野田クリスタル『ONE PIECE』コンビニ考察本出版計画を語る

野田クリスタル『ONE PIECE』コンビニ考察本出版計画を語る マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0

野田クリスタルさんが2022年9月8日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』で前週のもっちー先生との『ONE PIECE』考察特集の反響を紹介。「コンビニに置かれている『ONE PIECE』考察本を野田さんも出版してみては?」というリスナーの提案について、考えていました。

(野田クリスタル)メールです。神奈川県の方。「先週の野田栄一郎先生の考察、素晴らしかったです。コンビニに売っている権利所在不明な解説本を出してみてはいかがでしょうか? 結構売れると思います」。

(村上)たしかに(笑)。あれ、なんなんですか?

(野田クリスタル)あれは、なんですか? お金はどうなっているんですか?

(村上)尾田栄一郎先生まで話は行っているのかな? いいのかな? いいはいいんだよね? だって、出ているんだから。

(野田クリスタル)でも、訴えたら勝つのかな? どうなんだろう?

(村上)いや、それもないんじゃないですか? だから、その考察YouTubeともしかしたら一緒なんじゃないですか?

(野田クリスタル)そもそも、ああいうのって昔からあるんですよね。昔、『SLAM DUNKの秘密』っていうのがあったんですよ。『SLAM DUNK』のそういう考察系のものとかあったから。昔からの伝統なんですけど。どうなんだろうね? 出したらどうなるの?

(村上)出したら……。

(野田クリスタル)『野田栄一郎のONE PIECE考察本』っつって。俺が指さして。

(村上)だから、あれなんじゃない? 公式というか、正式な絵とかロゴを使ったら犯罪なんじゃないですか?

正式な絵やロゴは使えない?

(野田クリスタル)俺がルフィの格好をして。「ゴムゴムの考察だ!」って言ってパンチしている表紙はOKってこと?

(村上)それはいい気がするな。なんか、あるいじゃん? 表現の自由みたいなさ、言論の自由みたいな。それとかが守ってくれるんじゃないですか? ただ、その著作権違反はダメよっていうことじゃないですかね? わかんないですけど。

(野田クリスタル)そんなことより俺、先生に嫌われたくないんだよ。

(村上)いや、金がほしいんだったらしょうがないじゃない? 嫌われたって。

(野田クリスタル)いや、嫌われたくないのよ。申し訳ないけど。

(村上)フリーペーパーだったらいいじゃん? 本当に情熱のみでやってますっていう(笑)。「別に何もいりません。俺は情熱だけです!」って(笑)。

(野田クリスタル)うーん、ムズいなー。ギリ、ちょっと嫌だなー。

(村上)自分の家の前に置いたらいいじゃない? コンビニとか置くのはいろいろ大変だろうからさ。たしかに、でも出してる人がいるってことは……でもあれは本家というかさ、ちゃんとした正式な絵とか使ってなかったりするイメージあるわ。なんか別の人が書いた絵みたいなニュアンス、ないですか? シルエットだったりとかさ。だからそこはやっぱりあるっぽいよね。法律が。

(野田クリスタル)そんなものが……ある種、グレーというようなレベルのものがコンビニに置いてあるっての、不思議だよな。

(村上)うん。コンビニしかないしね(笑)。なんなんだろうね?

(野田クリスタル)同人イベントとかならわかるよ。でも、なんかコンビニに公式的に置いてるっていうのがさ。

(村上)都市伝説の本とさ、暴力団の本がさ……(笑)。

(野田クリスタル)あれが流通してるっていうことだよね? 意味がわからんよな。あれな。

(村上)うーん。誰がどこにどうオファーをかけてるのかが全く見えないですね。不思議っすね。

(野田クリスタル)そういう会社があるんだろうね。コンビニに……。

(村上)これは知ってる人いたらぜひ教えてほしいですね。あの本の秘密を。

(野田クリスタル)どこから出してるか、誰が書いてるんのか、どういうお金の感じになってるのか……。

(村上)「私、書いてました」とか(笑)。ぜひともね。

(中略)

(野田クリスタル)メールです。「コンビニに置いてある『ONE PIECE』の考察本ですが、調べてみたところ、あれ系の本は全て『評論扱い』とされるため、誰が何を書いてもいいという扱いになっているようです。また書いてる人もそこらのライターだったりすることがよくあるそうです。野田さん、マジで販売ぐらいなら余裕でできそうです。今からコンビニに待機して野田栄一郎さんの本が置かれるのを楽しみに待っています」。なるほどね。

「評論扱い」のコンビニ謎考察本

(村上)今からは早いけどね(笑)。まだ書いてもないからね。でも、だからオファーがくれば……だから、どこのあれなのかな? 販売元というかさ。自費で出すわけにはいかないじゃない?

(野田クリスタル)それこそ映画評論、『シネマ坊主』だってそうだしさ。あれも何かの雑誌でずっと書き続けて、それをまとめて本を出しましょうっていうのが一番スタンダードだけども。

(村上)たしかにね。でも、コンビニに置きたいんだったら、そのコンビニのルートに乗らなきゃいけないってことだね。

(野田クリスタル)なんかそのメーカーがあるんじゃないかな?

(村上)あるんだろうね。その編集者みたいなね。

(野田クリスタル)続いて。「私は小学生の頃、『ONE PIECEの全てが知れる』と思い、なけなしのお金を握りしめて本屋で謎考察本を買ったのですが、その本に書いてあることをまとめると『麦わらの一味は話が進むごとにさらに強くなり、強大な敵にぶつかる』でした。その本を読み終える頃には僕は悔しさで大泣きしていました」。

(村上)フフフ(笑)。別にいいんだもんね。だって自由な評論をしていいわけだから。

(野田クリスタル)でもやってることはこれですからね。その考察も。極端な話。事実を……本当の事実を書いてくとしたら、もうこれです。間違いない。

(村上)「冒険の末、何かを手に入れるだろう」っていうことですよね。

(野田クリスタル)で、これが負ける場合は「強大な敵にぶつからない。そして強くならない」っていうものだから。だからもう相当、勝つ考察ですから。強めの考察ですから。

(村上)このくらいでいいんだったらね、野田栄一郎先生もね。

(野田クリスタル)全然いけますよ。

(村上)もっといいの、いけるでしょうね。

<書き起こしおわり>

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