町山智浩『スペンサー』を語る

町山智浩『スペンサー』を語る たまむすび

町山智浩さんが2021年12月7日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で映画『スペンサー』について話していました。

(赤江珠緒)今日は町山さん、出張中ということで。ロサンゼルスからのご出演です。もしもし、町山さーん?

(町山智浩)はい。町山です。よろしくお願いします。

(赤江珠緒)町山さん、なんでロサンゼルスにいらっしゃるんですか?

(町山智浩)僕、テレビ番組をやってますんで。『町山智浩のアメリカの今を知るTV』っていうので。それで、ちょっと「ストリンガー」というものの同行取材をしてるんですよ。ストリンガーというのはね、テレビ局の代わりに取材に行って、現場撮影をして。それをテレビ局に売るフリーのビデオジャーナリストたちですね。で、具体的にはね、夜テレビ局っていうのは動いてないですから。彼らが夜に起こった事件を全部カバーするんですよ。

で、交通事故とか……まあ大抵、犯罪は夜に起こりますよね。で、警察の無線を傍受しまして。警察が無線で「○○で事件が起こっている」って言うじゃないですか。「銃撃だ」とか。そこにどこよりも早く駆けつけて、そこでカメラを回して、現場のビデオを撮ってテレビ局に競売にかけるというか。オークションでその映像を売るんですよ。

(赤江珠緒)ほう!

(町山智浩)っていう仕事があって。映画にもなってるんですけど。『ナイトクローラー』っていうタイトルで。で、これはロサンゼルスだけで成立していて、他のところにはないんですね。やっぱりロサンゼルスはね、犯罪がすごい多いですからね。ギャングがいっぱいいてね。そして、広いから。車で逃げるんですよ。犯人がね。すると、カーチェイスになるんですよ。そういうこともあって。あと、銃を持ってる人がすごく多いので。銃撃戦も多いので。で、この商売はね、他は世界中のどこにもないみたいですね。

(赤江珠緒)そうですね。まあ一応ね、夜も放送局って人がスタンバイしていて。何かがあったら誰か行くとはなってますからね。

(山里亮太)たしかに、それ専門のっていうのは聞かないですね。

(赤江珠緒)でも、それよりも早く……いち早くってことか。

(町山智浩)そうそうそう。まあ、テレビ局は基本的に夜中、あんまりアメリカの方では動いてないらしくて。カメラマンとかはその人たちに任せて、買うんですよ。で、その人たちの車にずっと乗ってですね、警察無線を聞きながら「何が起こるかな?」って待ってるっていう変な仕事でした。で、結構「銃撃があった」とか警察無線から聞こえるわけです。すると僕は「えっ? 行かないでいいの?」って言うんですけども。「ただの銃撃だろ? 銃撃なんて日常茶飯事だから。5分に1回、起きるからいちいち行けねえよ」って言われたり。

(赤江珠緒)ええーっ?

(町山智浩)そう。で、誰かが撃たれて亡くなったとか、そういう時に初めて彼らは動くんですよ。あと、交通事故とかもどのくらいのクラッシュかによって行ったり行かなかったりするんですけども。ちょうど僕が行っちゃった時はたぶん車泥棒かなんかがあって。警察のチェイス、追跡が始まったんですね。だからそれはね、すごく同行して。そのカーチェイスに参加できたんですけど。はい。そういうのを今度、僕の番組でやりますんで。でね、その仕事をやってたマークくんという彼に「なんでこんなことをしてるの?」って聞いたら、元々はパパラッチというのをやっていた人なんですよ。

パパラッチはだからセレブ……スターとかがスキャンダルを起こしたりすると、その人の周りにまとわりついて。「彼氏と結婚する」みたいなことがあると、その2人でいるところを撮ったりとか、そういうことをしてそれを週刊誌とかに売るという仕事があって。最初はそれをやってたんですけども。だんだん、そのパパラッチブームがアメリカでなくなっちゃったらしいんですよ。それはね、一番それを買ってくれるのが週刊誌だったんですよね。タブロイド紙とかね。それがね、アメリカでは滅んじゃったんで、買い手がいなくなっちゃったんですよ。で、テレビ局にそういう事故とか銃撃戦を売るという仕事に切り替えたんですけれども。やっぱりね、セレブとかを追跡するっていうこと自体があんまり良くないことなので。

ブリトニー・スピアーズさんとかはそれで追われているうちに、自分の父親から「彼女はおかしい」っていう風に決めつけられてね。それで個人としての権利を全部失うという事態にもなりましたからね。だから彼はね、そのスターの追っかけみたいなことはもうやめようかなってことで、やめたと聞きましたけど。それで今日、紹介する映画はね、結構そういう話なんですよ。『スペンサー』っていうタイトルの映画なんですが。これね、「スペンサー」ってなんだ?って思うわけですけど。それはイギリスの皇太子妃だったダイアナさん、いますね。プリンセス・ダイアナ。彼女の旧姓ですね。だから結婚する前はダイアナ・スペンサーだったんですね。

