高嶋ちさ子さんが2020年4月26日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で自身のYouTubeで配信中のテレワーク演奏動画について話していました。
(安住紳一郎)日曜天国には2011年5月以来、実に9年ぶりということなんですが。高嶋さんはコンサートが年間100本近くやっていらっしゃるので。そもそも日曜日にスケジュールが合わないんですよね。
(高嶋ちさ子)土日がやっぱり稼ぎ時なんです(笑)。
(安住紳一郎)フフフ、今はじゃあ、コンサートは全て順延になっているので。
(高嶋ちさ子)そうなんです。めちゃくちゃヒマで。家で断舎離したり、なんか一生懸命時間を潰しています。つまんないですけども。
(安住紳一郎)あの、YouTubeの動画はすごく精力的に活動をされていて。私も拝見しましたけども、とても面白かったです。
(高嶋ちさ子)ありがとうございます。なんかヒマだからやってみたんですけども、意外にもすごく好評で。なんか私の株が上がっちゃってこっ恥ずかしいんですけども。
(安住紳一郎)いや、なんか高嶋さんがすごく慈善活動家っていうか……。
(高嶋ちさ子)フフフ、そうなんですよね。だからちょっと恥ずかしいから、次は爆笑物にしました(笑)。
(安住紳一郎)いやいや、本当は「悪魔」と呼ばれているヴァイオリニストですけども、本当は心が優しいという……(笑)。
(高嶋ちさ子)いやいやいや……。
(安住紳一郎)さて、高嶋ちさ子さんのプロフィール、改めて紹介します。1968年、東京都のご出身。ヴァイオリンは6歳から始め、1996年にデビュー。たしかな演奏技術と端麗な容姿でクラシック界に新風を巻き起こします。また、バラエティ番組などで活躍する一方、身近なクラシックをテーマに見ても聞いても楽しい12人のヴァイオリニストを結成するなど、新しい演奏スタイルにも挑戦。最近ではYouTubeで公開中の「テレワーク演奏」シリーズが話題となっています。テレワークの演奏はあの編集などはどなたがやっていらっしゃるんですか?
テレワーク演奏動画の制作
(高嶋ちさ子)あれはですね、ピアノをやっている伊賀くんっていうのが音はやってくれていて。あとは編集はスタッフにたのんでいますね。
(安住紳一郎)そうですか。
(高嶋ちさ子)なかなか難しいですよね。
(安住紳一郎)うん。でも皆さんがそれぞれのご自宅を感じさせる中で楽器を持ち寄って、プロの演奏をそこで披露して。それでみんなで音が合わさると本当に見ていると楽しいっていう気持ちになりますね。
(高嶋ちさ子)たしかに。結構クラシックをやっていると、このクオリティーをすごく追求しがちなんですけども。今、だからみんなに言っていることは「クオリティーよりもスピードだ。1回で撮って、それをどんどん流して」っていう風に言っているんですけども。そうじゃないと、クラシックの人って突き詰めちゃうんですよね。やっぱり。
(安住紳一郎)うんうん。「もう一度、やりましょう」とか。
(高嶋ちさ子)そうそうそう。そうすると、時間がかかっちゃうんで。
(安住紳一郎)フフフ、そこはじゃあ、高嶋さんがバリバリと?
(高嶋ちさ子)そうですね。一発OKでっていう。
(安住紳一郎)でも見ると、20人近くの皆さんが合わさって演奏をしていますけども。皆さん、音楽をやっている方々はご自宅で音楽を演奏するスペースをお持ちなんですよね?
(高嶋ちさ子)それはまあみんな、ほとんど9割方を家で練習して、1割外で発表をするという感じなんで。みんな、練習はほとんど家ですよね。
(安住紳一郎)そうですか。なのでちょっとね、「ああ、ご自宅にこういうスペースがあるんだ」とか、そういう目で見ちゃったりして。
(高嶋ちさ子)そうそう! 私もだからみんなを「ああ、この子の家は結構スペースがあっていいな」とか。「この人の家は結構和風だな」とか思って見ていました(笑)。
(安住紳一郎)フフフ、そういうのを見るの、楽しいですよね。
(高嶋ちさ子)楽しいですよね。だけどなんかうち、全然掃除もしないでやったんで。うちの息子が映っている裏がめっちゃくちゃ汚くて。ちょっとひどかったなって思って今、反省しているんですけども。
片付いていない場所が映ってしまう問題
(安住紳一郎)いやいや、もう最近、テレワークの会議とか、みんなで演奏をするとかありますけども。最初はなんか家のいろいろなものが見えると恥ずかしいって思って隠してやっていたんですけども。最近はそれ、出した方が味わい深いですよね。
(高嶋ちさ子)フフフ(笑)。まあ、けどもものには限度がありますよね。本当にね。
(安住紳一郎)ちょっとなんか明らかに見せたくなくて、完全に白い壁の前とかでやられるとなんか、物足りないなっていうか。
(高嶋ちさ子)そうか! そうですかね。よし、じゃあちょっと明らかにきれいにしたっていう感じじゃないところでちょっと撮ってみます(笑)。
(安住紳一郎)フフフ(笑)。
<書き起こしおわり>