ロバート秋山 ロバートの熱狂的追っかけ「メモ少年」を語る

ロバート秋山 ロバートの熱狂的追っかけ「メモ少年」を語る 爆笑問題カーボーイ

ロバート秋山さんが2022年5月10日放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』の中でロバートの熱狂的追っかけ「メモ少年」が名古屋のテレビ局員となり、とうとう一緒に番組を作り、本を出したことを話していました。

(太田光)メールです。「秋山さんと言えば、少年の頃から秋山さんの大ファンでストーカーのようにつきまとい、挙句の果てにはテレビマンになった人がYouTubeでバズってますが……」。

(秋山竜次)そうなんです。500万再生とか行っていて。

(田中裕二)ええっ? 500万再生、行ってるの?

(秋山竜次)半年経たずに、ですかね。

(太田光)「その少年は秋山さんから見てどんな存在ですか?」と。

(秋山竜次)いや、マジでこれ、本当にすごいんすよ。小学校から来てて。

(太田光)いつもいたの? 出待ちとか?

小学校の頃から来ている

(秋山竜次)ずっと、かならずいて。で、1人で来てて。で、大阪の方に住んでるらしくて。それで言っていることを全部、メモ取ってて。「あいつ、なんだ?」みたいな感じになってて。で、大阪に住んでるから来れない時はお父さんが単身赴任で東京にいるから、お父さんがメモをして。

(太田光)お父さんがメモをする?

(秋山竜次)お父さんがメモをして。で、「メモ少年」って名付けて。「あいつ、メモばっかり取ってるじゃねえか」みたいな(笑)。

(太田光)フハハハハハハハハッ!

(秋山竜次)それでそいつがだんだん……大阪に住んでるからなかなか見に来れないんですけど。そいつが高校になった時に僕が学園祭の営業で近くに行った時に、クラスメイトが横断幕を作って。「ようこそ、ロバート 僕たちの町へ」みたいなのをやっていたりとか。だんだんだんだんこっちに近づいてくるというか。で、大学生なったら今度、とうとう学園祭の実行委員になって。「今度、オファーしていいですか?」みたいに言ってきて。実行委員まで上り詰めて。で、自分で実行委員長並の権限を持って。僕ら1人だけ、学園祭に呼んで。先に全部、僕のネタのリハもして。

(太田光)すごいね(笑)。ありがたいっちゃありがたいけど。

(秋山竜次)それで局まで行って。テレビ局員を今、名古屋でやってますけど。

(太田光)やってんの? それ、ロバートっていうよりもお前の単品のファンなの?

(秋山竜次)いや、ロバートですね。その時から……珍しいんですよ。あんな少年で。

(太田光)いや、そうだよね。普通、どっか途中で……。

(秋山竜次)そうなんですよ。そこがすごいと思って。だいたい、もういろんなところに散っていったりとか、興味がなくなったり、他の芸人に行ったり……。でも、俺たちだけしか見てないんですよ。

(太田光)一筋? すごいな。

(秋山竜次)そうなんです。卒業論文もロバートで書いていて。

(太田光)フハハハハハハハハッ!

(秋山竜次)マジなんですよ、これ。

(太田光)お前が演じるキャラクターじゃねえか(笑)。 だからファンもどうかしてるんだよね(笑)。

(秋山竜次)怖いんすよ、マジで(笑)。で、とうとう本まで出して。マジで怖いんす。

(太田光)メモ少年(笑)。さあ、そのメモ少年から実は、こちらでね、番組の方でコンタクトを取りまして。

(秋山竜次)ええっ? ちょっと繋げないでくださいよ! とうとう爆笑問題さんのラジオまで……おい!

(太田光)メールをいただきました。ラジオネーム「メモ少年」。フハハハハハハハハッ!

(秋山竜次)こいつ、どこまで来るんだよ、マジで!

