竹内まりやさんが2022年6月25日放送のNHK-FM『今日は一日”山下達郎”三昧2022』の中で山下達郎さんのアルバム『SOFTLY』の中から『人力飛行機』を選曲。そのレコーディングの際の模様などについて話していました。
（杉浦友紀）この『人力飛行機』は軽やかなリズムというか。
（竹内まりや）そうですね。ニューオリンズビートで。だからたまにこうやってリズム隊で「せーの！」でレコーディングする時は私も興奮して見に行くんです。打ち込みだと少しずつ、そのマシンで積み上がっていくプロセスは見てても、ねえ。音がすごい決まるまで大変だったりするけど、実際に「せーの！」で出すっていうのは今回はこの『人力』ともう1曲、なんでしたっけ？ リズム隊が……。
（杉浦友紀）もうひとつはあれですかね？ 『Oppression Blues』？
（竹内まりや）そうそう。これ、見に行ったんですけど。やっぱりいいなと思いました。リズム隊で「せーの！」って。アナログ時代を思い出すっていう。
レコーディングを見に行く
（杉浦友紀）そういう時は達郎さんの雰囲気も違うんですか？
（竹内まりや）楽しそうですね。やっぱりミュージシャンから出てくる音によって作られていくので。自分で緻密に機械で重ねていくものと違うハプニングもありますし。その化学反応っていうのがやっぱり楽しみですよね。こういうテイクがまた増えていくといいなって私は思ってるんですけどね。
（杉浦友紀）この『人力飛行機』、兵庫県の方からもリクエストいただいていて。この方がですね、「まりやさんが夫婦対談の時に『たっつぁん』と呼ばれるのが好きです」っていう。
（竹内まりや）はい。これはもう気分で呼んでるんですよ。「達郎」って呼んだり、「たっつぁん」とか。でも家では全然違う呼び名があるんですけど、それは言わない。
（杉浦友紀）おっと（笑）。それは何だろう？ みんなで想像しましょう（笑）。妄想しておきましょう。
（竹内まりや）フフフ（笑）。
＜書き起こしおわり＞