ロバート秋山と佐久間宣行 マジ歌・L.A.コブラを語る

ロバート秋山と佐久間 マジ歌・L.A.コブラを語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

ロバート秋山さんが2022年6月15日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』でマジ歌についてトーク。15年続けているL.A.コブラについて話していました。

(秋山竜次)いやー、ありがたいっすよ。本当に嬉しいっすよ。

(佐久間宣行)そうだね。ずっと知り合ってて。仕事してもう15、6年経つけど。

(秋山竜次)そうですよ。マジ歌がもう約15、6回ぐらい、連チャンで出さしてもらってるからね。

(佐久間宣行)2007年、第5回のマジ歌で『Favorite L.A.』で……。

(秋山竜次)L.A.コブラ(笑)。

(佐久間宣行)L.A.コブラで出てから、15年。

(秋山竜次)僕、まだL.A.コブラでやってるんですね?(笑)。

(佐久間宣行)すごいよね(笑)。

(秋山竜次)普通、変えるじゃないですか。僕、まだL.A.コブラでやっているんですよ?(笑)。

(佐久間宣行)15年間。毎年、秋山とだいたい9月か10月ぐらいに打ち合わせするの。で、秋山が毎回、「そうっすねー。LAでは……」って言い始めるから(笑)。毎回、LAの情報を(笑)。

(秋山竜次)いや、佐久間さんも当たり前のように「そうだね。やっぱりLAだもんね。今回、どういう風にする?」みたいな感じで。LAから入ってきますからね。L.A.コブラというミュージシャンをどう育てるか?

(佐久間宣行)テレ東の会議室でやるか、だいたいルミネの楽屋でね。

(秋山竜次)そうですね。やってますね(笑)。

(佐久間宣行)延々と一緒に考えているんだけども(笑)。

(秋山竜次)あれ、もう10何年、やってるのか。毎年。いや、でもライフワークですよ。本当に。もうマジで毎年……もう早いんですよね。動きがもうね。年々、早くなってきてますよね? あれ、もう夏終わりから動き出してるから。

年々、始動が早くなる

(佐久間宣行)動き出してる。それはもう、みんなが忙しいから。心配だから、早めに打ち合わせだけするんだけど。安産の時と難産の時があるよね。もう難産の時とか、ギリギリまで歌詞を考えているもんね?

(秋山竜次)「いや、もうないよ、ないよ」って言いながらネタを絞り出して。いやー、あれは楽しいっすね。

(佐久間宣行)あれは楽しいよね。あれと、あれのライブはね。とにかくね。

(秋山竜次)いや、もう本当っすね。あのライブで横浜アリーナにも立ちましたし。

(佐久間宣行)さいたまスーパーアリーナとか。

(秋山竜次)武道館も……僕、普通のミュージシャンが経験するところ、ほとんど立ってるんですよ。マジ歌で。それで、岡村さんのあの歌謡祭でも僕、横浜アリーナに立たせてもらっているから。結構な回数、立っているから不思議なもんでもう、横浜アリーナにちょっと慣れてきちゃって(笑)。

(佐久間宣行)ああ、全然緊張しない?(笑)。

(秋山竜次)最初はデカすぎて。「すげえな!」と思ったんですけど、ちゃんともう客の感じとか読めるようになってきちゃいましたよ。ホームみたいな感じになってきちゃいましたよ。

(佐久間宣行)毎回さ、秋山がすごいのはマジ歌とかってタトゥーボケがあるのね。

(秋山竜次)タトゥー(笑)。L.A.コブラのね。

(佐久間宣行)タトゥーボケってさ、もう滑ったら終わりなのよ。だってタトゥーシール、2枚しか貼れないから。だから毎年、2個のボケを当て続けなきゃいけないっていう(笑)。

(秋山竜次)本当っすよ。マジであのタトゥーボケ、めちゃくちゃ難しいんすよ。左腕に2個、右腕にも2個ぐらいの感じで。

(佐久間宣行)それをさ、毎年ずっと考えてるもんね。一緒にね(笑)。

毎年当て続けなければいけないタトゥーボケ

(秋山竜次)考えてますね。サウナもよかったっすね。「なにを彫ったの?」「いや、サウナが流行っているから」っつって。左腕でサウナのやってるやつで。右腕はロウリュをやっているのがあって。

(佐久間宣行)で、下に行くと水風呂に入っていてっていう(笑)。それを大人のおっさん2人でずーっと考えているから(笑)。

(秋山竜次)タトゥーボケはいいっすね!

