星野源 自由の森学園の音楽の授業を語る

星野源 カセットテープMTRでの楽曲制作を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2022年9月20日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で中学・高校と通っていた自由の森学園の音楽の授業について話していました。

(星野源)続いて。神奈川県横浜市の方。「音楽さん。なんで音楽の授業で1人で歌わされるんですか?」っていう。えっ? また音楽さんへのメッセージじゃなくて、これは学校へのメッセージですけど。1人で歌わされるとか、あるの? そんなの、ある? えっ、テストであるの? マジで?

(寺坂直毅)みんなの前で、歌うんです。それを採点っていうか。

(星野源)ええーっ?

(寺坂直毅)すごい嫌でした。

(星野源)それは中学?

(寺坂直毅)小学生。

(星野源)小学生の時、あった? 俺、そんなの全然覚えてないや。

(寺坂直毅)歌ったり、リコーダーをやったりとか。

(星野源)1人ずつなんだ。それはちょっとなんか嫌っていうか、緊張感があるよね。音楽、好きだったらいいけど。「苦手だ」って思ってる人はたしかにちょっとつらいね。ああ、そうですか。しかもそれを採点されるんだ? まあ、たしかに通信簿っていうか、通知表には響くよね。そうか。それはちょっと……たしかに。僕、中高、自由の森学園っていう学校なんですけど。家から2時間かけて毎朝、通っていて。その2時間の電車通学の間に『コサキンDEワァオ!』を聞いてたんで。そんな感じで、カセットテープラジオリスナーなんですけど。

その学校の音楽の授業は、全部合唱なんですよ。中学から高校まで。選択……なんかサンバをやったのは音楽の授業だったかな? 選択授業だったと思うんですけど。だから、いわゆる音楽って名の音楽の授業は全部、先生がピアノ弾いて、合唱を全員で歌うだけなんですよ。それ、もう超楽しかったですけどね。発表とかないし、テストもないから。

音楽の授業は全部、合唱

(星野源)でも、音楽祭とかあるんすよ。音楽祭とか、あと卒業式とかで先輩が歌ってる曲とか。「あれ、歌いたいな。いい曲だな」っていうのが、その学年が上がってくるにつれて、来るんですよ。「来たぜ!」みたいな(笑)。そうそうそうそう。そうなのよ。だからね、「『DEEP RIVER』、来たぜ!」みたいな、そういうのがあるんですよ。

だから、それはおすすめです。「おすすめです」って俺が言ってもあれなんですけど(笑)。でも合唱コンクールとか、本当にたぶん厳しいじゃない? そうじゃなくて、歌ってないやつ、めちゃくちゃいるんですよ(笑)。「みんな、歌ってるからわかんねえだろ」って。しかも授業も、なんていうの? 音楽室によって変わるんだけども。上履きっていうか、靴を脱いで。裸足で上がるようなところ、絨毯みたいなところに座って歌うんで。なんか、ごろ寝しながら歌ってるやつもいるし。今、ちょっと違うかも。僕の時はそうだったですね。

歌わないやつも全然いる

(星野源)で、なんか結構、僕の世代……僕より全然上の世代も、いろんな人がいて。いろんな伝説が残っているんですけども。だから今、たぶんどんどん丸くなってるはずなんだよね。学校は。ちょっとわかんないけどね。実際、どうなってるかは。でもね、歌いたい人は歌うし。歌わない人は歌ってるふりするし、みたいな。で、僕は歌いたい人だったんで。でも1人で歌うのは緊張するけど、合唱だと全力で歌えるタイプだったんですよ、僕。

だからね、非常にそれは……ちょっとね、学校のカリキュラムって変えられるないんだろうけど。なんか、できるとこがあったら、おすすめです。はい。

<書き起こしおわり>

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