町山智浩『プリンセス・ダイアナ』を語る

町山智浩『プリンセス・ダイアナ』を語る たまむすび

町山智浩さんが2022年9月6日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で映画『プリンセス・ダイアナ』を紹介していました。

(町山智浩)今日はですね、先日、8月30日はイギリスの王太子妃だったダイアナさん。プリンセス・ダイアナさんが亡くなってから25年目だったんですよね。で、それに合わせて日本でもいろんな映画が公開されるんですが。で、今日はその中でドキュメンタリー映画で『プリンセス・ダイアナ』という映画をご紹介します。これ、日本では9月30日に劇場公開ですけど。まず、ちょっとおさらいをすると、ダイアナさんは1961年生まれ。だから僕よりひとつ上で。もしご存命だったら61歳ですね。

それで81年に19歳の時にイギリスのチャールズ王太子と結婚して。97年に36歳で亡くなっています。これ、でも現在40代以上の人しかね、ダイアナさんのことを覚えてる人っていないですよね。

(赤江珠緒)ああ、そうか。そうかもしれないですね。

(町山智浩)赤江さんとか、どういう記憶ですか?

(赤江珠緒)私はね、もう小学校の時の担任の先生があのダイアナさんが来日された時の国旗をモチーフにした白地に赤のワンピース。あの感じを真似したいっていうことでお洋服を着てきたり。先生、ダイアナカットにしていたりとか。

(町山智浩)ダイアナカット、ありましたね!

(赤江珠緒)あのブーム、子供心によく覚えてますね。

(町山智浩)はいはい。聖子ちゃんカットとちょっと似てるんですけどね。ダイアナカット、ちょっとこう、ブローするんですよね。みんなやってましたね。このドキュメンタリーの中でもうダイアナさんのおかげで美容院がめちゃくちゃ儲かったっていうのが出てきますよ。「ダイアナカットにしてくれ」って。で、この映画を見るとだいたい100分ぐらいでダイアナさんが何をしたか?っていうことがもうものすごく凝縮されて、整理されてるんで、すごくわかりやすいと思います。

で、ダイアナさんって全世界でものすごい人気だったんですね。普通、歌手とかが人気になってその人の真似をするってのはあるんですけど。逆にダイアナさんの髪型の真似をしたノーランズとか、そういうグループまでいたりしたぐらいで。ポップカルチャー的にもすごい人気だったんですけど。それ以上にもっと大きな意味があるんだということをこの映画は教えてくれるんですけど。この映画ね、一般のドキュメンタリーと違って一切、ナレーションとかはないんですよ。字幕もないんですね。だから、ちょっと知らない人はね、何が映っているのか? この人は誰なのか?っていうのがわからないと思いますんで。そのへんをちょっとね、説明しながら今日はご紹介したいと思います。

(町山智浩)まずダイアナさんは、どうして人気があったか? なんて呼ばれていたか?っていうお話をしますと、彼女は「ピープルズ・プリンセス」と呼ばれてたんですよ。これは「庶民のお姫様」という意味なんですね。で、ダイアナさんは一応両親ともに名門貴族空なんですけど。でも、あんまりお金がなくて。子供の頃は結構いいお屋敷に住んでたみたいなんですけど、その後にそれも手放して。

で、チャールズ皇太子と出会った頃にはウェイトレスとかしてたんですよね。あとね、ベビーシッターとして子供の世話をしたり、保育園の先生をしたりね。で、自動車に乗ってるところも当時、テレビに追っかけられたりしてるんですけど。その乗ってる自動車もねオースチンメトロっていう大衆車なんですよ。昔、日産マーチって車があって。そのぐらいの格の車ですね。はい。1000ccぐらいのね。

あとね、その当時はアパートの家賃を安くするために、4人で一緒に暮らしていて。シェアをしてたんですよ。シェアハウスに住んでた人がプリンセスになったんですよ。これ、すごいことですよ。だから、いわゆるシンデレラなんですよ。だから当時の人たちはものすごくダイアナさんの皇太子との結婚式に非常に熱狂したんですけれども。で、またね、その当時イギリスはすごく景気が悪くなっていて。労働者と右翼団体がものすごく対立するということで町中騒然とする状態だったんですよ。

