星野源『タモリ倶楽部』アナログオーディオ出張販売を語る

星野源『タモリ倶楽部』アナログオーディオ出張販売を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『タモリ倶楽部』アナログオーディオ出張販売に出演した際の模様について話していました。

(星野源)そして、先日放送されました『タモリ倶楽部』。まだ地方的には、場所的には放送されていないところもあるんですが、放送されちゃったんで普通に話していきたいと思います。16才、東京都の方。「金曜日に放送された『タモリ倶楽部』を見ました。今回はアナログオーディオ出張販売ということで、最近アナログで音楽を聞いてみたくて、レコードプレイヤーを買った私にとってはタイムリーでとてもテンションの上がる放送でした。源さんの私物のレコードも拝見でき、うれしかったです。今回の放送を見て、ますますレコードに興味がわきました。もしこんな私にもおすすめの1枚などあれば、ぜひ教えていただきたいです。よろしくお願いします」。ありがとうございます。

もう1枚。群馬県の方。「先日の『タモリ倶楽部』、見ました。そこで紹介してくれた源さんの私物のアナログ盤、トミー・フラナガン・トリオの『Relaxin’ at Camarillo』」。あ、これはね、曲名ですね。アルバム名としては『Overseas』というアルバムになっていますけども。「……全曲聞きたくて、ネットで探してポチりました。本当に素晴らしいです。買ってよかったです」。ああ、よかったよかった。

そうなんです。『タモリ倶楽部』に出させていただいて、結構昔から、もう年一ぐらいで出させていただいて。前回はね……だから結構すぐに呼んでいただいたんですよ。前回は年末というか、秋頃だっけ? 空耳アワーの年に1回のアワードに出させていただきまして、審査員みたいなことをさせていただきました。で、今回はレコードね。アナログプレイヤーのレアなやつを紹介するというので、ゼンマイ式。手で、電気を使わずに巻いて蓄音機のような形でレコードを再生するという。で、蓄音機というのはSP盤というレコードが出る前に違う素材で作っていた、音が出るレコードみたいなものなんですけども。回転数が全然違くて。めちゃくちゃ早いんですよ。で、収録分数がすごく短いという。そういうところにSP盤というのを、映画とかで見たことあるでしょう? ラッパみたいなスピーカーがついていて、そこから音楽が直で出るという。それのレコードでも再生できるように改良した、工夫したプレイヤーを紹介したりとか。

レコードって針を落として、その振動を増幅させて音にするんですけど。それを針じゃなくて、レーザーで読み取って音にするというプレイヤー……レーザーは結構前から気になっていて。かなり音が良いという話なんですけども。それも実際に生で聞きながら、タモリさんとカンニング竹山さんと3人で聞きながら話すという。「すごいね」なんて言って。あとはレコードのクリーナー。レコードクリーナーっていうのがあって、これはとにかくタモリさんと僕のいちばんの盛り上がりポイントはそのクリーナーだったんですけども。本当にメカメカしくて。「ほしい!」って。かっこいいんですよ。で、本当にきれいになるという。

そういうのを見たんですけども、その中で、「私物のレコードを持ってきてください」ということだったんで、僕の家の中にあるレコードを持ってきて。で、聞かせてもらったり、クリーニングも実はこっそりしてもらったりして。細野さんの『泰安洋行』。当時僕、22才ぐらいの頃に超バイトして買ったやつで(笑)。中古で超高かったんですけども。『泰安洋行』っていうアルバムをクリーニングしてもらったりして。

で、聞きながら、その中で放送でも乗ったのが、さっきも言ってくれたトミー・フラナガン・トリオ。大好きなんですよ。その『Overseas』というアルバムで。そのアルバムをかけて聞くみたいなのがあったんですけども。本当にこのアルバムはすっごい好きで。あ、そうだ。「おすすめ」って言っていたね。じゃあ、ちょっと考えるので、その前に曲を聞いてもらいますかね。その放送ではちょっとしか聞けなかったんで、1曲丸々聞いていただこうかと思います。ドラマーのエルヴィン・ジョーンズという人がいるんですけど。亡くなってしまったんですが、ジャズドラマーで。

もう、すんごい好きで。エルヴィン・ジョーンズのドラムが。で、この曲はブラシ。ドラムって木のスティックで叩くのをよく見たことがある人も多いと思うんだけど、スティック。ケバケバの、スチールの細長いケバケバをドラムとかシンバルにこすって音を出したりとかするブラシというもので叩いているんですけども。ドラマーの中でいちばん好きっていうぐらい、エルヴィン・ジョーンズのドラミングがすごい好きで。途中でドラムソロとかがあるので、ぜひそのブラシさばきをじっくりと聞いていただきたいと思います。これ、めちゃくちゃ音量をデカくして聞くととても気持ちがいいと思うので。ぜひ爆音で聞いてみてください。トミー・フラナガン・トリオ……トミー・フラナガンはピアニストなんですけどもね。トミー・フラナガン・トリオで『Relaxin’ at Camarillo』。

Tommy Flanagan『Relaxin’ at Camarillo』

かっけー! いいでしょう? あのタムを叩く時の「ボイーッ!」って音が大好きなんです。お聞きいただいたのはトミー・フラナガン・トリオで『Relaxin’ at Camarillo』でした。おすすめのアナログ……昔の、放送でもあったけどクリーニング。昔のアナログ、いま、アナログってあんまり出ないから、昔のアナログを中古で買うことが多くなるとは思うんだけど。だいたいまあ、汚かったりとか普通にノイズがいっぱい乗っていたりとか。安いやつは特にね、そういうのがあるんで。新品を買うっていうのは意外といいなというのがあって。で、いま出ているのかわからないんだけど、ちょっと前に出たアルバムでカルヴィン・ハリスの『Funk Wav Bounces Vol.1』っていうアルバムがあって。それのアナログを僕、買ったんですけど、とにかく音がいいんですよ。すっげーいい音なんで、ぜひちょっとチェックしてみてください。

<書き起こしおわり>

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