星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で、『時よ』のミュージックビデオの撮影の際の模様について話していました。
「時よ」を聴いてたんだけど、御堂筋線で駅に降りたら駅員さんの制服がこんな感じで、ドキってした。笑#星野源 #時よ pic.twitter.com/Cr1YChTnRO
— ちゃん@人生模索中 (@5884gen) 2017年2月18日
(星野源)あと、ミュージックビデオのリアクション。東京都の方。(メールを読む)「星野さんがミュージックビデオの撮影で思い出深い作品、大変だった作品ってありますか? 『時よ』は駅のホームで撮影していますが、夜中に撮影したのですか?」。これ、そうね。もう全部、思い出深いですよ。で、『時よ』は特に地下鉄のホームで撮影したので、本当に夜中です。だから、終電が終わってから始発までの間なんで5時間ぐらいしかなかったんで。
5時間ぐらいしかない撮影時間
ミュージックビデオって普通、30時間ぐらいかかるんすよ。準備も含めてね。で、撮影もほぼ、だいたい24時間ぐらいかかるっていう。だから、朝イチで始まって深夜、もしくは明け方に終わるみたいなのが普通で。だから、本当に大変なんですけど、それを5時間でやるっていうのはとってもですね、とっても楽しかったですよ。大変だったけど。気合が入るというか。「よし、やるぞ!」みたいな。で、準備もしなきゃいけないんで。服とかも着替えなきゃいけないんで、ダンサーの方と一緒に準備して。で、車掌の格好をしているんですよ。その『時よ』っていうミュージックビデオは。
車掌さんの格好をして、で、もう終電が終わってすぐに撮り始めなきゃいけないんで、もう階段のところでみんなで待機しているのね。だから、終電のお客さんが階段を上ってくる間、ずっと僕は壁にすっごい顔を近づけて。後ろを向いて、顔がわからないように。スタッフのみんなもすっごい隅っこに固まって壁の方を向いて目立たない……まあすっごい目立つんだけど(笑)。壁を向いている車掌さんがいるみたいな感じで、すっごいたぶん気持ち悪かったと思うんですけど、そういう状態から始めてすぐに撮って。で、始発が始まったぐらいに終わって。だから本当に大変だったけど、あれはすごくアツい撮影でした。本当に。
後半、もうグルグル回るところがあるのよ。カメラもダンサーさんも僕も。あそことかもみんな「うわーっ! 目が回るー!」とか言いながら撮っていて、すごいね……でも、上がりがとてもよかったんで、満足しております。そういうところも……メイキングとかもあったりするので、ぜひ。『Music Video Tour 2010-2017』(ミュージックビデオ集DVD・Bru-Ray)。チェックしてください!
<書き起こしおわり>