安住紳一郎さんが2022年7月3日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で選挙期間中に政治家の人に会いたくないという話をしていました。
(安住紳一郎)それから参議院選挙が来週ですね。ちょうど2週間、選挙運動期間ということになります。テレビ・ラジオは放送法というものがありまして。新聞や週刊誌は構わないんですが、テレビ・ラジオに関しては「選挙運動期間中は、候補者を公平に放送する」ということで。たくさんの候補者がいらっしゃる場合には、なかなか選挙のことに関して、お伝えすることが実質、難しい……まあ、ここを挑戦しないのはマスコミのさぼりだと言われる批判もあるわけですが。なかなか全立候補者を同等に扱うというのが難しいということもありまして。実質、選挙運動期間中、2週間はほとんど選挙の話をしないという現状がありますね。
放送法のしばり
(安住紳一郎)選挙運動期間が始まる前と、投票が締め切られた途端にほぼ、お祭り状態になるんですけれども。その2週間はピタリと全く話がなくなるということで。少し、不思議に思ってる方もいらっしゃるかもしれませんが。来週日曜日が参議院選挙の投票日ということになります。そして全く私の話でどうでもいい話なんですが。選挙が近づいてきたというような雰囲気になりますと、なんとなく政治家や立候補者から話しかけられるような時はちょっと、なんとなく「あんまり関わりたくないな」みたいな気持ちが、ちょっと自分勝手に。
別にね、向こうに取ってはなんのことはないのかもしれないんですけども。なんかちょっと逃げるような習性がありまして。今日も正面玄関で先ほど、すごく威勢のいい、大股でたくさんの連れの人たちを後ろに従えて堂々と歩いている一団があって。「選挙関係だろうな」って一瞬にして勝手に想像するわけですよね。今、思うと、選挙期間中なのでこのあたりにはいないはずなんですけど。なんとなく、瞬間的に「政治家に違いない」と思って。で、なんとなく「あんまり目を合わせたくないな」みたいな感じで横を通り過ぎてしまったんですね。なんとなくやっぱり政治家の方が出す、なんていうんですか? その、堂々とした振る舞いっていうか。
(中澤有美子)うん、ありますよね。圧というか、迫力が。
(安住紳一郎)迫力っていうか、まあやっぱり、うん。人から好かれるっていう感じ、ありますよね。で、ちょっとあえて避けるような感じにしてしまったら、向こうの人から「ああ、安住さんじゃないか。安住さん、安住さん!」なんて言われたんだけども、「あ、違います」みたいな感じでスススーッと。俺のよくないところなんですけど。なんかちょっと、そういう気持ちになってしまったんです。
(中澤有美子)ああ、そうですか。
(安住紳一郎)すいません。ちょっとね。
(中澤有美子)お話をすると、やはりちょっと親しみが出てしまうからこの期間は避けねば……という?
(安住紳一郎)普段から、政治家の方たちと距離を置いているんですよね。これは私たちの同業の人たちはみんな、そうなんですけれども。ちょっとね、居酒屋で一緒になって。ちょっと一杯、ごちそうになっても、それだけで問題になったりするんで。まあ、とにかく距離を置くっていうのが大原則なんですけども。その中でもちょっとやっぱり私、苦手なもんですから。でね、ちょっとね……でも、冷静に考えたら「あれ? 今、選挙運動期間。公示期間中だからここにいるわけないな」と思って。で、冷静にさっきちょっと放送局の来客の状況とかを調べたら、あの元気のいい親しみやすいオーラを出してた人は『サンデーモーニング』に出演していた中畑清さんだったと思って(笑)。
(中澤有美子)ああーっ!(笑)。
『サンデーモーニング』に出演していた中畑清さん
落合氏に「絶好調って言ってくれよ」と強要する中畑清氏www
落合氏「え?」
ナイスコンビ!?
#サンデーモーニング #プロ野球 pic.twitter.com/LBMjOkOeh9— カネナシオペラクン (@KanenashiOpera_) July 3, 2022
(安住紳一郎)申し訳ないことをしたなって思って。ええ。絶好調男だったんだよね。すごく申し訳ないことをした。今度、謝りに行こうと思ってね。
(中澤有美子)そうですか(笑)。
(安住紳一郎)よくないよね。
(中澤有美子)ねえ。「どうされたかな?」と思ったかもしれませんね。「お腹、痛いのかな?」って。
(安住紳一郎)うん。いや、なんかすごくちょっと申し訳ない気持ちになってね。もしかしたら「ああ、安住じゃなかったのかな?」という風に思ってると嬉しいんだけれども……。
(中澤有美子)どうでしょう?(笑)。
(安住紳一郎)どうでしょう。うーん……いや、中畑清さんってすごくね、明るくて。みんなをね幸せにしてくれるような、そんなような感じの人なのに……。中畑さんが「おおっ、安住くんじゃない?」なんて言ってくれたのに、半ば無視をするような感じになってしまって。申し訳ない! そそくさと足を速めて……チラッと見るだけで。「ああ、おはようございます」なんて言って来てしまいました。猛省。ああ、申し訳ない。皆さんもね、こんなこと聞かされて、別にどんな感想を抱いていいのかわからないと思いますし。「ええっ? 何、この話?」っていうことなのかもしれませんけど。
(中澤有美子)まあでも、誰でも多かれ少なかれ、そういうことってありますよね。なんか「ちょっと今、会いたくないな」と思って目を伏せてしまうっていう。
(安住紳一郎)選挙期間中に政治家の人に会いたくないからさ。私。なのよ。よくすいません。ということで来週、参議院選挙投票日という話でした。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! です。
(安住紳一郎)です。
<書き起こしおわり>