佐久間宣行とランジャタイ ダイアン津田との『お笑いの日』コラボコントを語る

佐久間宣行とランジャタイ ダイアン津田との『お笑いの日』コラボコントを語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

ランジャタイのお二人が2022年10月19日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。『お笑いの日』で披露したダイアン津田さんとのコントコントについて話していました。

(佐久間宣行)その『ゴッドタン』のこともあるけど。M-1までの間の話を結構、聞いたじゃん? そのM-1でチャンスをもらって、いろんな番組に出れるようになってから、うまくいったことと、うまくいかなかったことっていうか。まあ、単純に結果だけでウケた、ウケないで言うと?

(国崎和也)ああ、なるほど。ウケたのは……。

(伊藤幸司)でも、この間の津田さんの。

(国崎和也)ああ、そうでした!

(佐久間宣行)すごかったな! あれは最高だったな!

(国崎和也)あれはめちゃくちゃウケました。芸人史上一番、ウケました。僕らの歴史では。で、おそらくですけど。津田さんも津田さん史上一番だと(笑)。

(伊藤幸司)そんなことはないよ(笑)。

(佐久間宣行)津田さん、だって最後まで首ひねりながらやっていて?

(国崎和也)いや、怒ってて。箱に入るまでずっと「何がおもろいねんっ!」って(笑)。

(伊藤幸司)ギリギリまでね(笑)。

(国崎和也)「ほんまなんか、これ? 何がおもろいねん、これのっ!」って(笑)。

(伊藤幸司)ずっと疑ってたよね?

(国崎和也)そう。「俺しか出てへんねん!」って(笑)。「大丈夫なんか、これ?」って。

(佐久間宣行)あれはさ、なんかコラボの話は2、3ヶ月前からあったんでしょう?

(国崎和也)ありました。で、「誰としたいですか?」っていう時に「もちろん津田さんです!」と。

(佐久間宣行)ああ、国崎が名前を出したんだ。

(国崎和也)「ダイアン津田さんとどうしても」って。僕、ダイアンさん大好きなんです。お二人、大好きだったんで。「何か、できないですかね?」っていうので、津田さんにゴイゴイスーをやっていただきますと。だから初めは本当、コントじゃなかったんです。初めはあのコントの途中で出てくる全身全霊ゴイゴイスーっていうやつ。津田さんが「ゴイゴイスーッ!」って言うのをひたすら7分間、やるんだけの……(笑)。

(佐久間宣行)松岡修造とかみたいな、そういうこと?

(国崎和也)そういう感じで「ゴイゴイーッ!」みたいなだけ。僕らがいない状態で7分、やるだけだったんですけども。「さすがにこれは……」っていうので、コントを作って津田さんに見せて、みたいなのが初日でしたね。

(佐久間宣行)顔合わせの。

(国崎和也)初日、もう話にならなくて。全部怒っちゃって。もう蚊が爆発したような声を出すんですよ(笑)。パーン! みたいな声で。「何がおもろいねんっ!」って。

(佐久間宣行)国崎がどう説明するの? 「だから僕らが殴り合って。止まって……」みたいな?

(国崎和也)いや、演じるんですよ。本当に僕が1人2役で。「僕らが殴り合うんで。津田さん、ここの箱に入ってます。で、バーン!って出ます。その時に『ゴイゴイスー!』って言います。音が出ます。『ゴイゴイー、ゴイゴイー♪』」「えっ、ちょっと待って?」みたいな(笑)。「なにがおもろいの、それ?」って(笑)。

(佐久間宣行)津田さんもある程度、待ってくれたんでしょう?

(国崎和也)待ってました。ずーっと待っていて。もう貧乏ゆすりが……もうヒザがね、肩上まで来ていましたよ(笑)。ネタを聞いてる時に(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! で、もう「もーうっ!」って?(笑)。

(国崎和也)「なんや、それーっ! わけわからんねんっ!」って。もう泣き出して(笑)。

(伊藤幸司)泣き怒りしていて。

(国崎和也)泣き怒りでしたよ(笑)。

(伊藤幸司)感情マックスの。

ダイアン津田、泣き怒り

(国崎和也)「ダウンタウンさんの前でやるんやぞ! いい関係値を築いてんねん! お前のせいで台無しやっ!」って(笑)。

(佐久間宣行)まあ、そうだね。津田くんからしたらさ、若手っていうか、自分より下の子に呼ばれて。わけのわからないネタをダウンタウンさんの前でやらされる。もしかしたら芸人人生の終わりの可能性もあると思うよね。

(国崎和也)「終わり」って言ってました。「終わりの始まり」って(笑)。

(伊藤幸司)「俺、終わりや」って(笑)。

(国崎和也)「なにがおもろいねん、これのっ!」って(笑)。ずっと言ってました。

(佐久間宣行)でも、激切れして、物別れで終わったんでしょう? 1回目は。

(国崎和也)でも一発目に合わせた時に、津田さんがもう完璧だったんですよ。

(佐久間宣行)えっ、めちゃくちゃ文句言ってたのに?(笑)。あ、その日に一応、合わせたの?