特にそのイギリスの王家に対しての批判が集中しましてですね。要するに「国民がこんなに貧しいのにどうなっているんだ?」みたいな話になっていたりとかしてね。非常に王室の支持率が下がっていたんですよ。ところが、それがダイアナさんがプリンセスになるってことで一気にも王室の人気がブワーッと上昇して。それまでもうめちゃくちゃ怒っていた労働者とか貧しい人たちも、もう「イギリス万歳!」ってなったんですよ。

(赤江珠緒)うわっ、そんなに回復しちゃったんですか? 王室人気が。

(町山智浩)この熱狂ぶりがこのドキュメンタリーで出てくるんですけど。本当にすごいんですよ。で、喜んでる人はみんな、本当に庶民の人たちですよ。あとね、黒人だったり、インド系だったり、マイノリティの人たちもめちゃくちゃ喜んでるの。そこがね、すごいところなんですよね。だからやっぱり我々と一緒に、同じような生活をしてた人がお姫様になって。ゆくゆくは王妃様、クイーンになるかもしれない。そうすると、イギリスという国も変わるだろうということで、ものすごい熱狂ぶりなんですよ。

それはイギリスだけじゃなくて、かつてのイギリスの一部だったインドとかオーストラリアとかカナダとか。アフリカにもいっぱいあるんですけど。そこも全部そうで。その当時は香港とかもそうでしたね。で、それだけじゃなくて、もちろん日本でもすごい人気だったですよね。本当に人気で写真集とかもめちゃくちゃ売れちゃうんですよ。日本で。ダイアナさんの写真集がバカ売れするっていう、すごい事態だったんですよ。当時。で、みんな髪型の真似をして。

(赤江珠緒)テレビでもよくダイアナさんをお見かけするって感じでしたもんね。

(町山智浩)そう。すごい出てきて大変だったんだけど。ただ、そのものすごい熱狂がまた逆の方向に行っちゃうんですね。で、世界中をお披露目で旅行するんですよ。そうすると、どこに行ってもダイアナさんばっかりなんですよ。旦那さんがね、なんというか、どうでもいい感じで。

(山里亮太)ああ、じゃない方だ。

(町山智浩)そうそう。で、旦那さん、ちょっと孤独そうに見えるんですよ。

(山里亮太)ああ、その表情も撮ってるんですね。ドキュメンタリーだから。

(町山智浩)で、ちっちゃい女の子たちがね、もう本当にお花を持ってダイアナさんに駆け寄るんですよ。バーッと。その時にね、チャールズさんを素通りしてるの(笑)。

(赤江珠緒)まあ、でもそうなりますよね。

(山里亮太)でもチャールズさんの気持ちもわかる(笑)。

(町山智浩)そう。「ヤバい!」って思うんですけども。

(赤江珠緒)でも、単純に華があるのはダイアナさんだし。やっぱり、お花を持っていくとなると、そっちになりますもんね。

(町山智浩)そっちになっちゃうからね。そうなんですよ。ただね、それだけすごいとパパラッチがすごいんですね。

(山里亮太)そのイメージですね。僕らからすると。

(町山智浩)カメラを持った人たちがどこに行ってもものすごい追っかけてきて。で、ダイアナさんが1人で出かけようもんなら、カーチェイスで。もう完全に法律違反してるんですけど。もう街の中をカーチェイスして追っかけるんですよね。あと、お子さんが生まれて。ウィリアム王子が生まれて。学校で運動会をやるシーンがあるんですけども。その運動会にダイアナさんが出るっていうことで、運動会に来る親よりもカメラマンの数が多いというね。もうこれね、他の子供たちもめちゃくちゃやりにくいっていうかね。大変ですよね、これね。

