安住紳一郎 2024年のアメリカ50州覚え歌を語る

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TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』、2024年11月3日放送で4年に1度のアメリカ大統領選挙の際に番組でかならず扱われる「アメリカ50州覚え歌」のトピックが登場。リスナーから届いた「45歳で50州覚え歌を習得するチャレンジをしている」というメールを紹介しながら、安住さんが50州覚え歌トークを始めます。

そもそも「日米関係はもう新しい時代に入っている。私達もアメリカを国としてだけでなくて、そろそろ州として認識する時代。アメリカ50州を覚えてみるのはどうだろうか? 政治に任せているだけではなく、自分たちが新しい日米の関係を考え、そして開くんだ」というマインドで4年に1度、覚え歌を紹介しているという安住さん。

2007年にはじめて番組で紹介してから16、7年ほど経過しているという50州覚え歌。最初は安住さんや番組スタッフが六本木のアメリカ大使館に行き、スタッフの方から口伝えで教えてもらったところがスタートでした。

日曜天国・アメリカ50州覚え歌 はじめて登場した回

そこから月日が経ち、TBSに入社したアナウンサーをはじめ数多くの方から「私もアメリカ50州覚え歌、歌えます」などと告白されることも増えてきたと話す安住さん。アメリカ50州だけにとどまらず、フィリピンの州覚え歌やトルコの県覚え歌などオリジナル覚え歌を送られてくる方も出るなど、回を追うごとに盛り上がっているようにも感じられます。

「毎回、言ってますけれども。世界情勢ってのは変わっていきます。中国の脅威とかね、日本のGDPが下がったとか、いろいろありますけれども。最終的にはイージス艦の数とかではなくて、こういうなにか、国民の一部の気持ち悪さみたいなものが一番、相手を牽制する時もあるぞということですよね」と、おそらくみうらじゅんさん流の「得体の知れないやつらが一番怖い」理論に基づき、アメリカ50州覚え歌を一種の抑止力的に広めていると安住さんは語り、2024年の今回も実際に覚え歌を歌いながら、歌詞の意味や歌い方のポイントの解説をスタートしていきます。

安住紳一郎 アメリカ50州覚え歌 2024年版解説

今回で4回目ぐらいになるという安住氏の歌詞解説はまるでベテランの予備校講師のように淀みなく進みます。そして「カンザス、ケンタッキー、ルイジアナ、メェーーーン♪」というパートで今回もクセたっぷりにメイン州を歌い上げる安住氏。例年よりもずっと長めに歌う理由を「ひとつの歌を大事に歌ってきたつもりだけど、やっぱり長年歌っているとクセが出ちゃうよね。やっぱりデビュー当時のレコード通りには歌えない。そんな気持ちにも最近、なりつつある」とヒット曲を長年、歌い上げてきた歌手のような境地にたどり着きつつあるようです。

そんなこんなで歌い方解説が終了し、安住さんが通しで50州覚え歌を歌うパートに。「昨日、どれぐらい覚えてるかなと思って歌ってみたらすごく暗記をしてるんですよね。もう完全に、自分の歌になってました。ただ、先ほども言ったように長年このヒット曲を歌ってきたので少しクセが出てきて。『こういうのもできるんだぞ』みたいな感じになっちゃったのかな? ルイ・アームストロング……『この素晴らしき世界(What a Wonderful World)』みたいな感じに仕上がっちゃったんです」と話しながら、50州覚え歌を歌い始めます。

2024年版アメリカ50州覚え歌(ルイ・アームストロング風)

最終的に「日本国万歳ざんす!」という言葉とともに2024年の50州覚え歌を歌い終えた安住氏。パートナーの中澤有美子さんも「渋みと力強さが加わって、唯一無二も味わいです」とコメントをしていました。

「最近ちょっと体調あんまり良くなかったんで、こんなに喉を酷使して。仕事に差しつかえやしまいか? みたいな気持ちも薄々、頭の片隅に抱きつつもちょっと元気よく、歌ってみました。やっぱり4年前とは世界の情勢がずいぶん変わりました。そして私達、ラジオの取り巻く環境もね、大きく変わりました。当然ね、歌も変わるっていうことでね。歌は世につれ、世は歌につれということです」と話してトークを終えた安住さん。年々進化し続けるアメリカ50州覚え歌、4年後はどんな風になっているのか? そしてその時、私達自身もどうなっているのか? 今から興味津々です(笑)。

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