オードリー若林 くりぃむしちゅー上田を食事に誘いたいけど誘えない話

オードリー若林 くりぃむしちゅー上田を食事に誘いたいけど誘えない話 オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2022年6月4日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でくりぃむしちゅー上田さんとのロケ終わり、食事に誘いたかったという話をしていました。

(若林正恭)ちょうどこの間ね、くりぃむしちゅーの上田さんとロケをさせていただいたんですよ。

(春日俊彰)ああ、また? 前もね、前回もあったって言っていたけどね。

(若林正恭)それでロケをして。その前に吉祥寺のホテルでメイクするんだけど。そこからバスに乗って30分ぐらい離れたところに行ったんですよ。

(春日俊彰)ああ、そういうの、たまにあるね。ホテルが部屋が楽屋みたいなね。

(若林正恭)そうそう。で、ロケ終わって、ホテル帰ってきたんですね。ロケバスで。それで、吉祥寺のホテルのエレベーターを上がっていく時に……夜の7時頃終わったのかな? そしたら「若林……この後、今日これで終わりか?」って上田さんに言われて。で、俺、その時に「ああ、はい。今日、これで終わりなんすよ」って言って。俺が期待したのは「上田さんとご飯、食べに行けたら嬉しいな」って思ってるの。

(春日俊彰)その感じ、するよね。時間もね、メシ時だし。

(若林正恭)ああ、やっぱりそうだよね?

(春日俊彰)その言い方だと。うん。その後に「じゃあ、メシでも行こうか」って。

(若林正恭)そうだよね? でもそれってさ、後輩から言うことじゃないよね?

(春日俊彰)どういうこと? 言うとしたら?

(若林正恭)でも、そうか。俺も「上田さん、これで終わりですか?」聞き返すと、「これで終わり。じゃあ、ご飯行くか」ってなる可能性が高まるのかな? 熱くなるのかな?

(春日俊彰)フフフ(笑)。いや、でもその時点で上田さんの中にあるかどうかじゃない? そのメシに行く・行かないは。もうこっちは何もできないよ。

(若林正恭)だよね? 「この後、何もないんですよ」っていう。その「ない」を嬉しい感じを強めで。

(春日俊彰)「全然いけますよ。メシ行くんだったら、全然行きたいですよ!」っていうのを出すしかない。出すことしかできないんじゃない?

(若林正恭)雰囲気としてでしょう? 言葉じゃなくて。

(春日俊彰)言葉じゃなくて。「なんもないっすよ」って。

(若林正恭)じゃあ俺は、めっちゃ行きたいの。で、上田さんが忙しいのは知ってるから、なかなか……こっちから、後輩から誘うってこともできずに時間が経ってるわけだから。

(春日俊彰)チャンスだね。

(若林正恭)で、「おお、そうか」って言って。「お疲れ様でした」ってなって別々の部屋でメイクを落として着替えるから……ってなったから。「あれ? 今、もしかしたら俺、『上田さんも終わりですか』って聞いて『俺も終わりなんだよ』ってなったらこれ、メシ食うリーチだったのかな? 熱かったのかな?」と思って。それで……そんなことを思いながらメイクを落としてたの。そしたら俺、前回の……『撮れ高』っていう番組なんだけど。前回、上田さんにその日にいただいた出産祝いからガンガンお金を使っていろんなものを買ったりしてたのよ。で、それを母親にめちゃくちゃ怒られたの。

(春日俊彰)まあ、親御さんだったら怒るだろうね。失礼だって。

(若林正恭)「いや、違うのよ、母ちゃん。これは本当に何も決まってないっていう珍しい番組て。その日にもらったものをその日に使うとか……っていうようなものだから」って俺、言ったの。そしたら「いや、それはわかる。わかるけど、そのもらったまんまの封筒。『出産祝い』って書いてあるのを出すことはないじゃない? それは上田さんに失礼よ。だからこれを上田さんにお渡ししなさい」っていうことで、受け取ったものがあるの。で、それを上田さんに渡したの。

それでその後、エレベーターでそれがあって。「お疲れした」ってなって。各々部屋に入ってメイクを落として。「ああ、今、上田さんに『上田さんも終わりですか?』って聞いたらメシを食いに行く感じ、あったんかな?」なんて思いながらメイクを落としてたら「コンコン……」って来て。「若林!」って。そしたらうちの母ちゃんから預かった贈り物の風呂敷をきれいに畳んだ上田さんが立っていて。「これ、お母さんによろしく言っといてくれ。『ありがとうございます』ってお伝え下さい」っつって。

