吉田羊さんが2022年9月4日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で田中みな実さんについて、安住紳一郎さんと話していました。
(安住紳一郎)吉田羊さんはジェーン・スーさんのその人生のドラマをやって。トッキーでしたっけ?
(吉田羊)そうなんです。蒲原トキコをやらせていただいて。局の垣根を越えて。TBSラジオさんで、ドラマから派生したラジオ番組をやらせていただきました。『トッキーとヒトトキ』っていう。安住さんね、聞いていただいて。メールくださいましたよね。ありがとうございます。
(安住紳一郎)面白い企画でしたよね。
(吉田羊)面白かったですね。
ドラマ #生きるとか死ぬとか父親とか でオンエア中、蒲原トキコと東七海がパーソナリティを務めるTBXラジオの番組 #トッキーとヒトトキ がついに現実に!今日17時からTBSラジオで。ラジオ持ってない人はradikoアプリで。聴いてね!ゲストはジェーン・スーとのこと。 pic.twitter.com/Nkupg4LlLx
— ジェーン・スー (@janesu112) May 29, 2021
(吉田羊)準備にはものすごい時間かかりましたけど。私は慣れてないもんで。お二人はフリートークがお上手なんですけど、私は台本がないとしゃべれないので。
(安住紳一郎)で、ジェーン・スーさんがゲストっていうことになったんですよね?
(吉田羊)そうです。だから役上の蒲原トキコ、東七海。で、ゲストがジェーン・スーという3人構成だったんですけども。実質、そこに吉田羊と田中みな実っていう5人編成のラジオ番組になって。本人と役がこう、行ったり来たりするという。現実と虚構が交錯した、不思議なラジオでしたね。だから、そのお悩み相談に答える内容はやっぱり私自身の体験も反映された内容だったので。蒲原トキコとして答えているのか、吉田羊として答えているのか、曖昧になっていく感じが非常に面白い番組でした。
(安住紳一郎)そして、東七海アナウンサー役の田中みな実さん。そこもなんかね、もうダブルミーニングっていうか。もうえらいことになっていますもんね。田中さんもね。
(吉田羊)そう。なんか役名を時々、言い間違えたりなんかして。先日、田中みな実さんにお会いして。「今度、この番組に出させていただくんだ」って話をしたら「『安住さんのデスクは相変わらず汚いですか?』って聞いておいてください」って言われました。山積みになっているんですか?
(安住紳一郎)山積みになってます(笑)。
(吉田羊)ややもすると雪崩が起きそうなぐらい山積みになってるって聞きました。
(中澤有美子)アナウンス室の。
「安住さんのデスクは相変わらず汚いですか?」(田中みな実)
(安住紳一郎)そうなんですよ。田中みな実さんね、私の後輩だったんですけど。今はもう、フリーで。女優としてもね、大活躍の毎日ですけど。彼女も、どちらかと言うと誤解されがちで。少し……。
(吉田羊)はっきりと物を言うからね。
(安住紳一郎)ねえ。でも、ものすごく仕事に対してストレートで。
(吉田羊)誠実で。
(安住紳一郎)気持ちも誠実ですし。
(吉田羊)努力家ですし。本当に、襟を正されます。
(安住紳一郎)あとね、ちょっとなんか男っぽいところ……「男っぽいところ」って今の時代、あんまり言っちゃいけないのかもしれないですけど。なんか、そういうところがあって。私が朝の番組を始める時に、やっぱりなんか彼女も思うところがあったみたいで。しっかり、「こういう経緯でたぶん仕事の進め方をされてるんですか?」みたいな。すごい、戦国武将みたいな手紙が届いちゃって。
(吉田羊)(法螺貝の音の真似で)ブオオーッ!って?
(安住紳一郎)ブオオーッ! みたいな感じで。ええ。
(吉田羊)ああ、そうですか。安住さんが見切れちゃった動画、見させていただきましたよ(笑)。
(安住紳一郎)やめてください(笑)。
(吉田羊)天気予報の。「おやーっ? あっ!」みたいな(笑)。
(安住紳一郎)そして、私がよく仕事で使ってるボールペンがあるんですよね。そのボールペンを使ってるっていうのを彼女、知っていて。「このボールペンがなくなるぐらい作業した時に、次の石段が見える」みたいな感じでボールペンセットが送られてきて。なんか後輩と先輩が逆転したみたいな(笑)。「それって先輩がやることじゃないの?」みたいな(笑)。「このボールペンを使い切る頃には自分の次の仕事が見えてくるんじゃない?」なんていう感じで。「えっ、後輩だよね?」みたいな感じで。「ありがとう!」っていう感じで(笑)。
(吉田羊)「ありがとうございます!」って(笑)。
(安住紳一郎)「ありがとうございます。これ、使い切るぐらい、頑張ります」っていう感じで。
(中澤有美子)「がんばれよ」って(笑)。
(吉田羊)かっこいいですよねー(笑)。
田中みな実からのボールペンプレゼント
(安住紳一郎)「次のところでも、頑張れよ!」「はいっ!」なんて。「ああっ、後輩じゃん!」なんて思って(笑)。
(吉田羊)でも本当に心遣いが細やかな方ですよね。
(安住紳一郎)そういうところ、ありますよね。
(吉田羊)去年、『ジュリアス・シーザー』っていうお芝居をやらせていただいた時に、「見に行けなくてごめんなさい」って言ってプレゼントをくださって。それがクリスマスのツリーにかけるオーナメントで。それがジュリアス・シーザーの彫像をかたどったものを送ってくださって。「いったいどこでこんなものを見つけるんだろう? こういうところ、キュンとする!」って思って。ねえ。びっくりしました。
<書き起こしおわり>