野田クリスタル R-1グランプリ2023 ヤラセ疑惑を語る

野田クリスタル R-1グランプリ2023 ヤラセ疑惑を語る マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0

野田クリスタルさんが2023年3月9日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中で自身が審査員を務めたR-1グランプリ2023のヤラセ疑惑について話していました。

(村上)R-1グランプリが終わりましたね。お疲れ様でした。審査員。

(野田クリスタル)はい。やらせていただきました。今年も。

(村上)田津原理音さん優勝。あれですね。すごい……やるんすね。そういうのね。R-1グランプリっていうのは。

(野田クリスタル)うーん……まあ、あんだけ積まれちゃうとね。

(村上)どのぐらい、なんですかね? どのぐらい積んだんですかね? 田津原くんは。

(野田クリスタル)まあ、家が何軒も建っちゃう……。

(村上)家が何軒も建っちゃうぐらい、もらったんですか? あなたも?(笑)。「ありがとうございます」っつって?

(野田クリスタル)「じゃあ、まあまあ、もらっておきます」って。

(村上)プラス何点、お願いされたんですか?(笑)。

(野田クリスタル)まあ、それぞれだろうけども。1点で家1軒……(笑)。

(村上)プラス1点で家が1軒、建つぐらいの?(笑)。ああ、そうですか。じゃあ、プラス4点とかになったらもう本当に……。

(野田クリスタル)4軒、建つよね。

(村上)すごいっすね。なにがそんなに……なんていうか、田津原理音っていう方は、とんでもない何かの方っていうことですか? なぜ、そんなにまでして優勝させてもらえるんすかね?

(野田クリスタル)もう、あれだね。親だよ、親。たぶん。俺も詳しく聞いてないけど。親が。

(村上)すごい……国系? 国家系?

(野田クリスタル)家をもう、めっちゃ持ってるって。

(村上)家をめっちゃ持っている?

(野田クリスタル)だから、俺らにも渡すっていう。

(村上)ああ、家をひとつずつ配って。それで1点ずつ買ったってこと?

(野田クリスタル)家は、あった方がいいじゃん? 多く。

(村上)いや、たしかに。それにしては、ネタが面白かったですけどね。すごいですよね。一応、別にやらなくていいじゃないですか。努力しなくていいじゃないですか。田津原くんは。

(野田クリスタル)どうしても、勝ちたかったんだって。心配性だから。

(村上)でも、つまらなくても470点、つくわけでしょう?(笑)。

(野田クリスタル)心配性だから。

(村上)そうか。つまらなかったら、家が結構……50軒ぐらい、なくなるか(笑)。ある程度、点は高めておいて。それで1、2点ぐらいみんな、高くしたかったっていうことですか和rわ。頑張りましたね。

(野田クリスタル)いや、大したもんよ。

(村上)すごい、漫劇とかにもたくさん出て。ネタも叩いて。

(野田クリスタル)叩いた上で、家も配るっていう。大したもんですよ。田津原くんは。これこそ、勝ち取ったよね(笑)。

(村上)まあ、冗談はさておきですね。なんなんですか? R-1グランプリっていうのは……どうしたんですか? なんでなんですか? 毎年、毎年……(笑)。いや、言いたくはないよ。こんなことは。あなたも審査員をしているわけですし。なんなんですか?

(野田クリスタル)あれはね、R-1のスタッフさんが朝、まあ験担ぎなのかわからないですけども。地蔵を蹴ってきていますね。

(村上)「なにか問題、起きろ!」っつって?(笑)。

(野田クリスタル)「話題になれ!」っつって。R-1の朝、わざわざお寺とかに行くのかな?地蔵を蹴って、賽銭箱に小便して……(笑)。

(村上)ああ、縁起の悪そうなことを全部してきてくれてるんですね? じゃあ、その願いが叶い、またR-1が話題になったってことですか?