(春日俊彰)ああ、風呂敷が返ってきたんだ。

(若林正恭)「いや、こちらこそすいません。ありがとうございます」って。風呂敷が返ってきたのね。それで、「いや、今のって風呂敷を返す理由、何パーだったのかな? 熱かったのかな?」と思って。

(春日俊彰)なるへそ。

風呂敷チャンス

(若林正恭)「今のところで、『あれ、上田さんも終わりですか?』って……なんか変だよな。風呂敷とか……」っていうのがあって。「うーん……」とか思いながら着替え終わっちゃって。いや、でも方法ないよな? 待つしかないよな? もう。

(春日俊彰)待つしかないか、もうなんか思い切って。そこまでだったら。

(若林正恭)だよな。で、そういうキャラだということをやってこなかったよな? あまりにも。

(春日俊彰)まあまあまあまあ、そうだよね。

(若林正恭)行かないタイプじゃん。たぶん、イメージ的に。でも、行きたいのよ、もう。

(春日俊彰)じゃあなんかもう、行くしかないよね。

(若林正恭)あれ? どうやって誘っているんだっけ? 尾形くんだっけ? あばれる君だっけ? 後輩をメシに誘う時、ある?

(春日俊彰)いや、ないかな?

(若林正恭)あれ、でも誘いたい時、どうしてんの?

(春日俊彰)みんなね。いや、でも人によるんじゃない? ガッと言って……。

(若林正恭)それで俺も向井くんと行きたいなって。ずっと「行きましょうね。コロナが落ち着いたら」なんていうLINEはしてたりしたんだけど。今、朝のラジオ始まったじゃない? だから言いにくいよな。

(春日俊彰)まあ、そうだね。土日……土曜もあれか。

(若林正恭)そうだよな。難しいよな。

(春日俊彰)休日、そうだね。それも、早い時間……まあ、向井くんだったらでもいいんじゃない? 「どう? 行ける日を出して」なんて。

(若林正恭)俺、本当小宮ともメシ食いに行きたいけど、1回も誘えたことないからね。

(春日俊彰)フフフ(笑)。

(若林正恭)松陰寺とかさ。でも、『あちこちオードリー』ってだから結構うまく盛り上がる可能性ってあるよね。俺たちが社交的じゃないから。なんかさ……。

(春日俊彰)本当に知らないからね。

(若林正恭)知ってる事務所の後輩とかだと、悪い癖も知ってるじゃん? なんか「ぶっ飛んでるぶりたいところ、あるな」とか。そういうのを知っていると、うまく絡めないから。吉本じゃないからできてる可能性、あるよな。

(春日俊彰)知りすぎてないっていうのが。

(若林正恭)知りすぎないから。「吉本のNSCで」って聞けるけど。知ってたら嘘になるもんね。なるほどね。それで、その後にまた上田さんが「コンコン……若林」って。もう1回、来たのね。風呂敷の後に。

(春日俊彰)あの、全然関係ないんだけど。上田さんの真似、似てるよね?

(若林正恭)ああ、そう?

(春日俊彰)今週か。水曜の『ヒルナンデス!』で帰ってきたのよ。そしたらメイク室のロビーみたいなところでちょうど上田さんスタジオ入りするんだろうね? すれ違うじゃない? こっちは帰ってくるじゃない? で、こっちは南原さんとか川西くとかと帰ってきたの。で、「ああ、おはようございます」っつったら「ああ、おう、おう」って言って。それで行かれようとしたんだけども、上田さんが南原さんに気づいたの。で、その時、「南原さん、おはようございます」って言っていたのが若林さんとすごい似ていてさ(笑)。1人でなんか、うん。「プッ」って笑いそうになってさ(笑)。「南原さん!」っていうのが(笑)。

(若林正恭)ちょっと待って? 俺は「似てる」って言われて嬉しいんだけど、お前は全然似てねえな(笑)。

(春日俊彰)いや、似てないよ(笑)。

(若林正恭)まあまあ、そうなるよね。

(春日俊彰)「若林さんのあれ、似てるんだな」って思って。ずっと聞いてたよ。なんかスタジオの収録中のんさ上田さんとはちょっと違うじゃん? もうちょっとトーンがさ……。