(赤江珠緒)ああ、そうね。ダイアナさんっていえば、もうパパラッチっていうぐらいね。

パパラッチに追われて亡くなったダイアナ妃

(町山智浩)そうなんですよ。ダイアナさんはね、フランスでパパラッチに車で追われて、チェイスになって、交通事故で亡くなるという。1996年に36歳で亡くなったんですけども。まあ、そういうこともありましたね。で、この映画『スペンサー』はね、ダイアナさんが離婚を決めた時のドラマなんですよ。で、離婚自体は結構後のことなんですけども。その「離婚しよう、別居しよう」ということを決めるに至る葛藤を描いています。で、これは1991年のクリスマスにイギリスの王族の人たちがその1ヶ所に集まって暮らさなきゃなんないんですよ。毎年。

ロイヤルファミリーがそのエリザベス女王の別荘のサンドリンガム・ハウスというところにみんな、集まって。そこで何日間かを、クリスマスから年明けぐらいまでね、一緒に暮らさなきゃならないという伝統がありまして。そこにそのダイアナさんが行かなきゃならない。ただ、その時すごくダイアナさんはつらくて。というのは、その旦那さん。チャールズ皇太子がその頃、まあ有名なんですけれども。昔から付き合ってた女性との婚外の関係が発覚しましたね。カミラさんという方と。で、既に報道されているというという状態で。一緒に暮らしてても、もう完全に仮面夫婦になっているという。その状況で、エリザベス女王と一緒に暮らさなきゃなんないんですよ。だからこれはきついと。

で、その何日間かの物語を描いているのがこの『スペンサー』という映画ですね。で、まずこの別荘に行くところが結構きついんですよ。中に入ると、いきなり体重計があるんですよ。で、体重を測られるんですよ。

(赤江珠緒)なんで?

(町山智浩)「なんで?」と思うんですけど。「このクリスマスの間、いっぱいご馳走を食べて幸せだったら体重が増えるはずだ」っていう。そういう決まりらしいんですよ。

(赤江珠緒)ええっ? そんな短期間で太れと?

(町山智浩)太れと。だから「最低でも3パウンド増やさなきゃいけない」っていう決まりがあるらしいんですよ。

(赤江珠緒)いや、それは体質にもよるし……。

(町山智浩)ねえ。ところがこの時、ダイアナさんはいわゆる拒食症になっているんですよ。これ、結構報道されていたんですけど。食べても吐いちゃうという状態で。だから体重は増えないんですね。そうすると「あなたは幸せじゃない。幸せじゃないのはよくない」っていうことで、もう居場所がなくなっちゃうんですよ。ロイヤルファミリーの間で。そういうね、非常に困ったプレッシャーの中でこのクリスマスの日々が始まるんですけれども。まず、ダイアナさんがネックレスをするんですね。

すごい巨大なパールの、真珠のネックレスなんですけど……それと同じネックレスをカミラさんがしている写真を見たっていうことで。どうも同じものを旦那が両方に贈っていたみたいだと。で、そのネックレスをしなきゃいけないって言われるんですよ。食事をする時にね。すると、もうご飯を食べる気にはならないわけですよ。つらくて。そこで、彼女はだんだん幽霊を見始めるんですよ。その幽霊というのは、アン・ブーリンというお妃の幽霊なんですね。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)で、このアン王女というのは非常に有名な人で、イギリス国王でヘンリー8世という人がいたんですよ。彼は次々と結婚・離婚を繰り返していたことで有名で。それまで、ヘンリー8世まではイギリスは宗教はカトリックだったんで。離婚するために……カトリックは離婚を許していないんで。カトリック教会から離脱して、いわゆる英国教会というプロテスタントに移行したことは有名な話なんですけども。そこまでやって……つまり、ローマ法王に逆らってまで前の奥さんと離婚して、このアン・ブーリンさんと結婚したんですけど。ヘンリー8世は。でも、すぐに飽きちゃったんですね。

(赤江珠緒)うわあ……。

(町山智浩)で、そのアン・ブーリンさんの侍女だった女性に手を付けて。で、彼女の方を好きになっちゃって。ところが、2度もそんな感じで離婚はできないわけで。それでヘンリー8世が考えたのは、「アン・ブーリンを殺せばいいんだ」っていうことなんですよ。

