ニセ明(星野源)さんが2024年6月18日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でリスナーからのお悩み・質問に回答。14歳の方からの「暴言を吐く担任のノリが合わず学校に行くのがつらいない」という相談に答えていました。
(ニセ明)続いてね、読んでいくよ。徳島県、Radio Name「突き指中のツナ缶」。「ニセさん、こんばんは。突然ですが、最近学校に行くのがつらくなってきました。一番の原因はクラスや担任のノリがきついからです。担任は50代のおじさん先生で、その先生のノリが昭和な感じがします。その内容はあまり成績の良くない生徒に対して『お前はバカか(笑)』や『もうしゃべるな』『あなたはもう死んでください』と冗談らしく暴言を吐いたり、男子に対して軽く殴ったりしています。
やられている子やクラスメイトは気にせずに笑っています。ですが、私はそのノリがすごく苦手で、苦笑いしかできません。毎日、これが続くのでストレスが溜まって週に1回ほど休むようになりました。目上の先生に『やめてください』と言うのもできないし、相談できるほど仲の良い先生もいないので困っています。何かいい案はないでしょうか?」という14歳の突き指中のツナ缶。これは……苦しい! ニセ、苦しい!
かなりやばい先生
(ニセ明)すごいな。やばいな。うーん……ちょっと、わからないけどね。ニセ、想像するに「クラスメイトは気にせずに笑っています」も、気にしてる人はいるんじゃないかな? あのね、だからそのやられているクラスメイトと何かを共有してみるとかね。「ちょっと厳しいよね」っていうようなことをね。でね、今、考えると「ありえないでしょ」って思うんだけど。ニセが学生の頃、こういう人いっぱいいました。全然いました。
小学校の頃とか、殴られたりとか、全然あったし。だけどね、もちろんね、今とはやっぱり全然違うから。あと、もちろんそれに耐えられなかった人もいっぱいいるし。ニセももちろん嫌だったけど。その、ひとつの方法としてはたとえば親御さんだったり、他の先生だったり。あとはそういうホットライン的な電話とかに訴えてみるっていうのも、もちろんあると思う。そういう相談場所っていうのはちゃんと書いてるところがありますから。それを調べて。「先生に直接、言う」っていうのじゃなくても、いろんな選択肢があるからね。それをまず調べてみるといいと思う。うん。
でね、あとね、それで……「あなたはもう死んでください」とか言う人、いるよね。いるよねー。冗談でそういうことを言う人。うん。いやー、難しいね。あのね、これはだから中学校でやっちゃダメだろ? ダメだろ。中学校でっていうか、絶対にこれはダメだろ? あのね、ダメだよね。「ダメだよ」しかないな。普通に学校を変えていいレベルです。引っ越していいレベルです。うん。
ただ、日本というか、やっぱり社会に出るとね、そういう人がいたりするのよ。全然、大人でいます。それこそ50代の人とか。「ええっ?」っていうような人とか、全然いたりするの。だからね、もちろんね、この頃にそんなのはあってほしくないって思うけど。うん。本当にいなくなってほしいとは思うんだけどね。でもね、たまにね、そういう冗談を言うんだけど本当に好かれているっていう人がいるのよ。本当の本当に慕われていて、本当に好かれている人がいて。その人の言い方には愛しか感じないっていう人がね、本当にたまにいるのよ。だからね、この先生は勘違いをしているんだと思う。自分はそうだと勘違いをしている。
勘違いをしているかわいそうな先生
(ニセ明)で、クラスメイトは気にせずに笑っていたりもするし。だから、これは本当に難しいんだけども。でもね、この先生はかわいそうな人なのよ。めちゃくちゃかわいそうな人なの。たとえばクラスが変わったり、年代が変わってもうちょっとしたら本当に受け入れられない人だから。だからね、「かわいそうだな」って思っていていいし。まあ、それで耐えられるならね。
あとね、「週に1回ほど休むようになりました」っていうのも、自分でちゃんと対策が取れてるのは本当にすごいと思う。だからね、ちょっと対策をちゃんと取ってみていいと思うし。なにか埒が明かないなって思ったら、普通に引っ越したりしてもいいと思う。あと、普通に学校に行かなくなるもあり。うん。いいです。行かなくなるって選択肢もありますから。はあー、ニセ明だってことを忘れてきました。んー、そんな感じだね。この感じの人生相談メールをどしどしお待ちしております。
<書き起こしおわり>