(若林正恭)そんな俺をさ、ガリベンズ扱いされても困るよ?(笑)。

(春日俊彰)いや、行けるよ。もうガリベンズよ。オードリーのガリベンズ(笑)。

(若林正恭)とにかく上田さんが……2回目よ。風呂敷の後。「若林、これ、忘れてたぞ」っつって。で、おもちゃ屋さんで買った、人間の形しててグミみたいな素材で。投げるとベチャッてくっついて、だんだんと下に行くみたいな。「若林、これ、忘れてたぞ」って上田さんがあの人形を持ってきたのよ(笑)。これは、この人形は……もう上田さん、この人形を本当に返したいからなのかな?って。メシチャンス、熱かったんじゃないかな? とも思って。なんか尊敬しすぎてる人にも言えないじゃん? よう言えないじゃん、もう。誰か、挟まらないと。だから結局それで人形を「ああ、すいません!」っつって。「おう! おつかれ!」って……そうなっちゃったんだよね。

(春日俊彰)なるへそ……。

風呂敷の後の激アツチャンス

(若林正恭)で、しかも「今、俺、奥さんが実家帰ってて独身生活中なんですよ」ってロケ中に言ってるのよ! くぅー……でも、無理だな。俺は、無理だな……。

(春日俊彰)いや、でもそれはもう、行っとくべきだったね。

(若林正恭)自分から行っちゃってもよかった?

(春日俊彰)っていうかまあ、風呂敷までだったら本当にリアルに「ああ、風呂敷を返してくれてるんだ」って。でもなんかね、ベタっと貼り付く人形はもう、上田さんの方から匂わせてるよね? 匂わせ行為じゃない? 「誘ってくれよ」っていう。

(若林正恭)あの、なんか若い時の恋愛でさ、1回「じゃあね」って別れたんだけどさ。別にさ、何の気もないのにまた戻ってさ。「あのさ、この本さ、すごく面白くてさ」って。まだ20ページぐらいしか読んでないのに。「好きだと思うんだよね。よかったら読んでみてよ。いつでもいいからさ」みたいな……(笑)。

(春日俊彰)次に会うきっかけを……みたいな。

(若林正恭)みたいなのでもう1回、振り返って来る感じで。「おお、若林。お前、この人形、忘れてるぞ」って(笑)。

(春日俊彰)その人形なんて絶対に……なんだったら1回で済むからね。風呂敷と人形を一緒に持ってくればいいんだから。だから、そこは若林さんがちょっと恥をかかしちゃったね。上田さんにね。

(若林正恭)アハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)その上田さんの乙女の部分を。ねえ。ちゃんと拾ってあげなかったっていう。

(若林正恭)いや、上田さんは結構、昔もアメフトを見に前の俺の家に来てくださった時からすごい俺が社交性がないことを気にはしてくれてるの。行くタイプじゃないからって。でも、もう変わってるじゃん? 俺も。うわーっ! でも、もう言っちゃってもよかったよね。後輩力だよね、そこは。

(春日俊彰)うん。だからもうダメ元でね。ちょっとね、バカなふりじゃないけども。

(若林正恭)いや、俺は言えないなー。南原さんとかにも本を読んで。「この話はご飯を食べながらしたい」と思っても、「あの話、ご飯を食べながらしたいんです」とは言えなくない?

(春日俊彰)言えない。たぶん、なんか誘わせてもらったら絶対に行ってくれると思うんだよ。関係性がないわけじゃないからね。

(若林正恭)それってさ、結構な先輩でも大丈夫? 失礼じゃないものなのかな?

(春日俊彰)じゃないんじゃない? 逆を考えたら、そうだよ。それこそ松陰寺くんとかがさ、リアルにロケ終わりで「若林さん、この後、メシ……」って言われたら「なんだよ?」とは思わないでしょう?

(若林正恭)思わない。すぐに安島さんに電話して、予約を取れる店を聞く(笑)。

(春日俊彰)アハハハハハハハハッ! その細かい手段は知らないけど(笑)。

(若林正恭)それ、結構な……研ナオコさんとかでもそうなのかな?

(春日俊彰)研ナオコさんとかでも、そうなんじゃない?

(若林正恭)いきなり……研さんがゲストの番組とか、あるとするじゃん? それで「研さん、よかったらこの後、ご飯とかご一緒できませんか?」って聞いたら「なに、この子?」ってならない?

(春日俊彰)いやー……まあ一瞬、なるだろうけどね。関係性的に。研さんはだって、ないからね。あんまり。だから、よっぽど本当に行かない方って、いるじゃん? その、後輩だろうが、先輩だろうが。メシに行かないっていう人じゃなければさ。

(若林正恭)俺、小籔さんともすごいご飯食べたいけど、言えないわ。メイク室で、毎回。

(春日俊彰)ええっ? 小薮さんは行けるでしょう?

(若林正恭)言える?