(赤江珠緒)キツいなー。

(町山智浩)キツいんですよ。もう異常な状態なんですけど。どうしてそうなったかっていうと、当時、イギリスでは……僕、その頃イギリスに初めて行ったんですが。86年ぐらいかな? 当時、タブロイド紙っていうまあスポーツ新聞みたいなものがものすごい売れ行きだったんですよ。まだインターネットがない時代なんで。ザ・サンとかね、いろんなのがあったんですけど。だいたい午後2時とか3時ぐらいになると街にいっぱい、その新聞を売るスタンドがあって。そこにトラックからですね、もうその新聞を縛ったやつがボンボン投げられるんですけど。

ひとつの売り場で100とか売れちゃう世界なんですよ。だからもうイギリス全土でものすごい売れるわけですよね。だから、そのすごい写真が撮れれば、大儲けなんですよ。ひと財産、できちゃうんですよ。いい写真が撮れればね。だからもうフリーのカメラマンたちが死にものぐるいでダイアナさんを追いかけるんですけど。まあ、そんなことをやっていると、ろくなことにならないですね。

(赤江珠緒)そうですね。

パパラッチに追いかけられる

(町山智浩)で、ダイアナさんとチャールズさんは歳が結構離れてたんで。で、ダイアナさんはね、結婚した時にまだ19歳なんですよ。で、この人ね、いわゆるその貴族の生活とか、全然したことがなくて。さっき言ったみたいに庶民なんで。貴族っていうと、それこそ社交界に行ってね、ダンスパーティーをやったりとか。そういう社交界的な儀礼とか、そういうものに慣れて育ったかと思うじゃないですか。でもこの人は、そういうそういう人じゃなかったんですよ。で、それがいきなり王室に入れられちゃったもんだから、どんどんどんどん彼女の孤独になっていくんですよね。

で、またチャールズさんっていうのはあんまり感情を表に出さないタイプの人なので。あんまりあたたかくない関係になっていって。で、このドキュメンタリーがすごいのは、ものすごい数の撮られたダイアナさんに関する映像を、もうそれこそ何万時間もあるのを監督たちが全部見て。チェックをしてるんで。で、もう婚約したあたりからずっと、チャールズさんのそばにいつもいる女性が映っているんですよ。それが後で非常に話題になる人妻のカミラさんですね。で、カミラさんとチャールズさんが不倫をしてるっていうことで、後でカミラさんという人は注目されるんですけども。でも、最初の段階からいつも近くにいるんですよ。でも、誰だか知られてないから誰にも騒がれなかったけど、しっかり映ってるんですよ。

(赤江珠緒)ああー。

(町山智浩)これもすごい。たぶん編集してる間に発見したんだと思いますよ。これ、映画を作っている時に。「ああ、いる!」みたいな感じで。で、彼はね、カミラさんが幼なじみだったんで。で、夫婦関係でダイアナさんとうまくいかないことを全部、相談してたりしてて。で、カミラさんの方とどんどん深い仲になっていくという。で、夫婦関係がどんどん悪くなっていく中で、もうほとんど仮面夫婦みたいになっていって。

で、それを描いた映画が前にも『たまむすび』で紹介した『スペンサー』っていう映画なんですね。「スペンサー」というのはダイアナさんの旧姓なんですけども。夫婦仲が冷めてからの話で。毎年、クリスマスには王家全員で一緒に暮らさなきゃならないんですよ。で、女王とかも一緒に3日間、暮らさなきゃなんないんですけど、もう夫婦仲が悪いから、ものすごくつらいんですよ。それはもう王家の方も全部知ってて。

「でも、別にこういうところへ嫁に来たんだから我慢しなさい」みたいな感じなんで。で、そのプレッシャーの中でダイアナさんは拒食症になって、どんどん追い詰められていくという映画が『スペンサー』で。これもう日本で10月14日から公開ですね。はい。これは劇映画です。ダイアナさんがもう離婚とか別居を決心するまでの3日間を描いたドラマです。はい。