(中略)

(佐久間宣行)メールが来てます。「佐久間さん、秋山さん、こんばんは。秋山さんに長年お尋ねしたいことがあったので、本日は絶好の機会だと思いこの度メールさせていただきました。私はルノアールでアルバイトをしているのですが、数年前、うちの店舗で秋山さんに『この椅子ってどこに売ってますか?』って聞かれたことがあり、社員を通してお答えした記憶がありますがその後、実際に椅子をご購入されたのでしょうか?」。ルノアールの椅子って、あれでしょう?

(秋山竜次)なんつーんですかね? 爪でかいたら線がうつるやつっていうか。スウェードみたいな。純喫茶っぽいやつ。俺、喫茶店が好きで、ああいう椅子が大好きなんですよ。山手線の椅子みたいな、こういう、線を引くと字が書けちゃうやつ。あのルノアールの椅子を「これ、売ってないですかね?」って聞いた覚えはあるんすよね。

(佐久間宣行)ルノアールで椅子のことを聞くやつなんて、聞いたことねえけど。すげえな(笑)。

(秋山竜次)ルノアール、めちゃくちゃ行くんすよ。もう、ルノアールが好きすぎて。

(佐久間宣行)いや、俺も行く。仕事しやすいよね、ルノアール(笑)。

(秋山竜次)仕事しやすいの、ルノアールは! 結局、ルノアールなんですよね。なんかを考える時は。

(佐久間宣行)わかる。適度にさ、お客さんにも無関心でいてくれるもんね(笑)。

(秋山竜次)そうなんですよ。で、ちょうどいい時にお茶が来るし。あんまり「早く出ていけ」とかいう感じもないし。むちゃくちゃいいんですよね。ルノアールで本当に……『ゴッドタン』のマジ歌の歌詞なんて、ほぼルノアールですよ。考えたのは(笑)。

(佐久間宣行)ああ、そうなんだ(笑)。すげえな。マジ歌はだから、あれだよね。俺、覚えてるの。オークラさんとかと仕事してる時に『はねる』がゴールデンに上がって、ゲームがすごい増えて。「コント、やれないんですよ」ぐらいの話をした時にオークラさんが「秋山、マジ歌どうですか? 最近、ちょっと……」って。その、「溜まってる」ってわけじゃないけど。要は、「そのクリエイティブのやつが出せてないんですよ」って言っていたのがオークラさんだったと思うな。

(秋山竜次)いや、まさにそうですよ。本当に……もう何ですかね? やっぱり僕ん中で、あんまり吉本って出てなかったじゃないですか。

(佐久間宣行)出てなかった。まあまあ、『ゴッドタン』はほら、『やりすぎコージー』があったから。だから、関東芸人が多かったのよ。

(秋山竜次)それで『はねる』にいながら、ちょっと終わるラスト1年ぐらいはあんまり出せてない時に、ちょうど決まったんですよ。その時の俺の「お呼ばれしましたよ?」っていう。『ゴッドタン』ブランド。あそこに映ってる自分をもう、言いたくて仕方なかったですよ。「俺、マジ歌に出ているんだぜ?」っていうのを。「あそこからお声、かかりましたよ?」って言って、歌を作って発表するあの場がすげえ嬉しかったですね。

(佐久間宣行)モチベーション、すごかったもんね。秋山のね。

(秋山竜次)いやもう本当に……「うわっ、気持ちいい! おいおい! こういう歌を歌わせてもらって……」って。

(佐久間宣行)まあ、バナナマンとかね、設楽さんとかが。

(秋山竜次)あの並びで。しかも。あのザ・コメディアンの並びに出さしてもらってね。日村さんもみんなもいる中で。

(佐久間宣行)マジ歌は毎回ね、終わるとさ、パイプ椅子みたいなのに座って見てるんだけど。日村さんが人生で一番楽しいのひとつは自分のやつがウケた後、順番に角ちゃんとか秋山とかのやつを袖で見てる時。それが一番幸せなんだって(笑)。