(春日俊彰)まあ、話したいことがあればね。

(若林正恭)へー。お前、すごいよくないことを言ってるよ? それを言うことで。「話したいことがない」っていう方が浮き彫りになるやつをやってるぞ? 「求めなさい」の角度のところじゃない角度が出ちゃっている(笑)。

(春日俊彰)たしかに(笑)。でも、なにかをいただきたいとか、そういうね……(笑)。

(若林正恭)違うところの角度を出したことにより……(笑)。

(春日俊彰)いや、本当に行きたかったら……。

(若林正恭)俺は小籔さんに聞きたいことがいっぱいあるのよ。

(春日俊彰)嫌だとか、面倒だなっていうことにはならないでしょう?

(若林正恭)いや、でもちょっとロケ中から振っておかなきゃいけないのかもな? でもなんか、ロケ時間が短い番組だから撮れるものがあるっていうコンセプトの番組でもあるから。その後にメシを食いに行くのは……っていうのもあんのかな? とか。

(春日俊彰)ああ、距離が近くなりすぎて。ちょうどいい距離感なんだね。今ね。

(若林正恭)で、メイクを落として。「勇気を出して言えばよかったな」と思いながらの帰りよ。岡ちゃんが車で来てたから。「送りますよ」ってなって。でも、「金曜だしな。明日、ラジオか……」って。これ、もう今言うことじゃないけど。「明日、ラジオか」のこの戦慄。震えるの、もうキツいな。13年やってると。

(春日俊彰)そうだね。

(若林正恭)木金だろ? 震えるやつ。で、13年そうだろ?

(春日俊彰)そうね。木金で震えて土曜日のあの前室で、もう本当にゲボが出そうになる(笑)。

13年続くラジオ前の戦慄

(若林正恭)木金で震えて土曜の土曜の12時15分に「ねえなー!」って。青銅さんに八つ当たりするんだよね。「ねえなー!」って(笑)。

(春日俊彰)私もだから佐藤ミツが部屋に先にいるわけですよ。で、入るなり「はあ……」って言いながら。「はあ……」「どう?」「いや、なしおだね」って。もう、こっからだから(笑)。それが会話のスタート(笑)。

(若林正恭)だからサトミツの「どう?」もなんとか春日の機嫌を良くして。尋問して聞き出すんだよね。

(春日俊彰)そうそう。「あるでしょ?」って聞いてくれるんだけども「いやー、なしお。なしおとめだね」とか言いながら(笑)。

(若林正恭)春日語で。「なし」?

(春日俊彰)「なしおとめ」ね。

(若林正恭)なしおとめっていうのは、トークがないこと?

(春日俊彰)そうだね。

(若林正恭)それは……続けてください(笑)。ご自由にどうぞ(笑)。

(春日俊彰)それで「ふぅー。うーん……」っていうのを1時間ぐらい、やってるね(笑)。

(若林正恭)俺は青銅さんと何年も同じ会話を毎週、してるのが「それはないですよ。で、『なんか今週、薄かったな』っていう週もあっていいんですよ」っていうのを毎週毎週言っていて(笑)。

(春日俊彰)毎週じゃねえかよ(笑)。

(若林正恭)毎週なの!

(春日俊彰)「今週は」じゃないよ(笑)。

(若林正恭)「毎週なんてないですよ」って青銅さんに言われるっていうのを13年、毎週(笑)。

(春日俊彰)青銅さん、思っているよ。「それにしても今週はあるだろう?」ぐらい。

(若林正恭)青銅さんはそれ、思っていない。「ないもんですよ。あと、なくなっていくもんですよ」って。やっぱり感動・緊張は慣れてくるから。

(春日俊彰)はいはい。たしかに刺激はね。

(若林正恭)これ、申請したらギネスになんねえのかな? トークゾーンで13年間……でも、盾ももらいたくもねえな。なんか、思い出して。でも、申請はしてみようか? いるのかな? 海外で毎週トークゾーンを13年以上やった人。なあ? でも、いいけどな。そんなの別に褒められなくても。仕事だし。

(春日俊彰)いや、あるね。

(若林正恭)それで「吉祥寺か。明日、ラジオか」ってなって。「ねえな」と思っていたから、めっちゃ雨降ってたんだけど。「岡ちゃん、ちょっとごめん。今日は吉祥寺をうろちょろして帰るから、いいわ」っつって、そのホテルから吉祥寺の街に出たんですね。

<書き起こしおわり>

オードリー若林 思い出の街・吉祥寺を久しぶりに歩いた話
オードリー若林さんが2022年6月4日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で仕事終わりに学生時代の思い出の街・吉祥寺を散歩した際の模様を紹介。歩きながら思い出したことや考えたことを話していました。
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