野田クリスタル「仕事を辞めて本気でお笑い芸人を目指す」ことのセンスのなさを語る

野田クリスタル「仕事を辞めて本気でお笑い芸人を目指す」ことのセンスのなさを語る マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0

野田クリスタルさんが2023年1月19日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中で村上さんの友人で本業の美容師を辞め、お笑い1本で賞レースを目指すという人に対して、マジレスアドバイスを送っていました。

(村上)ちょっと、いいですか? ひとつ。相談に近いんですけど。知り合いに、なんていうか、オタクの友達みたいな。オタクの友達たちがいて。その中の1人に、48歳ぐらいの方がいて。48歳で、バツ2なんですよ。結構、波乱の人生。バツ2で子供も1人いて、美容師。美容室の店長さんをしている方が知り合いにいて。で、その方が、お笑いをすごい好きらしくて。こそっと、M-1とかに出てるみたいな話はしていたんですよ。

(野田クリスタル)ああ、最近、めちゃめちゃ多いですよね。

(村上)まあ、7000組いるんだから。そういう人もいるだろうと思うんですけど。なんかその人が、ついに美容師もやめて。その店長というポジションがあるにも関わらず、やめて。「全てをやめて、お笑い1本で行きます」って言い出したんですよ。

(野田クリスタル)やめるの?

(村上)もう、やめました。

(野田クリスタル)お子さんもいて?

(村上)お子さんもたぶん1人、養わなきゃいけないという状態。で、店長もやめて。「お笑い1本で行きます」って言われたんですよ。私、どうしたらいいですか?っていう相談なんですけど。

(野田クリスタル)お前は、なんて言ったの? その人に対して。

(村上)えっ? 私は、そのやりたい気持ちがあるのはしょうがないから。やるんだったら、美容師とバツ2を生かした方がいいですよ。美容師バツ2版のヤジマリー。みたいなことをしたらいいんじゃないですか?」って僕は言いました。

(野田クリスタル)まあ、近道だよね。そっちの方がね。

(村上)と、言いましたけども、あんまり納得はいってない感じがありましたね。

(野田クリスタル)なんなの? お笑い芸人がやりたいっていう?

(村上)お笑い芸人がやりたい。お笑いが、やりたい。

(野田クリスタル)売れたいっていうこと?

(村上)売れたいと思いますよ。その、賞レースで勝ちたいみたいな。

(野田クリスタル)ネタがやりたい?

(村上)ネタで勝負したい。

(野田クリスタル)キャラもんとかな?

(村上)キャラもん……だから僕がそれを提案した時に「まあまあ……そうですかね」みたいな感じだったの。だから、あんまりやりたくないんだろうなって。

(野田クリスタル)もう、そういうのに頼らず。バツ2とか、元美容師とか、一切触れないタイプだ。

(村上)そう。だから僕らの1年目を思い出してよ。やりたくは、なかったじゃん?

(野田クリスタル)俺も高校漫才師だとか、高校なんて1回も使わなかったよな。

(村上)だろ? そういうキャラとか、つけたくないじゃん? その、美容師がどうとかさ。だからもう本当に単純にネタを見てください、みたいな芸人になろうとしてるんですよ。で、僕は正直、厳しい部分もあるんじゃないかって思うんですね。うん。でも、そのやりたい気持ちは……「やるな」とは言えないから、困っちゃったわけですよ。で、あなたはお笑いに詳しいじゃないですか?

(野田クリスタル)まあ、人よりは詳しいね。

(村上)お笑い、詳しいですよね?

(野田クリスタル)うん。結構、詳しいかもしれない。

(村上)だから、あなた的にはどうしたらいいのか。どうしたら、その人がより幸せな生活を送れるのかっていうのをちょっとここで議論したいなと思ったんです。僕は。

(野田クリスタル)その人のこと、知らんから。俺は全く。

(村上)でももう、今の出した情報が全てです。

(野田クリスタル)今、出てる情報のみだから。俺もその人の本心がわからんし、見た目もわからんし。めっちゃ面白見た目かもしれないし。

(村上)見た目はね、うーん。まあ、ヤジマリー。がちょっとかっこよくなってる感じ。

(野田クリスタル)でも事情がわからんから……。

(村上)明るい。

(野田クリスタル)明るい……?

(村上)どうなんですか? これは。やっていいんですか?

(野田クリスタル)じゃあ、マジレス大会でいい?

(村上)いや、マジレスしか聞きたくないですよ。

(野田クリスタル)マジレスのみでいいの?

(村上)聞いてない可能性があるから。僕がそのマジレスを伝えるんで。

(野田クリスタル)うーん。まあ、「美容師をやめる」という時点で、センスがないっていう。

美容師をやめる時点で、センスがない

(村上)フフフ(笑)。ちょっと辛辣すぎませんか? 「センスがない」はやめてくださいよ。わからない。センスがある方かもしれないですよ? 「美容師をやめる時点でセンスがない」って、どういうことなんですか? 具体的に……いいじゃないですか。「お笑い1本でやりたい」っていう気持ちを周りに見せてくれたんじゃないですか?