メモ少年からのメール

(太田光)「太田さん、田中さん、こんばんは。名古屋のテレビ局でディレクターをしている篠田と申します」。

(秋山竜次)篠田っていうんですよ。本名、途中まで知らなかったんでね。

(太田光)「私は小学校5年生の頃からロバートさんの追っかけをしており、少年時代、ロバートさんのライブでメモを取っていたら秋山さんから『メモ少年』と名付けてもらいました」。

(秋山竜次)だってその場で笑わないんですもん。後からゆっくり考えて笑うっていう(笑)。

(太田光)何の世界に生きてるんだよ、お前たちは(笑)。

(秋山竜次)俺たち、そういうネタでもないし。

(太田光)「その後、『ロバートと一緒に仕事をしたい』という夢を持ち、15年の時を経て名古屋のテレビ局に就職しました」。

(田中裕二)大したもんだ。

(太田光)ロバートと仕事したいためにテレビ局に就職したんだ。「そして去年、念願叶って、秋山さんと番組を作らせてもらい、夢を叶えることができました」。やってんじゃねえか。

(秋山竜次)やったんですよ。そこまで来て。僕もオファーが来たもんだから、断るわけにもいかなくて。初めて正式ルートで……とうとう。「えっ、オファーが来た!」っていう感じですよ。

(田中裕二)すげえ(笑)。

(太田光)こんな話、あるんだね(笑)。

(秋山竜次)今まで、出待ちで本当にタクシーに乗る数秒……10秒から15秒しかコンタクト取ってなくて。その間にどんどんどんどん……「秋山さん、今度学園祭、来てください。実行委員になりました!」とか「就職、決まりそうです。テレビ局!」みたいな。

(太田光)ちょっと小耳に挟むような感じで。

(秋山竜次)そうですね。僕もだんだん……やっぱり小学校から来てるから、親心じゃないですけど。本当に進路とか心配になってきて。「お前、本当に俺たちと仕事をしたいのか?」「本当です!」って。「吉本にも入りたい」とかも言うけど、もちろん吉本もいいけど、一緒になるとは限らないじゃないすか。いろんな人の部署もあるし。で、「先々、番組とか作れるようになったらいいな」みたいな、一応親心としての発言はしてたんですけど。マジで本当にこの間。

(太田光)名古屋のテレビ局で。「説明が必要であれば、来月ロバートの元ストーカーとして本まで出版することになりました」。

(秋山竜次)そうなんですよ。本を出すんですよ。

(太田光)どういうこと?

(秋山竜次)今までの、ここに費やす時間を全部。ストーカーしてきたことを全て……俺、もう怖くて読めませんでしたよ。

(太田・田中)フハハハハハハハハッ!

実家にやってきたメモ少年

(秋山竜次)だって僕の実家に行って、親父のところでバイトしてんすよ? 北九州のハンバーグ屋で。僕のいろんな情報を仕入れるために(笑)。

(太田光)フハハハハハハハハッ!

(秋山竜次)で、親父も優しいから「おう、泊まれ!」とか言って、泊めてあげて。うちの実家の母ちゃんの庭の中に入っていって。何年か前に電話がかかってきて。「あんた、なんか庭に少年が入ってきて。『秋山さんの自宅ですね?』って言うから私、嘘ついて。『知らんわね!』って言って追い返したわ。怖かった」って。

(田中裕二)怖いね。それはたしかにね。

(太田光)「そんな日本一のロバートファン、もしくはロバートの元ストーカーこと私、メモ少年から……」。自分で名乗っちゃうんだね(笑)。「爆笑問題のお二人に、私が好きな秋山さんのエピソードをクイズにしましたので答えてください」という。

(秋山竜次)もういいっすよ、こいつ。ちょっと……。

(田中裕二)ああ、俺らが答えるのね(笑)。

(太田光)そうです(笑)。

(秋山竜次)おい、メモ少年! このラジオに来るな!

(太田光)もうネタなのかなんなのか……(笑)。

<書き起こしおわり>

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