじゃない? テレホンショッキングだから。だから「知らないけど、よろしくお願いします」みたいな気持ちだったなっていうのはなんか、それはちょっと思い出して。「ああ、そんなこともあったな」って。それで、その後にいわゆる業界っていうか。この業界の中で一番熱っぽく、そのモニカの痛みについて「わかります!」って言って熱弁してくれたのが、TBSアナウンサーの安住さんだったんですよ(笑)。だからその僕と安住さんがなんか割と心を通わせた一番最初の部分だったんですけど(笑)。
なんかそういうのもあって。でも今、たぶんいろいろまた進歩してるでしょうから。で、そこから僕もあんまりならなくなって。調べてないから今、どうなっているのか、わかんないんですけど。それで今日、久しぶりになって。なんでかな? と思ったら、昨日ジムでめっちゃ追い込んだからだと思うんですけど。なんか疲れてる時とかによくなるんですよ。で、作業とかしてると、脳がずっと動いてて。で、脳が動いてる時って、体を動かした方が疲れが取れるんですよ。
脳だけ、ずっと考えてるよりもその後に体も動かしちゃった方が脳と体の疲れのバランスがイーブンになるので。そうした方が、妙な疲れがなくてぐっすり寝れたりするっていう。で、ジムでもうムキムキになろう計画を立て。全然まだムキムキじゃないけども、頑張ろうっていうことでやったら、たぶん体の疲れがすぎたのか、ちょっとまた痛くなって。「痛い!」っつって起きて。で、その後にもう、寝れなくなっちゃって。そこから起きて、お昼にまた寝たんですよ、ご飯を食べてから。
そしたらね、今度はお腹痛くて起きるっていう。なんか今日はちょっと俺に寝かせないようにする感じがすごいあって。ちょっと、「なんなんだろう?」って思うんですよね。なんか、今日のラジオ、なんかあるのかな?って。で、今日ね、いつもと違うことといえば、取材が入ってることなんですよ。『日経エンタテインメント!』さんが入ってて。なんか写真を今、撮っていただいてるんですけど。
その中で、インタビューみたいのね、さっきやったんですけど。次の号がオールナイトニッポン特集みたいなのがあるんでしたっけ? なんかそれで取材を受けているので。ちょっと皆さん、ぜひチェックしていただきたいんですけど。なんだろうね。やっぱり取材が入る時って、万全の体制でいたいじゃないですか。それを邪魔しようとしてるなにかの存在があるぞっていうのはちょっと思ってるんで。今日はちょっとなるべく無事にっていうか、健康な状態で終わりたいなと思ってるんで。皆さん、ぜひよろしくお願いします。
(中略)
(星野源)ちょっとメール読みます。埼玉県の方。「源さんがブレークするきっかけになったモニカですが……」。違うんだよ(笑)。全然違うんだけどね。「私も去年、それらしき症状に初めて襲われました。グワーッと締め付けるような痛みが来た途端、『これが噂のモニカか!』と理解しました。私の場合、モニカのポーズではなく、うんちょこちょこちょこぴーのなったので、私はうんちょこ病と呼んでいます」(笑)。いや、でもわかるわー。反っちゃうよね。「きっと人それぞれの名前がついてると思います」。ああ、たしかに。そうだね。わかる。
北海道の方。「僕もたまにベッドで寝ていると、突然モニカるのですが、痛すぎて小田和正さんの『ラブ・ストーリーは突然に』のCDジャケットぐらいエビ反りになります」。アハハハハハハハハッ! わかるぅー! あれ、本当にすごい反っているよね。っていうかさ、そのネタ、長持ちすぎない?(笑)。すごいね。1CD、しかももう今は亡き8センチCDのジャケットの反りっていう。そのただの背筋の反りが、いまだにそう言われるってすごいな。
ちょっと見たい、見たい。作家の寺ちゃん、調べて見せて? ああ、すごい! やっぱりすごい反ってる! ああ、そうだ、そうだ。『Oh! Yeah!』っていうね曲がB面だったのかな? うんうん。たしかに、そうだわー。いや、これをジャケに選んだ人はすごいわ。って別になにか、奇をてらっているわけじゃないもんね。たぶんすごくいい、躍動感のある瞬間だと思って採用してるだけなのに。こんなに語り継がれるとはっていう。いや、でもわかるわ。やっぱりみんな、なるんだね。
小田和正のエビ反り
(星野源)続いて、東京都野方。「さっき、大木さんが話されたのは『ラヴィット!』でした。『いいとも!』がテーマの話の中で話していたんですが、それを見た当時のスタッフの方が後日ツイートで訂正されてましたよ」。ああ、やっぱりね(笑)。「その頃は友達紹介システムはなくなっていたし、源さんの後に大木さんだということでした」。ああ、やっぱりそうか。合っていたね。「大木さんは何回かテレビショッキングに出ているので、いろいろ記憶がごっちゃになってるんでしょうね。
めちゃめちゃ爆笑したシングルの特典映像も『笑っていいとも!』の電話かかってくるくだりを見返そうと……」。ああ、そうそう! そうね。僕がその前の日の『笑っていいとも!』の時に電話かかってきて。電話を取って「いいとも!」って全力で言う瞬間がね、何のシングルだったかは忘れちゃったけど。僕のシングルの特典映像にあるんですけど。これ、また見たいな。あの時はなんか、無邪気でしたね。
<書き起こしおわり>