(野田クリスタル)危なかったよ。だから、もう放送上はうまくいったからさ。その時はね。だからもう、終わってから。アフターで行ったかもね。スタッフさん。「ああ、なんも起きてねえ。ヤベえ!」っつって。

(村上)で、地蔵にサッカーボールキックですか?(笑)。そしたら、あの動画が出回ってきたと。

(野田クリスタル)「来た来た来た来たーっ!」って(笑)。

(村上)できれば、そういうのはなくしてほしいですよ。田津原くんのためにも。そういうのは。「R-1グランプリ優勝! 面白かった! すごい戦いだった!」で話題になればいいんですよ。そんな、なんか……。

(野田クリスタル)でも、そういうスタッフもいたんじゃない? やっぱり、なるべく地蔵を蹴っていこうっていう。いや、すごいですよ。やっぱりR-1っていうのは、毎年。何かが起きる。だってね、今回、ちゃんと説明すると、リハーサルで使っていた「田津原理音 470点」っていう風になっている点数が本番中に一瞬、1位のところに映ってしまい。で、その田津原くんが実際の本番でも全く同じ470点で1位を取って優勝するっていう。これはもう……。

(村上)奇跡が起きちゃって。

テストで使った「田津原理音 470点」が出てしまう

(野田クリスタル)たからこれはもうね、「ヤラセ」ってみんな言いますけど。そんなもん、言った方がいいよ(笑)。俺が審査員にかかわってなかったら、言ってるもん。これ、100あるじゃん?(笑)。こんなもん。

(村上)まあ僕らはね、賞レースとか一応、出たことあるから。なんとなく「これはないな」とは思うけど。それを知らなかったら「絶対やっているだろ!」って(笑)。

(野田クリスタル)無理よ。こんなもん、やってるよ。

(村上)そんな、だって何点ぐらいの差があるの? 点数。最下位の子と田津原くんで何点ぐらいあったの?

(野田クリスタル)最終的には結構つくかもしれないけど、個々では6とか8ぐらいで振れ幅があるから。

(村上)要は、その合計点数で言うと……。

(野田クリスタル)まあ最高で開いて40点ぐらいじゃない?

(村上)じゃあ、だいたい40択ぐらいあるっていうことね。点数の奇跡は。だから40分の1がそこで出ちゃうっていう、この奇跡があったってことね。たまたま点数が同じのが出ちゃったっていう。でも、40分の1ならあるからね。それは。

(野田クリスタル)でも、その裏を知っているとさ、僕はR-1は審査員としてリハとか、あまり出ないんですけども。なんか、M-1とか出てさ、その点数の確認をしている場面は見たことがあるから。

(村上)まあまあ、あるね。

(野田クリスタル)たしかに田津原くんあたりをリハで1位にしてそうだなっていうか(笑)。これ、あるあるなんですよね。ダークホースあたりをね。

(村上)それはそうですよね。うん。

(野田クリスタル)なんか、いろんなことが噛み合ったなっていうのが……。

(村上)「きょんじゃないよね」って思う。きょんはリハで1位にはしないよねって思う。

(野田クリスタル)そうなんですよ。これ、優勝候補っぽい人とか、有名な人を……なんかね。なんなんですかね、あれね。どこの大会もしないですよね。

(村上)それ、たとえば見られちゃったら嫌な気するからじゃないですか? 他のそのダークホース系が。

(野田クリスタル)逆に言うと……そうだね。リハでそういうことをしてしまうと、それこそヤラセがよぎるかもしれないっていう。それもあったかも。逆にね。まあ、わかんないけどね。

(村上)結果、これはヤラセなんですか? どっちなんですか、これは。結果。僕はヤラセじゃないと思ってますけども。野田さんはそのR-1に深く関わってるわけですから。言ってください。見解を。

(野田クリスタル)だから、すごいきつい一言になっちゃうけど。しかもR-1側もミスしているから。これは。現にミスはしているわけですから。で、毎年何か起きてるし。俺の優勝した時なんて、5分くらいエンディングが余ったんだから。毎年、なにか起きてるから。

(村上)2回みたいなのもありましたよね。これ、どうなんですか? 結局のところは。

(野田クリスタル)R-1に、あの5人の審査員にヤラセをさせる力は、ない! 物を持ってない!

(村上)ああ、タマがないってことですか?

