オードリー若林 テレビで「妻の尻に敷かれている」と話す人を語る

オードリー若林 テレビで「妻の尻に敷かれている」と話す人を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2022年7月2日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で結婚して気づいたことについてトーク。「妻の尻に敷かれている」とテレビで発言する人は実は亭主関白なのではないか? と話していました。

(若林正恭)なんか結婚してから気づくんだけどさ。「奥さんに尻に敷かれてる」みたいな話をテレビする人、いるじゃん? でさ、なんかテレビで奥さんの話をする時さ、なんていうんだろう? 「この話、大丈夫かな?」って思いながらしたりするんだよ、俺。

(春日俊彰)ああ、わかるわかる。

(若林正恭)わかるでしょう?

(春日俊彰)うん。わかる。

「この話、大丈夫かな?」と思いながら話している

(若林正恭)なんだろう? 奥さん側からの反論って、できないじゃない? テレビに出てるのは俺と春日だから。だから「あっちから見たら『いやいやいや……』っていう話だったりしないかな?」とか。

(春日俊彰)わかる。あと向こうの、クミさんのイメージがそれでついちゃうっていうね。何回か、言われたこともあるな。

(若林正恭)ああ、ある?

(春日俊彰)「あれ、そういう話し方をされると……」みたいな。話し方がうまくないっていうのもあるんだけど(笑)。

(若林正恭)ああ、春日さんがね、しゃべって(笑)。

(春日俊彰)そういう風なイメージになっちゃうから。だから「強すぎるおかみさん」みたいなのもちょっと、やっぱりやりづらいっていう。だからそんなに別にね、「私も尻に敷かれて、頭が上がらないっすよ」みたいな話し方はしないんだけど。その「強い奥さん」っていうのも嫌らしいのよ。

(若林正恭)うんうん(笑)。

(春日俊彰)だからなるべく事実をそのまま話してるんだけど。それであっても、ちょっとあれだと……「私、聞いててこういう風に思ったから。それはちょっと嫌だな」みたいな。でも1回1回さ、なんかそのオーディションを受けるわけにもいかないじゃない? 奥さん話を1回、目の前でして。許可をもらって……っていうこともできないじゃない? だから、思う。話をしながら「これ、初出しだけど。オーディションしてないけどこれ、大丈夫かな?」みたいな(笑)。

(若林正恭)だから結構さ、朝の番組とか見てるとさ、お互いの旦那さんとか奥さんとかの話をバンバンしてるじゃん? あんなの、なあ。すごいと思うんだよね。で、俺が結婚して気づいたことなんだけど。「尻に敷かれてる」ってテレビで言う人って、亭主関白だと思うんだよね。

(春日俊彰)ああ、逆に?

(若林正恭)だって、今の春日さんの話みたいに家に帰ったら「あの話し方、ちょっとないのよ」って言われたりするから。だから、「尻に敷かれてる」ってテレビで言うじゃん? それで家に帰ってOKっていうことは……だって、本当に尻に敷かれている人は「あの話し方、やめて」って言われたら、やめると思うのよ。

(春日俊彰)ああ、そうね。二度とその話はできないね(笑)。

(若林正恭)そう。だけどそれがOKっていうことは、家に帰って「あの話し方、やめて」って言われても「いやいや、俺はこういう仕事だから」っていう風に言えないと。そうじゃないと、できないことだなって俺、結婚して気づいちゃったんだよ。

(春日俊彰)ああ、押し通すことができるっていうことは、本当の尻敷かれじゃないっていうことね。

(若林正恭)そう。だから、本当に「尻に敷かれて困っちゃってるんですよ」って話している人。その人と仲のいい人に「あの人、本当は尻に敷かれてないんじゃないですか?」って聞いて回ってるんだよ、最近(笑)。

(春日俊彰)いやいや、何の運動よ?(笑)。運動しなさんな(笑)。

本当に尻に敷かれているのか、確認している

(若林正恭)だって本当に尻に敷かれていたら、そのことをテレビで言った時に「やめて」って言われるじゃん?

(春日俊彰)たしかにね。奥さん的にもやっぱりね、周りの目とかあるだろうからね。

(若林正恭)そうそうそう。それを最近、気づいてさ。「怪しいな」と思って見ているんだよね。「尻に敷かれている」って言っている人を。

(春日俊彰)ドキュメンタリーじゃないっていうことだろうね。

(若林正恭)ショーアップされているよね? まあ、その方がウケるしね。尻に敷かれる方がね。

(春日俊彰)そうだね。うん。たしかにそれが、本当に全部がリアルじゃないのかもね。

<書き起こしおわり>

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