安住紳一郎 国道122号線=ワンツーツーを語る

安住紳一郎 国道122号線=ワンツーツーを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2022年9月4日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で国道122号線のことを「ワンツーツー」という風に呼ぶことについて話していました。

(安住紳一郎)続いて、女性の方からいただきました。ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(安住紳一郎)「結婚を機にそれまで暮らしていた地方から埼玉県へ住むことになった私は、結婚当初のある日、いつもは公共交通機関を利用する中、主人と珍しくタクシーに乗車しました。主人がタクシーの運転手の方に行き先を伝えた後、『ワンツーツーでお願いします』と言い、運転手の方も『ワンツーツーですね』とおっしゃって。私は『ワンツーツー? えっ、どういうこと?』と、目の前のまるで暗号のようなやりとりに、全身に衝撃が走りました。この時、国道122号を通称ワンツーツーと呼ぶことを初めて知ったのです。

ワンツーツーを聞いてじっくり考えた後、『そうか。首都圏の都市部は国道を英語で言うんだな』と思い込み、『国道1号線をワン。国道4号線ならフォーと呼ぶんだな。よし!』と次にタクシーに乗った時は来る日に向け、元々このあたりで生まれ育った人と思われたい一心で事前予習をすることにしました。しばらくタクシーに乗る機会がなかったため、私のひらめきは単なる誤った勘違いだと気づき、さらなる恥をかかずに済んだものでした」。

(中澤有美子)ああ、そうか(笑)。

(安住紳一郎)ねえ。たしかにね、122号。

(中澤有美子)だけは言うんだ。

(安住紳一郎)そうね。私もね、王子に住んでた時はほとんど……西巣鴨、北本通り。ワンツーツーってね。傍から聞くとちょっとね、水前寺清子さんみたいな感じになるよね?

(中澤有美子)かっこいいですね!

水前寺清子さん的なノリ

(安住紳一郎)「じゃあ、元気だして行きましょう。ワン、ツー! ワン、ツー! 西巣鴨から、ワンツーツーッ!」「了解しました。ワンツーツーッ!」ってなったら「おおっ!」ってなるからね。

(中澤有美子)フフフ(笑)。いい!

(安住紳一郎)あれ、なんでなんだろう? 122号のことは本当ワンツーツーって言うね。でも246号線のことを「ニーヨンロク」って言うような感じだろうね。

(中澤有美子)「ニーヨンロク」とか「サンゴーナナ」とか。

(安住紳一郎)ああ、357号線を「サンゴーナナ」とも言うの? でも14号線とかは別に「フォーティーン」とか言わないもんね。「じゃあ、フォーティーンで行っちゃう?」なんて言わないもんね。それとか「ワンフォーで」とかも言わないよね?

(中澤有美子)言わないですね。

(安住紳一郎)ですよね。「えっ、第一京浜、行っておく? ワンファイブで!」とか「いやいや、ワンだよ!」なんつって(笑)。「じゃあ、大阪までワンで行こう!」なんて。言わないよね。国道1号線のことをね。ワンツーツーはたしかに、うーん。

(中澤有美子)使ってみたい!

(安住紳一郎)いや、本当になんかね、掛け声をしているみたいで楽しくなってくると思いますよ。「ああ、じゃあ西巣鴨を右ですね。で、王子を通って北本通り、ワンツーツー」っていう。

(中澤有美子)ああ、羨ましい!

(安住紳一郎)そしたら絶対に運転手さんも「はい、ワンツーツー!」って言ってくれるから。かっこいいじゃんね(笑)。

(中澤有美子)いい!(笑)。

運転手さんも「ワンツーツー」と言ってくれるはず

(安住紳一郎)言わなかったとしても、何回も言ってみて? 「あ、北本通りですね。ワンツーツー」「ワンツーツーです」って……やめろって(笑)。もう、譲らない(笑)。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

<書き起こしおわり>

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