星野源さんが2022年9月13日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『異世界混合大舞踏会 feat. おばけ』のイントロについて話していました。
(星野源)はい。そんなわけで、ここで1曲をお送りして、その後ファンファーレ-1グランプリお送りしますから。皆さん、お待ちかね。お楽しみにしていただければと思います。それでは、もうね、夏も終わって秋になって。この曲は……そろそろ違う曲かな、なんて思ったけど。東京はまた今日は暑いっていうね。なのでがっつりかけさせていただきましょう。星野源で『異世界混合大舞踏会 feat. おばけ』。
星野源『異世界混合大舞踏会 feat. おばけ』
(星野源)お送りしたのは星野源で『異世界混合大舞踏会 feat. おばけ』でした。今日は「音楽に関することをなんでも」というメールテーマなのですが、ここでメールです。「『異世界混合大舞踏会』のイントロですが、今まで源さんの曲であまり聞かなかったフェードインになっている理由はなにかありますか?」。
はいはい。これね、フェードインじゃないんですよ。フィルターが開いていっているんです。ローパスフィルターっていうのをかけているんですけども。ローパス。だから、音を大きくすると低音は出ているんですよ。それで高い音がマスクされていって、そのフィルターが開いていっているから高い音が徐々に聞こえてくるんです。なので、こもった音からはっきりした音へとフィルターを開いていってるというイントロなんです。
ローパスフィルターを開いていくイントロ
(星野源)で、そもそものイントロで鳴らしているシンセの音がローが少ないんで。それでフェードインに聞こえるという、そういう仕組みですね。で、元々ディスコティックな曲を作ろうとしていて。ディスコでフィルターが最初、閉じていて開いていくという曲がいっぱいあって。それが曲の盛り上がりとかワクワク感みたいなものをものすごく出しているという、そういう曲がいっぱいあって。
その効果を狙っているということですね。僕はそれがすごく好きで。今、すごい真面目に答えたね(笑)。いいですね、こういうのもね。そんなわけでぜひ皆さん、『異世界混合大舞踏会』をたくさん聞いてください。イントロ、めっちゃデカい音で聞いてください。下の音から高い音がどんどん開いていっているので。ぜひ。
<書き起こしおわり>