(秋山竜次)そうそう(笑)。それ、感じます(笑)。

(佐久間宣行)もう日村さん、本当はそこの時点からお酒を飲みたいんだって(笑)。ヒム子が終わった後に(笑)。

(秋山竜次)いつも終わって、あそこの椅子に合流する時も幸せだな! 「終わりました」っつって。「いや、いいよ、みんな。みんな、いいよね!」って(笑)。

(佐久間宣行)順番に日村さんに挨拶に行って。ドンに挨拶に行って(笑)。

(秋山竜次)ドンに挨拶に行って。「今年も終わりました」「ああ、いいよね! 面白かったよ!」って。いやー、去年も終わった後、ねえ。ちょっと、日村さんと。

出番後にドン・日村さんに挨拶

(佐久間宣行)そうそう。コロナだから飲みにとかに行けないから、ほんのちょっとだけ少人数で、控え室でね、缶ビールぐらいで乾杯したんだよね。秋山と日村さんと……。

(秋山竜次)「みんな面白かった!」っつって。

(佐久間宣行)日村さんがとにかく俺に「佐久間さん、順番に何が面白かったか、言っていってくれ」って言われて。それを聞いて日村さんが「そうだよねー。秋山も面白かったよねー!」って。もうご機嫌で(笑)。

(秋山竜次)みんなね、まんべんなく言ってくれるから、気持ちいいんだよな(笑)。

(佐久間宣行)で、順番に言ってくっていう。毎年、そうだよね。

(秋山竜次)毎年、そうですね。あれは本当に何ヶ月かやったやつの発表会なんで。あのマジ歌に関しては、本当に。ちゃんと、だから本当僕、ミュージシャンじゃないですけど。自分の持ち歌としてちゃんと換算してますからね。

(佐久間宣行)そうだよね(笑)。

(秋山竜次)なんかあった時に歌えるようにしてますもん、あれ。あの『琉球の華』なんかもう、本当に歌いたいですもん。また。沖縄で歌いたいっすもん。

(佐久間宣行)国際通りで?

(秋山竜次)国際通りの歌。「国際通りのカズ兄に大声で笑う~♪」って。佐久間さん、1回国際通りからあれ、話が来たんですよ。

(佐久間宣行)ええっ、どういうこと?

(秋山竜次)なんか国際通りであれを流しませんか、みたいな。なんか「国際通りのテーマソングにしませんか?」みたいな話が来たんですよ。

(佐久間宣行)いや、全然俺たちはいいけどね。

(秋山竜次)だからまあ、どこか会社のあれでなんかなったのか、わかんないすけど。「すげえいいな」と思ったんですけどね。

(佐久間宣行)あれ、沖縄の人に「いじってるな」って思われるのかと思ったら、ISSAさん、めちゃくちゃ喜んでたよね?

(秋山竜次)よかったですね。めちゃくちゃですよね。

(佐久間宣行)だからさ、こうやって毎回ゼロイチの大喜利みたいのをずっと9月ぐらいから始めるんだよね?

(秋山竜次)そうです、そうです。あれがもう、楽しみなんですよね。

(佐久間宣行)秋山との打ち合わせで時々、ノイローゼみたいになりそうになるのは、あのルミネの楽屋でね、ずっと秋山が、「こんなん、どうですか?」っつって鼻歌みたいなやつをずっと2時間ぐらい聞かされる時。2人っきりとかで(笑)。

2時間ぐらいずっと鼻歌を聞かされる

(秋山竜次)そうなんです。僕のやり方、あれなんですよ。鼻歌で(笑)。で、佐久間さんもあれですよね? 「わかった。じゃあ1回目の打ち合わせとりあえずこのへんにして。ちょっと秋山、なんとなく……鼻歌でも何でもいいから、1回ちょっとグッて固めてきてよ?」って。

(佐久間宣行)ああ、言う、言う(笑)。それは何でかっていうと、最近はさすがに2、3時間鼻歌を聞かされるのがもうつらくなってきているから(笑)。

(秋山竜次)鼻歌で固めて、そうですね。あの作り方。あれ、うんちのメドレーまで行きましたからね。

(佐久間宣行)ついにね。うんちメドレーも秋山が急にすごい真剣な顔して。「今年、ちょっとうんちのメドレーってどうですか?」っつって。「いや、いいよ」って言ったら次の打ち合わせに7曲ぐらい作ってきたんですよ(笑)。

(秋山竜次)7曲ぐらい、固めてきましたから。いろんな歌はあるけど、そのうんちソングみたいな。その最高峰を作りたいなと思って。うんちのタンゴ、いいんですよ。「予想外うんち♪」っていうのがいいんですよ(笑)。

(佐久間宣行)楽しそうだな(笑)。

(秋山竜次)「おならのつもりがうーんちだー♪ こうなりゃ楽しくギャンブル♪」っつって。最高ですよね(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(秋山竜次)早くやりましょうよ(笑)。

(佐久間宣行)マジ歌の打ち合わせね(笑)。

<書き起こしおわり>

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