(国崎和也)その日に合わせて。

(佐久間宣行)切れてる津田さんをなだめ、なだめて。よくやったな?(笑)。

(国崎和也)で、僕らの方がちょっとネタを飛ばしちゃって。その時に津田さんが「おい、今出てこんと、あかんのちゃうん!?」って(笑)。

(伊藤幸司)「今、おかんのところやろ!」って(笑)。

(国崎和也)「今、おかんのところが流れる! それで音楽が鳴る! 俺が踊る! なんでわからへんねんっ!」って(笑)。

(伊藤幸司)すごいですよ。一発で自分のものにして。

(国崎和也)一発でゴイゴイスーを。

(佐久間宣行)それでじゃあ、最初に切れてた津田くんが「わかった、わかった。じゃあやってみるか」っつって。お前らがその拳を止めるわけじゃん? そして「バーン! ゴイゴイスー!」って言った後、歌い出すわけじゃん? もうその時点で、止まってる国崎とか伊藤は「これ、おもしれえな」って思っているんでしょう?(笑)。

(国崎和也)もうずっと笑ってました。

(伊藤幸司)最高でした。

(国崎和也)練習中にケラケラ笑って。

(伊藤幸司)俺らだけ。

(国崎和也)「お前らしか笑ってへんねん!」って(笑)。

(伊藤幸司)スタッフさん、めちゃくちゃいるのに誰も笑ってなくて。

(国崎和也)「誰も口角、上がってへんねん!」って(笑)。

(佐久間宣行)で、ネタ終わりで津田くんがまた切れて?

(国崎和也)ネタが終わって。「絶対にやるか!」って。でも、オファーも全部決まって。「これをやらなあかんのか……」って。か細い声で泣き出して(笑)。

(佐久間・伊藤)フハハハハハハハハッ!

(国崎和也)だから、間も全部やってもらったんですよ。「『すいません……わんこそばの、時間です……』。これを絶対にやってください」って。

(佐久間宣行)そこまで演出したんだ。

「すいません……わんこそばの、時間です……」

(国崎和也)全部やりました。演出して。それで「すいません。わんこそば」「あ、違います。すいません……、わんこそばの、時間です……」「すいません」「あ、すいません……わんこそばの、」「すいません。わんこそばの……なにが違うねん!」って(笑)。

(佐久間宣行)蜷川幸雄だよ(笑)。

(国崎和也)「俺、大阪人やねん! 俺の方が合ってるねん! なんで関西人やあらへんお前に大阪弁を指図されなあかんねん!」って(笑)。

(佐久間宣行)ということは、わんこそばを食べるタイミングも絶妙なタイミングだったじゃん? 『戦メリ』のちょうど一番……。

(国崎和也)あれも音に合わせて顔を上げるみたいな。あれもずっと、津田さんが顔を上げるんですけども。上げた時、もうスタッフさんが誰も笑ってなくて。「誰も笑ってへんやんけ!」って(笑)。

(伊藤幸司)とにかく怒ってた(笑)。

(国崎和也)めちゃめちゃ怒ってました(笑)。

(佐久間宣行)その怒ってるのを1個ずつ、「大丈夫ですから」って?

(国崎和也)「大丈夫です。ウケます。必ずウケますから。津田さん、楽しいです!」「お前は楽しいねん! お前、出てへんねん!」って(笑)。

(佐久間宣行)そう言いながら仕上げていかなきゃいけないから、何回か練習するんでしょう? 何日か。

(国崎和也)何日かありました。でも本当に津田さんやってくれたのは4回ぐらいで。他はずっと怒ってました。怒りの津田さんをなだめる作業でした(笑)。「大丈夫、ウケる、ウケる。津田さん、必ずウケる」みたいな(笑)。合わせるところももう、なかったのよね?

(伊藤幸司)まあ、そうですね。ワンマンショーで。

(国崎和也)全部完璧で、ワンマンショーで。津田さん、最初から完璧でしたから。

(佐久間宣行)当日はもう、津田くんは不安な状態で?

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