町山智浩『スペンサー』を語る
町山智浩さんが2021年12月7日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で映画『スペンサー』について話していました。

(町山智浩)それで、そういうことをやっているとすごい周りが追っかけてるから、情報を漏らすというか、売る奴がいっぱいいるわけですよ。で、どんどん不仲であることがバレていって。最終的に夫婦仲が悪いことは世界中が知ってる状態になりまして。で、別居していくんですけれども。そのつらい中から、実はダイアナさんはここからプリンセスとして、王女として、お姫様としての使命を果たす方向に向かっていくんですよ。

(赤江珠緒)それがすごいですよね。普通はもう、ただただ人間不信になりそうですけどね。

(町山智浩)本当につらくて、味方が誰もいないような中で、彼女はどんどん社会運動に参加していくんですよ。で、ここですごく有名なのはホームレスの人に話しかけて、助けたり。あとはこの頃、エイズが世界中で大問題になっていって。その頃は全く治療法がわからないっていうことで、死者がどんどん増えていくという時で。そんな中、ダイアナさんは病院に行ってエイズで苦しんでる人たちに触って、抱きしめていくんですよ。

(赤江珠緒)ふーん。

(町山智浩)これは「ふーん」っていうことじゃないんですよ。

(赤江珠緒)当時はだって、それは差別もされてましたしね。

(町山智浩)「触っちゃいけない」って言われたんですよ。

(赤江珠緒)「触っちゃいけない」まで?

(町山智浩)覚えてない? 「エイズの人がいたら、その場にあったものは全部捨てろ」っていう世界でしたよ。当時は。もう、どういう風に感染するかとかがわからないから。で、それだけじゃなくて「エイズじゃなくても、その人がゲイだったらエイズがうつるかもしれないから消毒しろ」っていう世界だったんですよ。その頃は。ものすごいひどい世界だったんです。その頃は。で、それこそ触ったらエイズがうつるみたいなことを子供までがやってる世界だったんですよ。その中で、ダイアナさんは病院に行って、エイズ患者の人を抱きしめたんですよ。これは大変な勇気なんですよ。当時としては。

エイズで苦しむ人々を抱きしめる

(町山智浩)で、これは本当に重要なことなんです。というのは、彼女はアメリカに行っても同じことをしたんですよ。当時、アメリカはレーガン政権で、エイズに関して全く対策をしてなかったんですよ。これは前にもお話したんですけれども。レーガン政権はキリスト教の福音派と言われる非常に過激な人たちと密接に繋がっていて。彼らに選挙協力をしてもらっていたんです。これ、何度もお話していると思いますよ。で、キリスト教福音派原理主義の人たちは「エイズというのはゲイの人たちに神がくだした天罰だ」という主張していたんですよ。だから、レーガン政権はエイズの人を救済することを一切しなかったです。そこに、ダイアナさんは行って、エイズ患者の人たちを抱きしめて回ったんですよ。アメリカという国が何もしないのに。

で、その後もアフリカでかつてイギリスが支配をしていた地域で今も内戦が続いてるところに行って。そうすると、内戦で地雷をばらまいてるんで、子供たちがみんな、足がないんですよ。で、わざとちっちゃい爆薬にして、死なないようにして、足がなくなるようにしてあるんですよ。そういうところっていうのは。その方が、ダメージが大きくなるから。で、そこに行って、足がなくなった子供たちと一緒に遊んで、慰めて。で、その頃はイギリス政府も国連も、地雷に関してほとんど何もしてなかったんですよ。だけど、ダイアナさんがそこに行ったから、地雷の撤去とか回収とか、そういったことに世界中が参加するようになったんですよね。

(赤江珠緒)自分が注目されることを逆に利用していくっていう感じになってこられたんだね。

(町山智浩)そうなんですよ。だからね、彼女が行けばマスコミがついてくるから。エイズのところに行っても、エイズ患者の人に会っても、アフリカの地雷地帯に行っても、マスコミが全部ついてきて。それでしかも、全部世界中に報道されるから。自分にはものすごい力があるんだってことを知って。その広告をする力、宣伝をする力というものがあるんだと思って、それをもう本当に素晴らしい形でダイアナさんは利用しようとしたんですよ。

