星野源『ボー・バーナムの明けても暮れても巣ごもり』を語る

星野源『ボー・バーナムの明けても暮れても巣ごもり』を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2022年6月14日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でNetflix『ボー・バーナムの明けても暮れても巣ごもり』について話していました。

(星野源)あとは僕、ちゃんと言ってないかもしれないすけど。ボー・バーナムの『Inside』っていうNetflixスペシャル。映像作品なんですけど。これもめちゃくちゃ好きでですね。邦題は『ボー・バーナムの明けても暮れても巣ごもり』というタイトルですね。パンデミックの中で、家の中で……まあ、コメディアンなんですけども。

歌ネタをすごくよくやる方で。自作の歌で、音も全部作るみたいな方で。歌を歌いながらジョークを折り混ぜるっていう方なんですけど。この方はですね、家の中でですね、曲を歌い、作り……もうミュージカルですね。なんていうんですかね? ドキュメンタリーミュージカルみたいなもんですかね?

その、パンデミックの中で曲を作り、人を笑わせるということに悩みながら、コメディであるということに悩みながら、「この状況の中で人を笑わせていいのか?」っていうことに悩んで……「悩む」というか、立ち向かい。それを歌にしてジョークにして。僕はもう笑うんですけど、なんていうんですかね? 固まってしまいまして。「すげえものを見ているな!」っていう感覚になりました。自分で編集もして、映像も作って。なんで映像の演出ですかね? その歌ってる時の演出も全部自分でやってるので。

もうなんていうか、日本とは全然また違うとは思いますが。外出自粛期間のあの空気みたいなものが密閉されてるんで。苦しい感じもあるんですけど。それを音楽の力と笑いの力で。あと人間の行き詰まったところでのパワーみたいな。火事場のクソ力というやつですね。なんか、そういうものを非常に感じる作品ですので、ちょっと前なんですけど(笑)。僕の中ではいまだにフレッシュでございますのでぜひ皆さん、チェックしてください。

『ボー・バーナムの明けても暮れても巣ごもり』

<書き起こしおわり>

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