(野田クリスタル)タマがない(笑)。ムズすぎる。

(村上)ごめんなさい。まあ、言い換えてますけども。「金」ですね? 金がないと。

R-1には審査員にヤラセさせるほどのタマがない

(野田クリスタル)まあ、金なのか権力なのか、わかんないけども。R-1でヤラセをさせるために、じゃあバカリさんになにを渡せばいいの? 帯番組? それじゃ無理よ。帯ごとじゃ動かないですよ? カンテレの社長でも、動かないだろうな。

(村上)カンテレの23時ぐらいの冠番組とか、無理なんですか?

(野田クリスタル)無理だろうな。意味ないことはないけども……それぞれ5人とも、活躍されてるし。僕ですらね、しっかりお金ももらってますしね。

(村上)じゃあ、あなたが任意の方にプラス3点出すには、何をもらったらするんですか? あなたは。

(野田クリスタル)プラス3点?(笑)。俺、しないっすよ? マジで。

(村上)えっ、2兆円でもですか?

(野田クリスタル)いや、2兆円っていうか、しないから。俺、たぶんね、積まれても……どういう状況だったら、するんだろう?

(村上)今後のために一応、教えていただきたい。

(野田クリスタル)俺は、ヤラセを持ちかけられたら、暴露する方が金になると思ってるから。メリットがあると思ってるから。そっちの方が信用度上がって、仕事もありそうじゃん?

(村上)いや、そんなのいらないですよ。だって、2兆円あるんだから。仕事なんぞ……その3点を入れただけでもう、全て何もやらなくてよくなるんですよ?(笑)。

(野田クリスタル)いや、ロマンがないじゃん? 自分がやってきたことも否定されちゃうじゃん? M-1優勝したこともなしになっちゃうじゃん? R-1で優勝したことも。

(村上)1000京円でも無理っすか?

(野田クリスタル)1000京円(笑)。

(村上)1000京円ですよ? もう本当にも、何十代も後まで、あなたのご家族は暮らせますよ? ゲーム作りたい放題。1000京円あったら。

(野田クリスタル)うーん。なんつーんだろうな?

(村上)日本の王様かもしれないです。1000京円持っているやつあh.

(野田クリスタル)俺、別にそこまでなりたくはないんだよな。1000京円とか。

(村上)世界の王だよ。1000京円は。

(野田クリスタル)じゃあ、発想としては1回、そっちで王になってから何かを変えていくかもしれないよな。

(村上)R-1も作れる。

(野田クリスタル)新しく。この世界を1から作り直すかもしれない。1000京円で。

(村上)本当によく知らない若いピン芸人にプラス3点つけるだけで、世界の王になれるんだったら、やります?

(野田クリスタル)いや、だから世界の王って、面倒くせえよ(笑)。他の人が勝手にやってくれよ。

(村上)ヤラセのないお笑いの大会を作ることも可能なんですよ?

(野田クリスタル)それは他の人がやってくれよ。その金を持ってるカンテレがやれよ、お前(笑)。

(村上)ああ、審査員ってやっぱりさすがですね。意志が強いっすね。

(野田クリスタル)めんどくせえんだよ。そんなの。素直に「面白かった」って点数を付けたいだろう? だって。

(村上)そうか。1000京円のせいでおかしくなったのかな? わかりづらかったのかな?

(野田クリスタル)だから今、リアルにその関西テレビというかR-1が持っている持ち物では動かないかもしれない。

(村上)なるほど。厳しいな。じゃあ、まあ地蔵のせいか。

(野田クリスタル)でもさ、なんか他でも1点、ずれがあったんだよね。点数の。誰かが……元々、5人の点数がブワーッと出て。その時に出た点数の合計値と、1点差があった時があったみたいで。

(村上)今年?

(野田クリスタル)今年。でね、あれは完全に俺のせい。完全に俺せいよ。

(村上)何をしたんですか?

(野田クリスタル)直前で1点、変えた。

(村上)えっ、消して、入れ直して?

