オードリー若林さんが2024年3月9日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で2024年の日本アカデミー賞授賞式での受賞者インタビューを担当したことについてトーク。『PERFECT DAYS』で主演男優賞を受賞した役所広司さんに、劇中で役所さんが掃除している渋谷区のトイレを散歩の途中でよく使っている話をしたことを紹介していました。
(若林正恭)なんだけど。「日本アカデミー賞のスターをみんなは見たい」っていうのをまず、一番大事にしなきゃいけないじゃん? だから、そのスタッフさんの中にはね、「若林さん、行っちゃってくださいよ!」っていう人もいるわけよ。あれだけスタッフがいると、1人、2人は。「若さん、行っちゃってくださいよ!」みたいな。ドームを見に来ちゃっている人たちが。でも俺はその手には乗らないのよ。知ってるから。日本アカデミー賞を酸いも甘いも知ってるから。「酸い」の方はきついですよ。日本アカデミー賞の(笑)。とはいえ、行きたいじゃない? やっぱり、ほら。
で、役所工事さんがさ、主演男優賞を取って。『PERFECT DAYS』っていう渋谷区というか。そこのトイレを清掃する方の役でね。「これぞ映画」っていう映画なんだけどさ。「役所広司さんが取ったら俺、役所さんにインタビューをするんだ」とか思いながら見ていて。でもいい映画だから。「これはあるぞ?」って思っていたら、受賞をされて。「この後、役者さんが来る」ってなって。で、まずはその「受賞の気持ちは?」とかから聞いてくるじゃん。で、その『PERFECT DAYS』っていう映画で役所さんが掃除しているトイレが、俺の散歩コースでめっちゃ使うトイレなのよ。どのトイレも! でさ、代々木八幡とか代々木公園とかのトイレなのよ。要は。俺もそれでね、「ここ、役所さんが掃除したんだ」とか思いながら散歩をしながら用を足したこともあるのよ。
役所広司さんにインタビューで伝える
(若林正恭)だから「これは行けるかな? でも『えっ?』みたいになっちゃっても……でもな、行きたいな」と思って。4問目ぐらいで「あのトイレ、めっちゃ使うんですよ」ぐらいで役所さんの顔がパッと変わって。ちょっと明るくなって。「きれいに使ってくれてる?」って言ってくれて。「おおーっ、セーフ!」って思って(笑)。「それはもう、きれいに使ってますよ!」っつって(笑)。そこから結構、素敵なところが……まあ、いつも歩くコースだけど。「いつも歩くコースも、海外の監督から見ると素敵な場所だったんだなと思いました」とかも言って。「あぶねー!」とか思いながら。でもまあ、行ってよかったな、みたいな。そういうギリギリの感じになるじゃん?
<書き起こしおわり>