(赤江珠緒)ヘンリー、最低だな……。

(町山智浩)この人、最低なんですよ。で、どうしたかと言うと、このアン・ブーリンさんが他の男と密通している。さらには自分を暗殺して亡き者にしようとしているという濡れ衣を着せて、国家反逆罪ということでその離婚をしたいだけの奥さんを斬首、首を切って殺してるんですね。それがまあ、かわいそうなアンさんの話なんですけども。ただ、このヘンリー8世とアンさんの間に生まれたのがエリザベス1世なんです。エリザベス1世というのは、それまではイギリスっていうのはヨーロッパのワン・オブ・ゼム、いくつかある国のひとつだったんですけど。そのエリザベス1世の時にほとんど全世界を支配するという巨大な大英帝国を築いたんですよ。

(赤江珠緒)そうですよね。

(町山智浩)そのすごく偉大な女王を産んだ人がこのアンさんなんですけども。だから彼女自身はまあ、夫に首を切られて死んでるんですよね。ひどい話なんですけど。その霊をダイアナさんは見るようになるんですよ。要するに、「自分も嫁入りしたけれども、元々愛がない結婚だった。皇太子は他の女が好きだから、私も殺されるんじゃないか?」っていう妄想にとりつかれてくるんですよ。そういうね、一種のホラー映画ですね。

『シャイニング』というホラー映画がありまして、スティーヴン・キングが書いた幽霊屋敷物で。巨大なホテルに冬の間、雪で閉じ込められているそのホテルの番をすることになった夫婦が、だんだん幽霊に取りつかれていくという映画なんですけども。それに非常によく似てますね。この『スペンサー』っていう映画は。一種のホラーみたいになっています。で、このアンさんの霊を見て、「自分もそうなるんじゃないか?」って思ってるうちにですね、だんだん拒食症と過食症の繰り返しでダイアナさんはおかしくなってくるんですけども。

で、このダイアナさんを演じている女優さんがですね、クリステン・スチュワートという女優さんで、この人は若い子にすごく人気がある人なんですけど。どうしてか?って言うと、『トワイライト』っていうシリーズの主役だったんですよ。で、『トワイライト』っていうのはそのクリステン・スチュワート扮する1人の女性と、彼女を愛する吸血鬼と狼男の取り合いという三角関係のドラマだったんですね。で、ハンサムな吸血鬼とハンサムな狼男の両方からモテモテっていう、ラノベのような……まあ、はっきり言ってラノベですね(笑)。

(赤江珠緒)そうですね。そのね、設定は(笑)。

(町山智浩)設定はね。それですごい人気が出て。ただ、彼女自身もすごいスキャンダルと、まあパパラッチに追われて大変だったんですよ。で、そのヴァンパイア役をやっていたロバート・パティンソンっていう俳優さんと付き合ってたんですけども。まあ、別の映画の監督と浮気して別れたとか、結構スキャンダルの女王みたいになっていっちゃったんですよ。このクリステン・スチュワートさんは。だから彼女がこのダイアナを演じてると、すごくダブってくるんですね。見ていると。本人もいろいろ苦労していて。で、バイセクシャルだったりしてね。

クリステン・スチュワート、付き合ってる人が女性になったりとかしたりして。この人、いろいろと面白くて。ほとんどの映画でですね、演技をしてないんですよね。この人ね。だいたい同じなんです。キャラが。なんていうか、非常に……たとえば「一生懸命やらなきゃ!」っていう感じじゃなくて、「えっ? めんどくせえし……」みたいな感じなんですよ。「かったるいし……」みたいな、ちょっと何ていうかヤンキーが入ってる感じがね。

(赤江珠緒)ああ、そういうタイプの人がでも、ダイアナさんの役をやるんですか?

クリステン・スチュワートが演じるダイアナ妃

(町山智浩)そういうタイプの人なんです。だからダイアナさんをやるっていうのは面白いキャスティングなんですよ。すごく。ダイアナさんはほら、どんなにつらくてもしょうがないって……もう、しょうがないですよね。王妃になる人ですからね。それこそクイーンになるねようなところに自分の意志じゃなくて、はめ込まれてしまって。その中で苦しんでたという人の役をこんな「うるせえし」みたいなことを言ってる女優さんがやるっていうのはすごく面白いんですよ。だから時々、クリステン・スチュワートが出てくるんですよ。だから、たとえばこの映画の中でダイアナさん、何回か「ファック」って言うんですよ。

(赤江珠緒)ええっ?

(町山智浩)「それはないよな」って思ってたんですけどね。言ってたのかもしれないけど、「ファック」は言わないんじゃない?っていうね。そこも面白いし。あと、ずっとお付きの人がついてまわるんですね。で、服も自分で選べないんですよ。ものすごい数の服を持ってるんですけど。「この時はこれを着きなさい。これを着なさい」ってドレッサーがいて。着付け係がいて。それで決めていくんで、選べないんですね。で、「私、こんな気持ちじゃないから本当は黒、着たい」みたいな感じなんですけども、「黒なんか絶対ダメです! それは人が死んだ時しか着れません!」とか言われたりするんですけど。ただね、あんまりにもそのお付きの人たちがまとわりつくんでね、クリステン・スチュワート演じるダイアナさんは「ちょっと出てってよ! オナニーするんだから!」って言うんですよ。

(赤江珠緒)ええっ?