で、それは彼女がすごく王室の孤独や差別を実際に感じて。それで、19歳の頃、何も知らないでお姫様になったんですけど。だんだん学んでいって、勉強していって、それを成果として出していくんですよ。彼女は。ここが素晴らしいんですよね。だから、やらなきゃいけないことっていうのは要するに霊感商法の広告塔になったりするんじゃないんですよね。

だからこの映画はなぜ、ダイアナさんのことを世界中の人を愛したのかってことをちゃんと見せてくんですけど。でも、カメラマンが追っかけてそこから逃げてる時に、恋人と乗ってるベンツでね、パリの高速道路で柱に激突して亡くなってしまうんですけれども。彼女が亡くなった時にね、エリザベス女王は、ダイアナ妃の追悼をしなかったんですよ。これ、覚えていますか?

(赤江珠緒)なんかありましたね。

(町山智浩)なかなか追悼しないで。「今日もしない。明日もしない」っていうことで、カウントダウンされてたんですよ。日本でも。で、これはどうしてかっていうと離婚スキャンダルで王家に恥をかかせたってことでエリザベス女王はものすごく怒っていて。それで、宮殿に半旗も出さないっていう。それで、王室の人だと国民葬をするんですね。王室国民葬っていうのを本来はするんですよ。亡くなった時は。でも、「彼女は王家を出てったんだから、王室国民葬はしない」っていう感じになっていて。

でも、イギリス国民はどんどんそれを求めていくわけですね。で、世界中からも求められていて。で、「もうこれはまずい」と思ったその当時のブレア首相がエリザベス女王を説得するという事態にもなっていくんですよ。で、「エリザベス女王がこのまま王室としてダイアナさんの国民葬に同意しないんだったら、もう王室なんかいらない!」っていう声まで出てくるんですよ。

(赤江珠緒)おお、すごい。

(町山智浩)国民が本当にちゃんとした形での葬儀を求めてね。で、とうとう根負けしてエリザベス王が群衆の前に出てくるシーンっていうのがすごいんですよ。

(赤江珠緒)ああ、それもこの映画に入っている?

(町山智浩)あります。国民は「エリザベス女王が来た。万歳!」じゃなくて「やっと来たわね」みたいな感じなんですよ。そこに集まってきていた人たちの感じが。その緊張感というのは、その前にそういう経緯があったってことがわからないと、見ていてちょっとわからないと思うんですけど。だからこの映画はね、本当に国民に愛されて、世界中に愛された人の葬儀っていうものがいったいどういうものなのか? それを本当に国民が求めて「国葬をしろ!」って言った人の国葬が描かれる映画です。

(赤江珠緒)ちょっと今ね、見るところありますね。これね。

(町山智浩)はい。これが本当に国民に愛されて、求められた人の葬儀なんですよ。

(赤江珠緒)そして、その影響力をこういう形で使った人がいるっていうね。

国民が本当に求めた国葬

(町山智浩)そうなんですよ。なぜ愛されたか? いいことをしたからですね。それで今、エルトン・ジョンの歌が流れていんですが。エルトン・ジョンはゲイだったので。そのエイズの人たちを救うという行動をしたダイアナさんを非常に尊敬していて。このダイアナさんに捧げる歌というのを葬儀で歌ったんですけどもね。はい。

ということで『プリンセス・ダイアナ』は9月30日からTOHOシネマズシャンテ他、全国ロードショーで。『スペンサー ダイアナの決意』というその3日間を描いた映画は10月14日から全国ロードショーです。

(赤江珠緒)ダイアナさんが今でも愛されてるのは、そういうことなんですね。町山さん、ありがとうございました。

(町山智浩)どうもでした。

<書き起こしおわり>

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