(野田クリスタル)美容師をやりながらでも、やれるし。寝なきゃいいだけだから。そんなにお笑いがやりたいなら。美容師をやって、寝ずに夜中、ネタを書けばいいんだから。

(村上)いつライブに出るんですか?

(野田クリスタル)それはもう、休め。土下座してもいいから、誰かを雇って休むとか。まず、やめる必要がないから。

(村上)美容師は、やめなくていいんですね?

(野田クリスタル)美容師に限らず、その「仕事をやめる」という選択肢を別に取る必要がない。クビになったらいいじゃん。クビになるか、経営がうまくいかなくてやめるっていうのならけど。その、「お笑い1本で行きたいんだ」っていうのは、甘えだから。

(村上)いや、言ってましたよ。「やっぱり美容師やりながらお笑いやってると、周りの人に『片手間でやるなよ』って思われるんじゃないかと思って。だから美容師をやめた」って。

(野田クリスタル)いや、結局片手間になるんだよ。バイトをするんだから。同じことをやるんだよ。その美容師で働きながらやるっていうのと、スケジュールは変わりません。

(村上)長年、お笑いをやってきた方ですよね? そういう結論に至るんですか?

(野田クリスタル)俺は週6で郵便局でバイトしてたんだから。

(村上)っていうか、なんか非常勤職員でしたよね?

(野田クリスタル)非常勤職員です。僕なんて。ボーナスもらってたんすから。年に2回も。シフトじゃないんですよ。僕は。

(村上)だからその方が美容師をやりながらお笑いをやってるっていうのと同じことをあなたはずっとやってきたわけですよね?

(野田クリスタル)やっているんですよ。だから、やめる必要はないし。やりながらネタ、作れるし。そっちの融通をうまく利かせられるようにする脳みそがないと、やっていけないじゃないですか。こんなの。だって……店長の方がまだ、自分で何とかうまくやれそうじゃん。雇われの状態でこの仕事をやるって、どんだけリスキーなのか?っていうさ。

(村上)たしかにね。深夜美容室とか、やればいいのにね。

(野田クリスタル)そうそう。アイディアの出しようは、いくらでもあるし。

(村上)空いている日に個人で出張して髪を切りに行くとかね。

(野田クリスタル)だからお笑いをやるっていうのをまだ、一般の方はいまいち理解してないと思うんですよ。「お笑い芸人になります」っていうのを「看護師になります」とかみたいな、なんか職業に就くというニュアンスだと思われてるから。

(村上)でも、美容師をやりながら看護師は無理じゃないですか。それは、美容師をやめなきゃいけないですよね。看護師をやりたいならば。

(野田クリスタル)僕は「お笑い芸人になる」っていうのは、「2ちゃんねらーになる」とかと同じ意味合いだと思っていて。それを、1本にしますか? 2ちゃんねらーになること、1本にしますか?

(村上)ちょっと意味がわかりませんよ? 2ちゃんねらーは職業じゃないじゃないですか。お金、もらえませんよ?

(野田クリスタル)お笑い芸人も、そうだから。基本は。お金はもらえないし、自己申告だから。あんなもん。お笑い芸人って。

(村上)我々はじゃあ、2ちゃんねらーっていうことですか?

(野田クリスタル)2ちゃんねらーです。2ちゃんねらーの中で、なんかいろいろと仕事のオファーが来るようになった2ちゃんねらー。

(村上)それは、どこからがお笑い芸人になるんですか?

(野田クリスタル)まあ、本当にベタな話で、お笑いの収入だけで生活ができるようになれば……。

(村上)じゃあ、食えればお笑い芸人ですか?

(野田クリスタル)うん。食えればお笑い芸人でいいんじゃない?

(村上)じゃあ、「食えてない芸人は2ちゃんねらー」っていうことでいいですか?

(野田クリスタル)2ちゃんねらーです。

(村上)先輩とかにも、めっちゃいますよ?

(野田クリスタル)あいつら全員、2ちゃんねらーです。

(村上)「あいつら」って……お前、やめろよ!

食えてない芸人=2ちゃんねらー

(野田クリスタル)俺らも2ちゃんねらーだったし。だから「専念をする必要がない」っていうこと。2ちゃんねるは、仕事をやりながらやれるじゃん?

(村上)まあ、それはそうですよね。

(野田クリスタル)ネタを書くのだって、なにかをやりながら……合間合間で俺もバイト中にネタを書いてたし。そんなの、しょうがないよ。いつでも書けるんだから。

(村上)じゃあ、美容師はやめなくていいってことですね?

(野田クリスタル)やめる必要はない。同じことになるんだから。やめても。生活、変わらない。

(村上)どうせコールセンターとかで働くんだから(笑)。

(野田クリスタル)「じゃあ、美容室でよかったじゃねえかよ」ってなるのよ。結局。

(村上)じゃあ「美容師は戻れるんだったら戻った方がいい」って伝えておけばいいですね。

(野田クリスタル)戻れるんだったら、絶対に戻った方がいい。

(村上)じゃあ、それは伝えます。ネタは、どうしたらいいんですか? やった方がいいんですか? その、ピンで美容師を生かした、ハイテンション髪切漫談芸みたいな。そういうのは、いるんですか?

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