(野田クリスタル)1点、やり直しして。慌てて「ああ、これやっぱり1点、違う」っつって。それがたぶん、システム的に見逃しなのか……まあ、出しちゃってるのも悪いけどね。

(村上)もう1回、合計点数も出てしまって?

(野田クリスタル)1回、集計した後に油断してて。で、俺の点数の変更を見てなかったのかな?っていう。

(村上)えっ、誰かが足しているんですか? あそこに点数を5人が入れた時点で、もうどこかでコンピュータが足して出してるわけじゃないんですか? 誰か、筆算してるんですか?

(野田クリスタル)これね、見たらわかるんですよ。審査員のパソコンというか、埋め込まれていて。マウスで点数を入れるんですよ。で、その時のパネルの作ったソフトみたいなのがあるんですけどね。あれはもう完全に、1998年ぐらいに作ったソフトで(笑)。あれは、直した方がいいだ。なんだったら、俺が作った方が早い。

(村上)Windows 98ってこと?

(野田クリスタル)あれ、98のソフトを使ってる。

(村上)ガリガリガリガリッて?

(野田クリスタル)あれ、マジで俺が作った方がいいと思う。俺、作れるもん。だってあれで集計するっていうソフト、作れるから。マジで誰か……あれはちょっと頼んだ方がいいと思う。

(村上)カンテレがもう、そこで止まってるってこと? 技術が。

(野田クリスタル)だから、あそこのパソコンのソフトは何をやってるかっつったら、点数を出して、表示させるっていうので、終わってるんだよ。それを計算するってことはしていない。

(村上)フフフ(笑)。ちょっと待って下さいよ……。

(野田クリスタル)聞いてくれ? そんな金すらないのに、ヤラセなんか、頼めないじゃん? やるべきことがたくさんあるんだから。ヤラセの前に。

(村上)Windows 98とか、逆に高くなってきてるんじゃないですか? 希少で……みたいな(笑)。

(野田クリスタル)昔の本当、98のソフトの……もう画面も灰色の状態よ。濃いめの灰色で、ちょっと浮き出たボタンみたいなやつがあって。「90」と書いてあるのよ。「これはちょっと作り直した方がいいな」とは毎年、思ってる。

ヤラセ以前の古い点数集計システム

(村上)ちょっとその、点々があるようなね画面ですか?

(野田クリスタル)懐かしい、あの画面がいまだに採用されてるんで。あれだけはね、まだ改善の余地あるなとは思ってる。あれさえ直せば、そんなシステムエラーもないし。

(村上)でもCM中は、ソリティアとかで遊べるわけですか? やっぱり。

(野田クリスタル)入ってるんじゃないですかね。

(村上)マインスイーパーとかで(笑)。

(野田クリスタル)めっちゃ重いでしょうけどね。カリカリカリカリ……って。イルカも出てきて。まあ、そういう改善点はあります。でも、逆に言うと本当ね、みんな純粋なスタッフの皆さんで。

(村上)スタッフさんはあれですか? 変わったまんまなんですか? 何か、変わったじゃないですか。一新されなかったですか? 若いスタッフさんに、みたいな。

(野田クリスタル)ああ、でもまあ、僕が優勝した時に担当してくれてた方がずっと残ってるんで。引き続きって感じかな?

(村上)責任者とかはいるけども、現場の仕切ったりするのとかは若い人になっていたりするかもしれないと。まあ、だんだんよくはなってそうですけどね。

(野田クリスタル)だんだんね、緊張感はどんどん。ひらがなの「R-1ぐらんぷり」からカタカナの「R-1グランプリ」に変わってからね。今年も凝っていたしね。

(村上)これはだから、この点数のあれさえなければ、全然完璧じゃないですか。

(野田クリスタル)R-1自体もやっぱり面白くなってるよね。今年も面白かったですけども。ただちょっとね、最後の最後に……やっぱり地蔵だけは蹴らないでほしい。来年なんとか蹴らずに過ごせたら、うまくいくと思う。

(村上)本当、プラスの方でね話題を呼ぶという。地蔵に手を合わす方でお願いしたいなということでございます。

(野田クリスタル)はい。

<書き起こしおわり>

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