(町山智浩)「それは言わねえだろう?」っていうところもあってね、すごく面白いんですけど。でもこれ、日本じゃ作れないよね。

(赤江珠緒)そうですね。だってそのポスターの写真だけ見たら、すごくダイアナさんっぽい感じに……。

(町山智浩)そう。すごく物憂げな雰囲気とかがね。でもね、そのチラチラと出てくるクリステン・スチュワート性がすごく面白いんですよ。「うぜえし」みたいなのが出てきててね、面白いんですけど。ただ、こういう話を日本で作れるかな?って思うんですよね。これ、すごいですよね。だって勝手に想像してるんですよ?

(赤江珠緒)そういうことですよね。

(町山智浩)だって「事実なのかな?」という風に思うところもあるんですけど、彼女が1人きりのシーンがすごく多いんですよ。要するに、孤独だから。周りにいっぱい、たくさんお付きの人とかロイヤルファミリーに囲まれてはいるんですけれども、心がものすごく孤独なわけですよ。で、「1人になってこうしました」っていうところが何ヶ所かあるんですけど、ダイアナさんが1人で何をしたのかなんて、誰も知らないわけですから。だからすげえ想像で膨らませているんですけども。これはね、イギリス独特ですね。

たとえばね、『クイーン』っていう映画があるんですよ。これはダイアナさんが交通事故で亡くなった後に、そのエリザベス女王が1週間ぐらい追悼の意を示さなかったことがあるんですよ。それはね、ダイアナさんがああいう離婚とかでスキャンダルになったので。「彼女が悪いんだ。我慢しなかったから悪いんだ」みたいにエリザベス女王が思っていて。「でも、国民はみんなダイアナさんを愛しているから、女王陛下がちゃんと追悼の意を示してください」っていうことでその頃の英国のブレア首相が説得するっていうドラマだったんです。それが『クイーン』っていう映画だったんですよ。それはでも、その女王が1人でいろいろ考えたりするシーンとかいっぱいあるんですけど、誰も見てないし、知らないわけだから。それ、全部作っているわけですよ。

(赤江珠緒)しかも、今の女王のをね。

(町山智浩)だからそういう点でね、すごくイギリス独特の……「これが許されるんだ。開かれた王室というのは、こういうものなのか」とも思うんですけど。それでも一方でこの間、ダイアナさんの息子さんのヘンリー王子の奥さんが「実はいじめがあった」っていう風にメーガンさんが告白したりね。

(赤江珠緒)王室離脱っていうことがありましたね。

(町山智浩)そう。結局王室離脱するっていうことがあったりしてね。まあ、いろいろ考えさせられる映画で。今、すごく裏でポップな音楽かかってますけど。この映画ではこれがかかるところがもうスカッとするシーンなんですよ。

(赤江珠緒)この曲がかかるシーンがあるんですね。

(町山智浩)この曲、「僕がほしいのは奇跡だ」っていう歌なんですね。で、これは途中で息子さん2人とダイアナさんが「なにがほしい?」「奇跡なの!」っていうところと結びついてくるシーンなんですけども。このシーンは超スカッとするんですが、この曲が流れるところは「まさか、そんなことねえだろう」と思うことをします。ダイアナさんは。「それはねえだろう」って思うんですけど、それは本当にあったことなんです。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)これはぜひ、映画をご覧になってみていただきたいなと思いますけども。ただね、日本もなんか似たようなものじゃないですか。その、まあ芸能関係の人たちがね、皇室の人を追っかけ回してね。ニューヨークまで追っかけ回して。で、旦那が『スター・ウォーズ』の靴を履いていたとかどうとか……『スター・ウォーズ』の靴ぐらい、履くよ! 普通。

(赤江珠緒)そうですよね。本当に。

(町山智浩)『スター・ウォーズ』の靴を履いているやつに悪いやつはいないと思うんですけども(笑)。まあ、これは個人的な意見ですが。はい。ましてや、皇室を離脱したのに追っかけ続けて。それは私人に対する完全な違法行為ですからね。人権の問題ですからね。もう週刊文春はいい加減にしてほしいと思うんですけど。俺、連載しているんですけども。本当に、連載者の1人として抗議しますよ。眞子さん問題とか、もうやめろと思いますが。ということで、いろんなことを考えさせられる映画『スペンサー』は来年公開です。

(赤江珠緒)はい。そうですね。日本では来年、2020年公開予定ということです。町山さん、ありがとうございました。

(町山智浩)どうもでした。

『スペンサー』予告編

<書き起こしおわり>

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